-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
エンケンが歌に残した「俺が死んだ時」のメッセージ(BuzzFeed Japan)
不滅の男、エンケンが逝った。がん闘病中だったシンガー・ソングライター遠藤賢司さんが10月25日、70歳でこの世を去った。生涯かけて「純音楽」を突き詰めた異端のミュージシャンは、そのものスバリ「俺が死んだ時」という楽曲を残していた。そこに込められた思いとは――。【BuzzFeed Japan / 神庭亮介】
【写真】松方弘樹さん、野際陽子さん……2017年に亡くなられた方々
30年を超える親交があるという音楽評論家の湯浅学さんは「『純音楽家』として自分の音楽だけを突き詰めてきた。とにかく純粋で素朴な人」と語る。
名曲「カレーライス」では、何気ない日常をささやくように淡々と歌う。カレーをつくる女性のかたわらで、ギターをつま弾いたり、寝転んでテレビを見たり。
ところが不意に、三島由紀夫の割腹自殺を思わせる「誰かがお腹を切っちゃったって」という不穏なひと言が忍び込む。聴き手はハッとさせられる。
湯浅さんは「だけど、政治的な意図はまったくない。カレーをつくっている時、本当にたまたま(自決の様子が)テレビに映っていたというだけなんだ」と明かす。
デビュー当初はフォークシーンを中心に活動していたが、ほとばしる異才はジャンルの枠に収まりきるものではなかった。
「弾き語りでもテンションはハードロック。自分のことをフォーク歌手だとは思っていなかったんじゃないかな」
「ロックはもちろん、歌謡曲も大好き。山田耕筰や芥川也寸志、早坂文雄の交響曲や映画音楽も含めて、本当にいろんな音楽を愛して、熱心に聴いていた」
「音楽にヒエラルキーはない。いいものはいい、というスタンス。音楽に対してフランクで柔軟だった」
1979年に出した「東京ワッショイ」は、日本のパンクの先駆けとも言われる。
セックス・ピストルズの『Holidays In The Sun(さらばベルリンの陽)』のコーラスが『ワッショイ』と聞こえたところから発想したというから、空耳アワーも真っ青だ。
アンプをリュックのように背負い、ステージを駆け巡りながら「ワッショイ!」と絶叫する様は、「カレーライス」のささやき声が嘘のようにパンクでエネルギッシュ。「静と動」を地でいく人だった。
提供元:Yahooニュース