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映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』に続投するジョニー・デップをJ.K.ローリングが擁護(ELLEgirl)
エディ・レッドメイン主演の映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』に闇の魔法使いグリンデルバルド役で出演したジョニー・デップ。最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』でも続投が発表され、アンバー・ハードとの離婚裁判でDV疑惑が浮上したジョニーは、「作品にふさわしくない」と批判する声が上がっていた。
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これに対して、原作者のJ.K.ローリングが次の声明を発表。「彼がグリンデルバルド役に決まったとき、私はぴったりだと思いました。でも最初の作品にカメオ出演しているときに彼に関する報道が流れ、私もこのシリーズに関わっている人もとても心配しました」と離婚騒動の影響も考えていたことを明かした。
だが、ジョニーとアンバーが離婚に同意し共同声明を発表した後、キャスティングは変えないことを決めたそう。「ふたりはプライバシーを守るための同意に至り、それぞれ自分の生活を送りたいという希望を語っています。それは尊重されるべきです」「この状況を理解した上で私も映画制作者たちも、もともとのキャスティングを変えないことに満足しているだけでなく、この映画でデップが大きな役を演じてくれることを喜んでいます」と説明している。
制作するワーナー・ブラザーズも、ジョニーの離婚については「ふたりから共同声明が発表されています。その声明の中で共に『意図的に、身体的および感情的に傷つけようとしたことは一切なかった』と説明しています」とコメントし、キャスティングに問題はないという方針を表明。
すると、なんとアンバー・ハードが、自分も共同で出した声明を取り上げられたから黙っていられなくなったようで、声明文を全文インスタグラムにアップして「ある一部だけ取り出し、文脈を無視して引用することは間違っている」と指摘。つまり映画会社とJ.K.ローリングの発表に異論があるということ!
性的暴行や虐待を撲滅し、隠蔽体質を改善していこうという動きが広がるハリウッド。離婚は成立したけれど、暴行疑惑はジョニーの今後にまだまだ影響を与えそう。
(text : Yoko Nagasaka)
提供元:Yahooニュース