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『バイリンガルニュース』プロじゃないからできる、ナチュラルでリアルな番組を ー Mami×草野絵美(SENSORS)

SENSORS MC草野絵美が、今をときめく気鋭のクリエイターをピックアップし、インスピレーションの源泉を紐解いていく連載「#EmisSensor」。第五回のゲストは、無料Podcast『バイリンガルニュース』で司会を担当するMamiさん。
『バイリンガルニュース』は、Mamiさんと友人のMichaelさんが英語と日本語を交互に話していく“バイリンガル形式“での会話を収録した番組。気になるニュースを取り上げ、2人で会話をするスタイルを取っている。週1回の配信を続けて今年で6年目となり、iTunesランキングで1位も獲得。2017年には、京都大学のリスニング教材にも採用された。
匿名で顔出しなし、編集なし、スポンサーをつけない---メディア業界の慣習からは一線を画したスタイルでチャートのトップを走り続けている同番組は、なぜ生まれたのか。これまでの歩みと、背景に隠された思想に迫った。
草野絵美(以下、草野):私が『バイリンガルニュース』を聴くようになったのは、友達からオススメされたことがきっかけです。「英語だけでなく、教養が身につくから聴いたほうがいい」と、口コミで広がっていて。まずは、『バイリンガルニュース』が始まった経緯を教えてください。
Mami:もともと友人だったMichaelと、よく電話で笑っちゃうような話をしていて。あるとき「これPodcastで流したら、誰か聞いてくれるかもしれないね」と思い立ち、自分たちの会話を録音してみたのがスタートです。最初は完全に手探りでしたね。
草野:そこから放送を重ね、今年でもう6年目になりますよね。
Mami:そうですね。番組を始めたばかりのときから、2人の中で「これ誰かが見つけてくれたら、絶対いける気がする」という根拠のない自信があって...ただ、6年後の今も続けているとは、正直想像していませんでした。
草野:他の番組にはない、新しい要素がたくさんありますよね。
Mami:英語と日本語で交互で話すスタイルが、他では見たことなかった。あと「一発録りで編集もしないのでピンポンの音が入ってる」、「音質がプロっぽくない」といった点もかなり珍しかったと思います。
草野:シンプルな録音機材とかカジュアルなノリは、長期間続けるうえで大事な要素かもしれませんね。クオリティばかり気にして凝ったことしようとすると、継続するのが大変ですから。
Mami:そうですね。色んな人から「BGMつけたほうがいいよ」、「最初のジングル入れたほうがいいよ」などと言われたのですが、すべて無視していました。
また、「Michaelがやる気なさそうに聞こえる。」というのも、番組を始めたころによく言われました。だけど人間って、みんながみんな常に元気いっぱいでニコニコ話すわけじゃない。番組用に無理やりテンションをあげたり、キャラを作ったりしない、ナチュラルな番組が1個くらいあってもいいかな、と思ったんです。
草野:そのナチュラルさを求めてる人、多いと思います。
Mami:Michaelが言ったことを、訳したり解説したりもしていません。リスナーのことは、ある意味考えてないんですよね。私は目の前にいるMichaelのことしか考えてなくて、Michaelも目の前にいる私のことしか考えてない。だから多分、単純に友達同士の会話という雰囲気を保てているんだと思います。
草野:Podcastって、耳元でささやかれるから、ある種YouTubeとかテレビ以上に親近感がある。だからこそ、何十万人ものリスナーが、Mamiさんのことを友達だと思っているかもしれないですね。
あとMamiさんがPodcastでプライベートな話、メンタルヘルス、時には性の話などをオープンに話していること自体が、女性のエンパワーメントになっているとも感じます。若い女性って、テレビに出ると媚びなきゃいけなかったりとか、男性が下ネタ言ったら恥じらわなきゃいけなかったり、一定の“立ち回り“が求められますが、Mamiさんはそんなことをしない。それってすごく大事なことだと思う。
Mami:番組を始めた頃は、よくMichealと「メディアでリアルさが失われている」と話していたんです。世に出回るテレビ番組やコンテンツは、全部台本があって、みんながニコニコ話をして...。言ってはいけない“暗黙の了解“や放送禁止用語があって、それをみんなうまくかわしながら器用にやっている。『バイリンガルニュース』では、そうじゃなくて「リアルなやつ」をやりたかったんです。
提供元:Yahooニュース