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余命3か月からの生還 悪性リンパ腫ステージ4での抗がん剤に耐え女優復帰(スポーツ報知)


 女優の大谷直子(67)がTBS系「爆報!THE フライデー」(金曜・後7時)に出演し、07年秋に悪性リンパ腫のため入院、抗がん剤治療を受けていたことを明かした。


 大谷が57歳だった10年前の秋だった。大好きだったビールの味が突然まずく感じるようになった。「それはおかしい」と思っていると、肩こりや首筋を中心にしこりを感じるようになったという。


 そして、スーパーからの帰り道で背中にこれまで感じたことのない激痛でうずくまった。背骨の圧迫骨折だった。


 病院で精密検査を受けると、悪性リンパ腫と判明し、即入院。「ステージ4」の状態で余命3か月と宣告されたという。大谷はわずかの望みを、発売された新薬を含む3種類の抗がん剤治療に懸けた。


 43キロだった体重は33キロに。「がりがり。情けない。みすぼらしいし、人間の最後のような状態」になったという。さらに3人の子どもたちには「もうお見舞いに来なくていいから」と告げた。離婚して子どもに辛い思いをさせたこともあり「自分のことは自分でやる。(子どもには)彼らの生活や人生があるから、親としてはそっちに重きを置いてほしい」との思いだった。


 頭を丸刈りにして臨んだ抗がん剤治療は3か月を過ぎて効果が出て、自宅療養が可能な状態にまで回復。その後、女優業にも復帰した。


 大谷は「欲については全て捨てていた。素直に抗がん剤が効いてくれた」と闘病を語っていた。

提供元:Yahooニュース
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