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桐谷健太、入江悠監督への厚い信頼「懐に飛び込めば絶対にいいものを撮ってくれる」(クランクイン!)


 映画ファンを熱狂させた『SR サイタマノラッパー』誕生から10年。地元・埼玉県深谷市を舞台にしたオリジナル脚本で再び挑んだ入江悠監督渾身の最新作『ビジランテ』が公開の日を迎えた。物語の核となる三兄弟役を務めるのは、大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太。中でも「現場に入るまで、自分の役が見えなかった」という桐谷は、気がつけば、無の境地で役を“生きていた”と振り返る。お互いに刺激し合う同世代、久々に顔を合わせた桐谷と入江監督の2人が、それぞれの思いで本作を語った。

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 高校時代に失踪した長男・一郎(大森)、市議会議員の次男・二郎(鈴木)、そして風俗店経営者の三男・三郎(桐谷)。父親の死をきっかけに、別々の道を生きてきた兄弟が久々の再会を果たすが、それぞれの欲望、野心、プライドがぶつかり合い、やがて3人の運命が狂気に向かって暴走する。入江監督の言葉を借りれば、「わかりやすい映画が好まれる今の時代に、社会的な問題提起、人間の醜い部分や弱さ、暴力などの荒々しい部分をゴッタ煮状態で詰め込んだ125分」。エンタテインメントへの抜け道を封鎖し、覚悟を持って臨んだ本作は、全編にわたり“攻め”まくる。


 物語の生命線とも言える大森、鈴木、桐谷の三兄弟。そもそも、このキャスティングの決め手は何だったのか。「男が持つ“色気”ですかね。それは殺気だったり、優しさだったり、見え方はそれぞれ違いますが、この3人には独特の色気がある」と語る入江監督。特に三郎を演じた桐谷については、「不器用だけれど、大切なものを守るために突き進んでいく“ピュア”な桐谷くんが観たかった。最近、面白いキャラクターが多いですが、今回のような地方に生きる抑圧された不良性のある役はとても斬新に映るはず」と声を弾ませる。


 これに対して桐谷は、「ここまで役が見えないまま、現場に入ったのは初めて。ところが、三郎のブーツを履いて、服を着て、目の前に広がる深谷の景色と空気感に触れた瞬間、直感的に体が動き、セリフが自然に出てきた。今まで味わったことのない真っさらな気持ちで役を生きることができた」と述懐。同世代とはいえ、入江監督と全く違う世界で育ってきた桐谷にとって相当刺激が強かったらしく、「こんなすさまじい物語を発想できるなんて、どれだけハードボイルドな人生を歩んできたんだろうと。ものすごく興味がありましたね」と目を輝かせる。



 確かに、その世界観は、過激で、無慈悲で、容赦ない。「自分のルーツを探す旅、というと大袈裟ですが、そういう意味は確かにありましたね。『SR サイタマノラッパー』のころは、地元を表層的に捉えていましたが、10年の歳月の中でさまざまなことを経験し、ようやく地元の良いところも、悪いところも、全て描き出し、自分の原点を見つめ直したいと思うようになった」と入江監督。いろんな場所をつなぎ合わせて架空の町を作り上げるのではなく、舞台となる町にしっかり腰を下ろし、独特の空気を体で感じ取ること。桐谷の直感的な表現を引き出したのも、そうした入江監督のこだわりが原動力となっていると言っても過言ではないだろう。


 初めて入江監督とタッグを組んだ桐谷は、「力のある監督だということは、過去の作品を観て分かっていたし、初対面のときの図太い感じや、現場でグッとこちらを見つめる眼差しの強さも印象的だった。寒さも含め撮影は極限状態だったけれど、入江監督の懐に飛び込んでいけば絶対にいいものを撮ってくれる、その情熱に全てを託した」と強調する。「完成した作品を観て“ブラボー!”って叫んでしまったくらい攻めてる映画。ホンマにかっこ良かったよ」。入江監督を見る桐谷の表情は、満足感で溢れていた。(取材・文・写真:坂田正樹)


 映画『ビジランテ』は12月9日より全国公開。

提供元:Yahooニュース
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