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中川翔子「もっと経験値獲得したい」 三十路越えて新境地開拓へ いい感じに力の抜けた大人に(夕刊フジ)
縦横無尽に活躍し続ける女性マルチタレントの代表格。レギュラーのバラエティー番組はもとよりドラマ、コンサート、アニメの吹き替えと大忙しだ。
「去年から『想像もしていなかったけど、やってみたらものすごく楽しかった』体験が続いているんです。今年はコンサートと舞台とドラマが重なっている時期もあってビックリしました」
アニメやゲーム、漫画といったサブカルチャー好きのイメージが強いが、最近は新境地開拓に意欲をみせている。今年4月期放送のTBS系ドラマ『あなたのことはそれほど』では初の人妻役に挑戦。明るい笑顔を見せつつも心に闇を抱える女性を演じ、その迫真の演技がインターネット上で話題になった。
「夫がモラハラする人だったので、『お前、ふざけんなよ』という思いはありましたけどね。長ぜりふで思いっきり嫉妬と興奮とが入り乱れた感情を吐き出すシーンがあって、すごい快感でした。リアルタイムでの反響もものすごくて、この仕事ならではの面白さでしたね」
新しい扉を開くことで、それまで思い込んでいたものが、いい意味で崩れたという。
「一番変わったのは、『私のことを分かってくれる人がこんなにもいるんだ』と実感できたことです。三十路でやっと『人と話すことをきちんとやらなきゃ』という意識が芽生えました。友達と遊びに出かけたり、家に招くことも増えましたね。いい感じに力の抜けた大人になってきています」
ひょっとして、結婚に対する意識も変わった?
「男性と一緒に住んだときにメンタルがどうなるのかはまだ…。お互いに尊敬しあえる人と出会いたいですね」
一方で、自分の進むべき道を模索する日々も続いている。
「自分のやっていることがどれも中途半端になっているんじゃないか、と本気で悩んだこともありました。『何をやっている人なんだ?』感があるんじゃないかって。これまでは夢だったことを実現できたと喜んでばかりいましたが、30代女子として考えると、これから1年1年がシビアになってくると思うんです」
歌手、女優、声優、ブロガー…。豊かな才能の持ち主ゆえの悩みとも言えるが、東京五輪のマスコット審査会委員、『約束(プロミス)エッセー大賞』でも審査員を務めるなどマルチさは加速するばかり。
「エッセー大賞では、大切な思い出の中から文章を紡ぐことの素晴らしさを実感しています。文章を書くというのは読むことよりもエネルギーが必要ですし、口に出す以上に“言霊”になると思っているんです」
「約束」をめぐっては、2012年に他界した祖母との間にこんなエピソードがある。祖母の遺言が「シャンソンを歌いなさい」だった。
「シャンソンはすごくあこがれる世界なんですが、何より自分自身にシャンソン歌手としての説得力がほしい。まだまだ説得力のオーラがある熟女への道は遠いので、経験値をもっと獲得しないといけませんね。祖母との約束を本当の意味でかなえるためにも」
大切な人と交わした約束が、悩める本人を勇気づけてもいる。
これからやってみたいことを聞いてみると、「見たい映画や本もたくさんあるし、油絵にも挑みたいし、エッセーも書きたいし、歌ももっと上達したいし、今の自分だからこそできる芝居にも取り組みたいし、それから…」。
らしさ全開。そうであってこその、しょこたんだ。(ペン・磯西賢 カメラ・川口良介)
■中川翔子(なかがわ・しょうこ) 歌手、女優、タレント。1985年5月5日生まれ、32歳。東京都出身。2002年に『ミス週刊少年マガジン2002』に選ばれてタレント活動をスタート。06年に『Brilliant Dream』で歌手デビューし、以後はバラエティー番組などで幅広く活躍中。来年は東京・池袋の東京芸術劇場で1月12日から始まるミュージカル『戯伝写楽 2018』が控える。「約束」をテーマにした毎年恒例のエッセーコンテスト、第22回『約束エッセー大賞』の詳細は公式ホームページ(http://www.promise-essay.com/)で。
提供元:Yahooニュース