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水樹奈々、新曲「粋恋」に込めた「バジリスク」作品への想い(TOKYO FM+)
声優・歌手として活躍する水樹奈々がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「Mの世界」。12月18日(月)の放送は、TVアニメ「バジリスク」を大特集。水樹が歌うエンディングテーマ曲の裏話とシリーズ作品の魅力を、たっぷりと語りました。
2018年1月8日(月)スタートのTVアニメ「バジリスク ~桜花忍法帖~」のエンディングテーマ曲を担当する水樹。今回は新シリーズ放送直前ということで、あらためて「バジリスク」の世界をふり返りました。
【12年前の前作「バジリスク ~甲賀忍法帖~」について】
水樹「前シリーズ『バジリスク ~甲賀忍法帖~』は、時代小説の大巨匠・山田風太郎先生の小説が原作となっています。舞台は慶長19年。徳川家康が世をおさめていた江戸時代。徳川家の跡目争いを、どう決着つけようか家康が考えていたところ、忍び同士を戦わせて決めるというゲームをひらめいてしまったんです。それぞれが甲賀と伊賀という忍者につき、殺し合いをさせるという悲しい物語。伊賀と甲賀の忍びたちは、ただただ、その跡目争いに巻き込まれてしまっただけという……。命の重みを考えさせられ、しかも現代では考えられない理不尽なことが通ってしまう、そんな時代を感じさせるストーリーになってます。
伊賀と甲賀というのは長年、争いを繰り広げていたわけですが、そんな世の中はもう終わりにしようと和睦を結びます。そんな伊賀と甲賀の頭領の孫である弦之介と朧(声:水樹奈々)が、この作品の主人公。実は2人は愛し合っていて、和睦を結んだことで、結婚を許されたわけです。でも、その目前で、世継ぎ争いに巻き込まれてしまうという……まさに日本版の『ロミオとジュリエット』なんですね。
伊賀10人、甲賀10人のそれぞれの忍びが対決して、最終的には、朧と弦之介の2人が残り……。そこで、朧は弦之介を刺すことができなくて、自分の胸を刺して『大好きです、弦之介様』と一言つぶやいて、命を落とすわけです。それを見た弦之介は、どうしようもない怒りや虚しさ、いろんな感情が沸き起こって、そこにいた忍びをすべて倒します。自分の胸を朧と同じように貫いて、2人が川に流されていくという最後のシーンは、涙なくしては語れないほどすごいんです。私たちキャストも本当に思い入れの強い作品です」
【「バジリスク ~甲賀忍法帖~」エンディングテーマ曲「WILD EYS」に込めた思い】
水樹「当時、私は25歳で、初めて和を感じさせる作品、メロディに歌詞を付けるということで、非常に苦戦したことを今でも鮮明に思い出します。しかも、そのときに、“静”と“動”の2パターンを作ってくださいというオファーをいただいたんです。ひとつの作品で2曲の歌詞を書くということがまたすごく難しく、どこにポイントを置くべきか悩みました。『WILD EYS』のほうは“動”パターンなので、激しい戦闘などで幕切れしたときにエンディングで流れるということだったので、忍びたちの生き様を感じられるような歌詞にしようということで、すごく情熱的な言葉を多く使っています」
【新シリーズ「バジリスク ~桜花忍法帖~」エンディングテーマ曲は「粋恋」】
水樹「来年1月10日(水)にリリースとなる私のベストアルバム第3弾『THE MUSEUM III』に『バジリスク ~桜花忍法帖~』のエンディングテーマ曲が収録されます。今回もまた“静”と“動”バージョンを作っております。とても時間をかけて作りました。制作期間は約1年です。
タイトルは、『粋』という字に『恋』と書いて、『粋恋』(すいれん)。当て字といいますか、造語のようなものなんですけど、こちらが“静”にあたるバージョン。(植物の)『スイレン』には、『清純な心』『甘美』『やさしさ』『信頼』といった花言葉があるんですけど、もうひとつ隠れた花言葉がありまして……それが『滅亡』。伊賀と甲賀の争いは、いつまで続くんだろうかとか、ネタバレになる部分が多くてまだ話せないことが多いんですけど、今回もたくさんの血が流れるんですよね……。そういったところにも連動してくる花言葉だなと思ったので、この言葉を選びました。
今回は、命を落としたと思われていた弦之介と朧が実は生きていて……その2人から生まれた子ども、甲賀八郎と伊賀響が主人公の物語となっています。ぜひ、作品を観て曲を聴いていただくと、この曲に隠された意味というのを紐解いていただけるんじゃないかなと思います」
(TOKYO FM「水樹奈々のMの世界」12月18日(月)放送より)
提供元:Yahooニュース