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パトリック・スチュワートの髪がフサフサに!グレン・クローズ主演最新作はラブコメ(シネマトゥデイ)
映画、テレビ、舞台などさまざまな分野で活躍し続ける名女優グレン・クローズが、新作『ザ・ワイルド・ウェディング(原題) / The Wilde Wedding』について、ダミアン・ハリス監督と共に9月11日(現地時間)ニューヨークのAOL開催イベントで語った。
【写真】グレンがアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた『危険な情事』
本作は、ニューヨーク州北部に住む引退した女優イヴ・ワイルド(グレン)が4度目の結婚式をするために、舞台俳優の元夫ローレンス(ジョン・マルコヴィッチ)と彼との間にできた3人の子供、さらに結婚相手の作家ハロルド(パトリック・スチュワート)と彼の娘2人が一堂に会したことから、さまざまな問題が生じていくという物語。『幸せの向う側』のダミアン・ハリスが監督を務めた。
自身の母親の4回目の結婚式が基になっているというハリス監督は「母の4回目の結婚式は、今作のようにクレイジーではなかったけれど、両親の関係から影響を受けて手掛けたことには変わりないよ。彼らは、それほど良い結婚生活を送ったわけではないけど、良い離婚をしていて、それに僕は影響を受けて映画化したくなったんだ」と話す。ちなみにハリス監督の父親は、ナイトの称号を授与された名優リチャード・ハリスさんだ。
今作のように女優としてパートナーと長続きする関係を保つことは、実生活では難しいと語るグレン。本作の何に惹かれたのかとの問いに「まず、とてもおかしくて、人間的で、リアルであるという、素晴らしいストーリーに惹かれたの。それに、わたしのような年代(現在70歳)でロマンチック・コメディーへの出演は、とてもクールだと思ったわ。ジョンとパトリックとは、以前に今作とは全く異なった内容の作品で共演していて(ジョンとは『危険な関係』、パトリックとは『THE LION IN WINTER 冬のライオン』)、お互いに(俳優として)リアルな経歴と友情関係を経ていたから、今作では努力を要せずに演じられたのよ」と答えた。
今作の見どころの一つに、パトリックの髪がフサフサだという設定があるが、これについてハリス監督は「実はパトリックが電話をくれて、『僕が今作でやりたいことの一つは、カツラをかぶることだ。誰もが僕のハゲを知っているが、今作のキャラクターでは異なった役柄を演じたい。それにペンシルベニア州ニューキャッスルのアクセントをやりたいんだ』と提案してきたんだ。彼の中にこのキャラクターのアイデアがあったんだよ」と明かした。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)
提供元:Yahooニュース