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うつ病だった僕を「ゼルダの伝説 BotW」が救ってくれた話(BuzzFeed Japan)
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(BotW)」が12月8日、世界中のゲームメディアが今年もっとも優れたゲームに贈られる「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。アメリカのゲームライター、デレク・バックさんは失職したことをきっかけにうつ病を患った時、彼を救ったものこそ「ゼルダの伝説 BotW」だったという。【BuzzFeed Japan / 伊吹早織】
午前3時。ソファに寝転んだ彼は、早く、苦しくなっていく呼吸と呼吸の間に、ある願望を漏らす自分の声を聞いた。
「もう、死んでしまいたい」
それは今まで一度も聞いたことがない声で、彼にはどうにもならないものに思えた。
重くのしかかる夏の空気。涙で視界がかすみ、全ての感覚が鈍っていくなか、体にじとっとまとわりつく汗の感触だけが、やけに現実味を帯びていた。
「あの夜初めて、本当の恐怖を経験したんです」。バックさんはBuzzFeed Newsの取材にそう語る。
僕にとってうつ病は、雲みたいなものでした。
ある朝起きて、今日は晴れているなと思ったら、数時間後にはどんよりとした曇り空が広がっている。それもいつ天気が変わるのか、僕には全く予想がつきませんでした。
小さい頃からあまり自分に自信がない性格で、本当に自分に存在価値があるのか、時折不安を感じていました。
だから、自分が長年誇りに思っていたゲーム専門メディアでのライター兼YouTube番組のホストとしての仕事を失ったときから、そうした不安との戦いはより一層苦しいものになりました。
他の仕事も手につかなくなり、友だちにも会わず引きこもりがちになりました。結婚生活も破綻。
うつ病にかかってからは、ただただ生きて、自分が存在していることが、何かの罰かのように感じられました。
まるでグローブの紐を縛られたまま、延々と殴り続けられているボクサーのような気分。ただ、一向に殴る手を止めない相手も、僕自身でした。
だから、何気なく「ゼルダの伝説」を手に取ったとき、僕の生活は今にも崩れ去ろうとする最中だったんです。
提供元:Yahooニュース