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「●年後に離婚」を約束「離婚約」 「素晴らしい」VS「どんな苦行だよ」(J-CASTニュース)


 婚約ならぬ「離婚約」という言葉をご存知だろうか。お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のじゃいさん(45)がテレビで使い、注目を集めている。「離婚の約束をしながらも家族として生活するスタイル」なのだそうだ。


 じゃいさんは2017年5月、妻と離婚約状態にあることをブログで明かした。当時から反響を呼んでいたが、今回テレビで紹介されたことで改めて注目された。


■「4年後に出ていきます」


 じゃいさんは5月15日、ブログでこう打ち明けた。


  「今現在、結婚して10年が経った。そして、いま2歳の息子が小学校へ入る4年後に離婚をするという、離婚約をしている」


 妻とは交際期間を含めると25年の付き合いで、2009年に長男、2014年に次男が誕生している。じゃいさんは妻の「嫌いなところは一切ない」が、妻はじゃいさんを「顔を見ても大丈夫なくらい嫌い(顔も見たくないほどではない)」だという。


 この告白はネットニュースなどでも取り上げられるなど注目を集め、今年8月には『離婚約』(双葉社)という著書も出版された。


 そして2017年10月24日放送の情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)では、じゃいさんが生出演して離婚約について語った。今年3月、妻から「4年後に出ていきます。正式に離婚します。あなたが嫌い」と告げられたという。
 離婚を言い渡された理由についてじゃいさんは、妻の嫌いなお笑いを仕事にしていることや、ギャンブル好きなことが原因ではないかと考えた。しかし妻からは、


  「夫婦の会話が無い、家のことは平等に分担してほしい」


と訴えられたそうだ。じゃいさんは仕事柄不規則で夜遅く帰宅、家事・炊事・子供の面倒を見ないなど、「夫・父親スキル」がゼロだという。


 離婚に際して妻が提示した条件は、親権を持つこと、家は出るが転校が面倒なので近所に住むこと、慰謝料・養育費はいらないがこれまで預かった競馬の高額配当などをもらうこと、息子と会うのはいいが家には来ないで欲しいこと。


 妻は再婚を望んでいるそうだが、じゃいさんは「彼女以上に好きになる人はいない」として再婚するつもりはない。それでも離婚を受け入れたのは、


  「妻を愛しているから幸せになってほしい。僕と別れることで幸せになれるのならと思い合意した」


からだという。


 こうした主張にスタジオ出演者からは、女性は一度決めたら決意はめったに変わらないが離婚まで猶予があるから可能性がある、身を引くのは逆効果などとの声があがった。


 放送を受け、ツイッター上でも大きな反響を呼び、様々な意見がつぶやかれることとなった。


  「言われて当たり前じゃない?奥さんのことが好きならなぜ変わらない?努力しない?」

  「結婚生活が必ずしも幸せとは限らないし、いやいや結婚生活するなら『離婚約』で離婚する期限を決めといて気が変わったら『離婚約破棄』すればいい」

  「気持ち離れてるのに4年も一緒にいるとかどんな苦行だよ」

  「離婚約という素晴らしいものがあるのを知った。5年後、そうしたいけど、切り出すのはいつかなー」


 じゃいさんの元にも様々なコメントが寄せられ、同日夜には「ミヤネ屋出たらフォロワー減った」と明かした。10月25日夕現在、フォロワーは約2万5500人となっている。

提供元:Yahooニュース
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