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すべての2世タレントに届くか 「金八先生」武田鉄矢の金言(日刊ゲンダイDIGITAL)
政界と同様、2世たちの跋扈する芸能界で、そうした風潮に否定的な武田鉄矢(68)が「俺たち、自分の子供をこっちに引き寄せない方がいいんじゃないかな」と、こんな持論を語って話題になっている。
「俺は運が良くてここに来てますわ。特に俺の芸能生活は8割以上が運です。その運が子供に遺伝するとは思えない」
清水アキラ(63)の三男でタレント清水良太郎(29)の覚醒剤事件を受け、22日にゲスト出演したフジテレビ系「ワイドナショー」で2世タレントを取り上げた際のコメントで、こう続けた。
「芸能人のお父さんやお母さん方の一番悲しい勘違いは、私の才能がこの子に流れているということなんじゃないかな。ズバリ、自分のいいところは遺伝しなくて、自分の悪いところだけが遺伝したと思った方が、親子関係はうまくいくような気がするんです。一番切ないのは、私にこれだけの才能がある以上、この子にないはずがないと思ってしまうこと。そんな親心ほど、悲しいものはないんじゃないかと思う」
■地道に努力する2世もいるが……
いわゆる親バカは、子を持つ親なら誰しも思い当たるところがあるのではないか。しかし子供の才能を過信し、甘やかし、世間ずれした2世に育て上げてしまうバカ親になってしまったら目も当てられない。
それだけに「自分の悪いところだけしか遺伝しない」と思うに至った武田の言葉に共感する親世代も多いのではないか。芸能リポーターの城下尊之氏はこう言う。
「芸能界を見渡せば、ご両親と同じ道で成功されている2世の方はいらっしゃいます。香川照之さん、松たか子さん、小林稔侍さんのご長男の小林健さんら、挙げていったら、俳優だけでも切りがないほど。過ちを犯して逮捕されたり、不祥事があると、2世であることがクローズアップされ、2世だから駄目なんだという論調に傾きがちですが、地道にやってらっしゃる人の方が多いんですね。それが何であれ、やってみる自由はどの子供にもある。親が期待して応援するのも自然でしょう。ただ、駄目だった場合、それをきちんと受け止めなければならない。親も子もそこが難しいのかも知れません」
武田には長女と次女がいて、いずれもアラフォーとみられるが、これまで芸能界入りしたという話もなければ、結婚や出産という話も表には出ていない。このあたり、日刊ゲンダイが約3年前の連載インタビューで水を向けても、「家族のことはちょっと」と、両手の人さし指と中指をハサミのようにくっつけたり離したりし、積極的に話そうとはしなかった。
「家では浮いてますよ」と半ば冗談ぽく語る程度。多忙の中、自分の時間の多くを読書にあて、作劇などに費やしていることを明かし、「勉強しましょう。勉強を」と語っていたものだ。安直な2世デビューに対する苦言のような金言は、そうしたストイックな時間から得た教訓なのだろう。
耳が痛い芸能人の親は多いはずだ。
提供元:Yahooニュース