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蒼井優、阿部サダヲらが紡ぐさまざまな愛の形/週末エンタメ(サンケイスポーツ)
本当の愛は、どこにあるのだろうか-。一歩離れ、優しく見守ることなのか? すべてに干渉して束縛し、“好き”という気持ちを表現することなのか? 人それぞれ、“愛”を感じる場面は違うと思う。
そのことを強く感じさせられるのが女優、蒼井優(32)と俳優、阿部サダヲ(47)のW主演映画「彼女がその名を知らない鳥たち」(白石和彌監督、28日公開)。演技派の蒼井が、やさぐれアラサー女性を演じることでも注目を集めている。
同作は沼田まほかるさんの人気SF小説の映画化。8年前に別れ、失踪した黒崎(竹野内豊)のことが忘れられずにいる十和子(蒼井)は、自身に対して異常な独占欲を持つ同居人の陣治(阿部)が事件のことを知っていると勘ぐるが、最後に究極の愛を知ることになる物語。「凶悪」(2013年)などで知られる白石和彌監督(42)がメガホンを執った。
蒼井が演じる十和子は実に嫌な女だ。働きもせず、陣治に寄生する生活。さらには妻子ある水島(松坂桃李)と不倫関係になり、情事に溺れる…。
そして激しいぬれ場。松坂とのベッドシーンでは口元に運ばれた指をゆっくりなめ、竹野内とのシーンでは本能的に唇を貪(むさぼ)る。その姿は清純派の蒼井のイメージを大きく覆すほど衝撃的だ。彼女は原作を読み込み、自分なりの十和子を作り上げた。
近年では「岸辺の旅」(2015年)で主人公の不倫相手、「オーバー・フェンス」(16年)では性にダラシないキャバ嬢に変身し、高い演技力でどんな役もこなしてきた蒼井。キャスティングした白石監督は、今月上旬に行われたトークショーで「印象として、憑依型の女優だと思う。時々(役に)入り込み過ぎて破りさる瞬間があるんです」と絶賛する。
また、“モテない男”に共通する汚い風貌や話し方、空気の読めない所などを変幻自在に表現した阿部の怪演も必見。今、自分は誰に、どんな風に愛されているのか。普段は考えもしないようなことを、問いかけられる作品だ。(土門薫)
提供元:Yahooニュース