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最後のロシア皇帝の禁断のセックスライフ、映画化されて大騒動!(ELLE ONLINE)
問題となっているのはロシア人監督、アレクセイ・ウチーテリの『Matilda(原題)』。ニコライ2世と実在のバレリーナのマチルダ・クシェシンスカヤが主人公。皇太子時代のニコライが彼女と恋に落ち、愛人関係を続けていく様子を描いたものだという。ヌードを含め、赤裸々なセックス描写があることが注目の的。
ここでニコライ2世について簡単に復習を。1984年に即位した帝政ロシアの最後の皇帝で、彼が労働者たちを弾圧したことから共産主義運動が活発化。これがロシア革命を引き起こしたと言われている。革命勢力により1917年に退位に追い込まれ、翌年に一家とともに処刑された。でも在位中はずっとロシア正教を篤く保護していたことから、ロシア正教会からは「聖人」に認定されている。
だからロシア正教にしてみたらこの映画は言語道断。聖人ニコライ2世が退位して100年という記念すべき年に、その聖人のセックスライフを描いた映画を公開するなんてとんでもない! と制作中から反対運動を展開、「愛人がいたというのは嘘。ロシア正教や信者に対する侮辱だ」と主張していた。ロシア正教の中でも過激な一派はウチーテリ監督の弁護士の車や、映画館に放火したりするという行動にまで及んでいるという。
そんな抗議活動が続く中、モスクワでは今週初めにプレミアが開催。監督は記者会見で「この映画の公開は映画や私自身にとっての勝利というだけではなく、良識的なロシア人、つまり圧倒的多数のロシア人の勝利でもある」とコメント、ニコライ2世の本当の姿をみんなに見て欲しいと強調している。ちなみにプーチン大統領もこの映画の上映を支持。プレミアにはロシア政府関係者や官僚たちも出席していたという。
一方でニコライ2世の甥の未亡人であるオルガ・クリコフスカヤ・ロマノフはプーチン大統領に上映中止を求める嘆願ビデオを送付、「この映画は悪意に満ちていて、不道徳的。ロシア人の精神的な支えを弱体化させ、国を不安定にさせようとする反ロシア勢力の試みだ」と批判している。
デモ参加者の中からは逮捕者も出るほどの騒ぎになっているロシア。監督の言う「良識的なロシア人」たちが「聖人のセックスライフ……見たい!」と思うのか、「聖人は愛人なんて作らない!」と拒絶反応を示すのか、続報にも注目したい。
(text : Yoko Nagasaka)
提供元:Yahooニュース