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ジョー・ライト監督、ケイシー・アフレック主演で小説「ストーナー」を映画化(映画.com)
[映画.com ニュース] 「マンチェスター・バイ・ザ・シー」でアカデミー賞主演男優賞を受賞したケイシー・アフレックが、作家ジョン・ウィリアムズの小説「ストーナー」の映画化作品に主演することが明らかになった。「つぐない」「路上のソリスト」のジョー・ライトが監督、「誰よりも狙われた男」のアンドリュー・ボーベルが脚色を手がける。
小説「ストーナー」は、1891年に米ミズーリ州の貧しい農家に生まれ、大学に進んで教師になったごく平凡な男ウィリアム・ストーナーが、静かにその一生を終えるまでを描いた作品。裕福な家庭で育った妻との複雑な結婚生活、同僚女性との恋に胸を痛めながらも、黙々と働き一人娘を優しく見守り続けるストーナーの姿が、静謐な抑制された筆致で綴られている。
1965年に出版されたこの原作は、約50年の歳月を経て復刊されるとたちまち脚光を浴びてベストセラーとなり、作家イアン・マーキュアンや俳優トム・ハンクスほか多くの文化人から“完璧に美しい小説”と賛辞が寄せられた。米Deadlineによれば、2011年にジェイソン・ブラム率いる製作会社ブラムハウスが原作の映画化権を獲得。映画「ストーナー(原題)」はアフレックが主人公ストーナー役を演じ、イーサン・ホークが製作総指揮、ブラム、チャールズ・S・コーエン、ダニエル・バットセックがプロデュースを務める。
ライト監督は、英首相を2度務めた政治家ウィンストン・チャーチルを描く、ゲイリー・オールドマン主演の伝記映画「Darkest Hour(原題)」で賞レース参戦が有力視されている。同作は、11月22日から全米公開。
提供元:Yahooニュース