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★あんたとあたし★
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1:
あいか◆VmUTHhsi2o
大阪からなんとなく東京へでてきた…
あんたを忘れたくて…それはできひんかった…
あんたもこの歌舞伎町におったから…
また会う事ができたから…2008-01-28 11:01:00 -
2:
あいか◆VmUTHhsi2o
何もかも忘れたくて18年間、生まれ育った大阪をでて私は歌舞伎町にたどり着いた…
別にこれといってやりたい事もなく、なんとなく大阪でもやってたヘルスをまたこの街でもやりはじめた。
今となったら金銭感覚だいぶ狂ってしまって生活レベル下げたくなかったんかもしれへん…2008-01-28 11:07:00 -
3:
あいか◆VmUTHhsi2o
なのにおかしいなぁ…嫌いな大阪やのに大阪弁はまったく抜けへん…
まぁそれがよかったんかどうか解らへんけど、それが受けてそれなりにお客さんもついた。
今となったら胸はっていえる。この頃は大阪は大嫌いやったけど、今は私は大阪が大好き!2008-01-28 11:16:00 -
4:
あいか◆VmUTHhsi2o
いつものように店に出勤して待機してると、仲のいい女の子(菜々)がいつもの様にホストの話をしてくる。「私の彼氏の店昨日行ったんだけどね」(ああ…またいつもの…こいつ絶対騙されてるわ…)と思いながらも適当に菜々の話を聞いていた。
「あいかチャンも一緒に行こうよ」「いいよ興味ないし」「楽しいよ!ねっ!騙されたと思ってた」
菜々の強引さに負けて仕事が終わるとホストクラブに行くことになった…これが運命の分かれ道だった…2008-01-28 11:29:00 -
5:
あいか◆VmUTHhsi2o
仕事が終わり菜々が電話をかけてる。「もしもし?今終わったよ。うん…今からいくよ!今日友達つれていく!後で」
私と菜々は店をでてホストクラブに向かった。しばらくしてついたのはホストに興味がない私でもわかる有名店…扉を開けると黒服が席に案内してくれた。そわそわして辺りをみていると一人の男が席についた。
自称菜々の彼氏のこの店の売上ナンバーワンの七瀬だ。2008-01-28 12:40:00 -
6:
あいか◆VmUTHhsi2o
「菜々の友達?かわいいじゃん!はじめまして」「どうも…」私は未だに男の標準語が受け付けなかった…七瀬の顔に似合わないマシンガントークに少しずつ打ち解けてきた時に「うちの店にも、あいかチャンと同じ関西弁の奴がいるんだ…ちょっと晴哉呼んできて」と黒服に伝えた…晴哉…まさか…ホストの源氏名やし、あいつはミナミにいてるはず…
すぐに晴哉と名乗る男の子が私の席についた。
やっぱり私の予感は的中した。幼なじみであり私の大好きな人…晴哉だった。2008-01-28 20:59:00 -
7:
あいか◆VmUTHhsi2o
言うまでもなく二人の空間は止まってしまった。「あいか…お前なんでいきなり…」「…あんたこそ…ミナミにおるんちゃうん」「どうしたの?二人は知り合いな訳?」
会いたくなかった…私は晴哉を忘れたくて生まれ育った大阪から逃げてきたんやで…
「菜々チャンごめんなさい…帰る」私はお札を何枚か机の上に置いて逃げるように店を後にした。2008-01-28 21:06:00 -
8:
あいか◆VmUTHhsi2o
晴哉はすぐに私の後を追ってきたがすぐにタクシーを拾って私は家に帰った。家に帰っても心臓のドキドキはとまらない…あいつなんでひとりで東京でてきたん?
あの子は今一緒じゃないん?その日はずっと晴哉の事ばかり考えていた。次の日いつものように出勤すると菜々がいて一応謝罪した。菜々はあっさり「気にしないでね!それよりあの晴哉君と何かあったの?」と心配してくれたから私は菜々に洗いざらい全てを話した。2008-01-30 04:30:00 -
9:
あいか◆VmUTHhsi2o
すると菜々はため息をついてタバコに火をつけだした。「だからね…あの後私にしつこいくらい私の店を聞いたり、あいかチャンの住んでる所聞かれたの!もちろん答えてないからね!七瀬もしゃべってないといいけど」と言い携帯を触りだした。恐らくあの七瀬ってホストに口止めメールでもしてくれたにちがいない…
2008-01-30 04:34:00 -
10:
あいか◆VmUTHhsi2o
しばらく菜々としゃべっていて私は指名が入ったのでお客さんの待つホテルに向かった。そこには晴哉がいた。「なんで…」「なんでちがうやん!お前今まで探しててんぞ!」「ごめ…てかあんたまでなんでこの街に…」
あの子の事は聞けなかった…いや聞きたくなかった…でもな、晴哉…私に優しくせんといて…私何の為に大阪からでてきたんかわからへんようになる…2008-02-09 08:34:00