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ユーチューブで人気の五十川ゆき 心に残る渥美二郎との1曲(日刊ゲンダイDIGITAL)
演歌では異例! ユーチューブの再生回数が20万回を突破した曲「愛はさりげなく」。もとはカップリング曲だが、話題沸騰で再リリースが決定。歌っているのは艶っぽいママドルとして注目の五十川ゆきさん。尊敬している先輩は「夢追い酒」の渥美二郎(65)だ。
◇ ◇ ◇
渥美さんとは4年ほど前、地元・大分のイベントでご一緒した時に初めてお会いしました。市内のショッピングセンターの駐車場で行われたお祭りに渥美さん、お笑いコンビ・どぶろっくさん、私の3組が出演したのですが、リハーサルが終わった後、渥美さんがその少し前に、五月みどりさんとデュエットされた「東京ナイト」を、一緒に歌ってほしいと声をかけてくださったんです。
その曲は歌ったことがなかったので「5分間ください」とお願いし、ユーチューブで確認して覚え、ステージでハモらせていただきました。ショッピングセンターなので衣装もすぐに買って用意しました。おかげさまでお祭りは大盛況。お祭りにはいつも4000人から5000人集まるのですが、この日は7000人と過去最高を集客しました。
10年以上前から地元でカラオケの指導をしているのですが、知らない曲を「歌いたい」と希望されると、すぐ覚えて指導してきました。いつもやっているから、その場でなんとか歌うことができたのだと思います。
渥美さんは「無理を言ったのに」と感激し、以来、かわいがってくださっています。東京に行った時も四谷にある事務所に呼んでお寿司をふるまって「頑張ってるね」と声をかけてくれて。渥美さんが昔から親しくしている方が、私が東京で活動する時に協力してくれている人だということもわかり、不思議な縁だなと思いましたね。
■やっと授かった息子と家族を励ましてくれた
デビューして9年になりますが、挫折を味わいました。高校を卒業して芸能界を目指して上京したけど、22歳で夢破れて大分に帰りました。芸能界は厳しい。周りはみんなライバルだから、同業者にチャンスをくれたり引っ張り上げるなんて普通はないですからね。
大分に戻って27歳で地方公務員の2歳下の夫と結婚しました。でも、夢を捨てきれず「全日本カラオケグランプリ」全国大会で2度優勝、「坂本冬美『雪国~駒子その愛~』全国縦断カラオケ大会」で優勝してデビューの機会をいただきました。
コツコツと活動しながら35歳で一人息子を授かりました。仕事がある時は主人や母にすごく協力してもらっています。ありがたい半面、子供が泣くのを振り切って家を出るのがつらい。ここ2カ月は一度も自宅に帰れていませんし……。なかなか子供を授からなかったのは多嚢胞性卵巣症候群という病気のためで、1年間治療し、やっと授かったんです。それなのにその子の成長をそばで見られない。でも、歌もやめられないので、いつも葛藤しています。
渥美さんと知り合ったのは出産してそれほど経っていない時。赤子を抱くまだ無名の私と夫、私の母も一緒に楽屋で会ってくださいました。「家族の協力なくしてできないから家族を大切にしてね。小さい子供を抱えて大変だけど頑張って」と励ましてくださった。家族まで温かく迎え入れてくれた感じがして優しさが身に染みましたね。
なかなかお会いすることはできなくて、最近は携帯電話でやりとりさせていただいてます。「お子さん元気?」とか「何か困ったことがあったら電話かけておいで」とか本当に温かい。私がもし渥美さんのように大ヒットに恵まれ、“先輩”の立場になったとしても、テングになったりツンツンしたりせず、真心で接することができる大きな人間になりたい。私は“オンナも惚れるかっこいいオンナ”というキャラクターを前面に出して歌っています。これからも応援してください。
♪「愛はさりげなく」は昨年10月にリリースした「焔の酒」のカップリング曲
提供元:Yahooニュース