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羽田圭介氏 加藤シゲアキ新作を絶賛「専業作家の立つ瀬がない」(スポニチアネックス)
NEWSの加藤シゲアキ (30)が12日、都内で「チュベローズで待ってる AGE22・AGE32」(扶桑社刊)の発売記念トークイベントを行った。
加藤にとって3年9ヶ月ぶりの長編小説。すでに発売前から重版がかかり15万部となり、加藤は「うれしいですね」と笑顔を見せた。
同作の主人公はホストとあり、歌舞伎町で働くホストや飲食業者を招いて行われた。イベントでは芥川賞作家の羽田圭介氏(32)、元カリスマホストの手塚マキ氏とトークを展開。羽田氏は同作について「度肝抜かれました。今まで加藤さんの作品の中でベスト。芥川賞を獲った作家がエンターテイメント作品を書いたみたいな文学的なエンターテイメント作品」と絶賛。「専業作家の立つ瀬がない。ちょっと困ってる」と苦笑いした。手塚氏も「1人で作ったとは思えない構成。5年以上ホストをやっていないとわからない心情。レベルが高い」と称賛した。
またイベントに出席したホストから質問を受けるコーナーも。加藤は「後輩に嫉妬しますか?」と問われると「後輩に嫉妬したことはない」と回答。「20歳の時はあせっていて、先輩の年齢と比較したことはあった。『大先輩はこの年で月9の主演をやってたのに、自分はそこまでになってない』って」と告白。「でも本を書くようになって“対自分”になった。昔の自分と比較するようになって、昨日の自分に勝つみたいな、そういうところを目指すようになった」と話していた。
提供元:Yahooニュース