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久間田琳加、ファンの声を力に! 念願の“1st”スタイルブック&写真集への想いを語る(クランクイン!)
『Seventeen』の専属モデルで、バラエティ番組への出演や、女優としての活躍の場も広げている久間田琳加。いつも笑顔の眩しい久間田が、6月5日(金)に初となるビューティースタイルブック『明日、もっとキレイになる りんくまがじん』と写真集『りんくまちっく』を2冊同時発売する。「120%の力を注いだ」という2冊へのこだわりに始まり、10代最後の“今”の心境などを聞いた。(取材・文=望月ふみ/写真=松林満美)
【写真】透明感あふれる久間田琳加インタビューフォト
■ボディクリームは家に35本も!
――初のスタイルブックと写真集が“同時”発売となりますが、最初にお話を聞いたときは?
すっごく嬉しかったです! 「え! 2冊同時ですか!?」って。文字だけじゃ伝わらないくらいビックリしたし、嬉しかったですね(笑)。前々からずっと出したいと思っていて、色々考えてたんです。それを10代最後の年という、とてもいいタイミングで出せたので、本当によかったと思っています。
――念願だったとのことで、スタイルブックは打ち合わせからがっつり参加されたそうですね。
はい! 打ち合わせも衣装合わせも、写真を撮ってからの選定も全部、120%の力を注ぎました! 特に、美容についてのページは本当にこだわりました。(スタイルブックの)発売が決まって、自分の得意分野ってなんだろうと考えたときに、もちろんファッションも好きだけれど、やっぱり美容だなと思ったんです。もともと『Seventeen』の誌面でも特集を組んでもらったりしていましたが、どうしても限られたページ内になるので、伝えきれていなかった部分を、今回出し切りました。
――普段から美容でこだわっていることは?
ボディケアがすごく好きで、ボディクリームは家に35本くらいあります(笑)。その日の体調や気分に合わせて使い分けてるんです! 買うこと自体が楽しくて、それだけでもストレス発散になるし、実際、ボディクリームを使ってマッサージをすると、翌朝、全然違うんです。肌がワントーン明るくなって、スベスベします。
――スタイルブックには小さい頃の写真やロングインタビューも載っていますね。
ちょっと恥ずかしいですけど(照)。フランスに住んでいたときの写真もあって、見ながら思い出に浸っちゃって、選ぶのに時間がかかりました。インタビューのほうは、クラシックバレエとモデルのお仕事を平行してやっていたときの葛藤など、これまであまり話したことのないことも載っています。なぜこの仕事を選んだのか、中学生のときにした、自分にとっての大きな決断を振り返ってお話しました。
――久間田さんのことをさらに知ることができますね! 写真集についても聞かせてください。撮影は沖縄で行われたそうですが、印象に残っていることはありますか?
石垣島など初めて行った島ばかりで、すごく楽しかったです。専門店で食べたハンバーガーも美味しかったし(笑)、フェリーに乗って移動したのも楽しかったし、たくさん思い出ができました! 写真集には、モデルのときのキメた感じの表情とは全然違う、素の写真がたくさん載ってます。自分自身でも、私ってこういう笑い方をするんだとか、新発見でした。声が聞こえてきそうな写真が多いというか、とてもナチュラルなものに仕上がったと思います。
――撮影の前に準備したことは?
いろんな方の写真集を見て勉強しようと思ったのですが、さらっと見るだけにしました(笑)。モデルのお仕事をしていると、いいなと思った表情とかポージングとか取り入れて真似する癖がついているので、撮影前にいろいろ見ちゃうとその人になってしまいそうな気がして…。写真集ではそれは求められていないので、ちゃんと自分自身を出そう!って思っていました。
■モデルの仕事は好きなことの延長
――昨年、『Seventeen』(9月号)で初の単独表紙を飾るなど大活躍されていますが、これまでのモデルのお仕事で転機になったことはありますか?
やっぱり、『二コラ』を卒業して『Seventeen』に入った時が、大きく変わった時かなと思います。雑誌ごとにテイストが全然違うので、最初は大変でした…。でも、いろんな雑誌を読んで、どうやったら自分がもっとよく見えるか参考になりそうなポージングをノートにまとめたり、携帯にメモしたりしていましたね。この時、必死で勉強してモデルとしても成長することができたと思います。
――すごく研究されているんですね。
モデルのお仕事は、自分の好きなことの延長なので、勉強したり努力したりすることが全然苦じゃないんですよ。今でも、雑誌を読んで気になった写真は写メして残してます。
――高校の卒業も、人生の中で大きな変化だと思います。卒業して何か変化はありましたか?
『Seventeen』の先輩方からも、「“学生”という大きなものがなくなると、大変になるよ」と言う話を聞いていたので、「ついに自分にもこの時が来たか…」という感じはありました。
でも、実際に卒業する時期になると、マイナスな気分にはならなかったです。確かに仕事への向き合い方に変化はありましたが、これで好きなことをもっと追求できる「よし!」という感じです。今回のスタイルブックと写真集も、じっくり考える時間がないとできなかったと思うんです。だから、卒業してからのタイミングでよかったです。
――先日もインスタライブを実施するなど、普段からよくファンの方と交流されていますが、久間田さんにとってファンの存在とは?
パワーの源です。『ニコラ』のときから見てくださっている方もいれば、『Seventeen』やテレビで知ってくださった方もいます。今回の2冊を作っているとき、大変な時期もありました。でもニュースが解禁されると、「楽しみにしてます!」と言った声が聞こえてきて、待っていてくれる人がいるんだと思ったら、「よし、頑張ろう!」と最後まで頑張ることができました。SNSでの交流も嬉しいですし、イベントなどでいただくお手紙もすごく嬉しいです!
――最後に発売を楽しみにされている方にひと言お願いします。
10代最後という特別な時間を、スタイルブックと写真集に収められました。ファンの方はもちろん、この2冊で初めて私を知ったという方も増えてくれたら嬉しいです。みなさんのリアクションがすごく楽しみ。コメント、お待ちしています!
取材中、常に笑顔を絶やすことのなかった久間田。家では、気持ちを穏やかにスタートさせるために、毎朝掃除をするそう。そして外に出ない日でも、毎日違うメイクをして研究しているとか。楽しみながら努力している姿が印象的で、ついこちらも笑顔になった。
提供元:Yahooニュース