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リドリー・スコット監督が仕掛ける傑作サスペンス、日本公開決定&場面写真解禁(クランクイン!)
リドリー・スコット監督によるサスペンス映画『オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド(原題)』の日本公開が決定し、場面写真が解禁された。
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本作は、1973年に発生し、石油王ジャン・ポール・ゲティが1700万ドル(約47億円)の身代金を要求された孫の誘拐事件にスポットを当てる。愛する17歳の孫ポールが誘拐され、1700万ドルという破格の身代金を要求されたゲティは、こともあろうかその支払いを拒否。“世界中のすべての金を手にした”と言われた大富豪の彼は、同時に稀代の守銭奴だった。
離婚によってゲティ家から離れて中流家庭の人間となっていたポールの母ゲイルは、息子のために、誘拐犯のみならず世界一の大富豪とも戦うことに。一方、一向に身代金が払われる様子がないことに犯人は痺れを切らし、ポールの身に危険が迫る。しかし、事件は思いもよらぬ展開へと発展していく。
出演は、ミシェル・ウィリアムズ、マーク・ウォールバーグに加え、アカデミー賞俳優のケヴィン・スペイシーがゲティ役で出演するはずだったが、ケヴィンはハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ告発に端を発した一連の騒動によって本作を降板。スコット監督は代役としてクリストファー・プラマーに白羽の矢を立て、短期間での再撮影を敢行し、予定通りの全米公開にこぎつけている。
現地時間11日発表されたゴールデン・グローブ賞のノミネーションでは、主演女優賞(ミシェル)、助演男優賞(クリストファー)、監督賞(リドリー)の3部門にノミネートされた。これを受けてリドリー監督は、「評価してくれた事に感激し、心から感謝しています」と喜びを語り、「撮影後に予期せぬ挑戦が待ち受けていましたが、公開を楽しみにしている世界中の観客の皆様を思いながら、挑戦する決意を固めました。このプロジェクトに関わった何百人ものスタッフ・キャストが全てのシーンに魂を込めて、この挑戦へと立ち向かいました。素晴らしいニュースに、格別の喜びを感じています」とコメントを寄せた。
映画『オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド(原題)』は2018年初夏に日本公開。
提供元:Yahooニュース