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【独女のたわごとvol.37】知性と努力とガッツで道を切り開く女性たちが素敵すぎる(cinemacafe.net)
こんばんは、古山エリーです。年齢を重ねるほど季節の変わり目を肌で感じやすくなり、最近は踵や爪の周りの乾燥&かさつきが気になりはじめ、面倒だなぁと思いつつも寝る前のお手入れにクリームをプラスしました。夏の疲れは秋に出るそうで、体調管理もしっかりしなくてはと思う今日この頃。今宵もたわごとお付き合いくださいませ。
【画像】『ドリーム』レトロ&ガーリーな1960年代ファッション
少し前までは、ほとんどの日用品をネットで買っていましたが、最近はできるだけお店で買うようにしています。仕事柄、家に籠もることも多く出不精になっていること(この前は3日間、一歩も家から出なかった! もちろんスッピン&裸族に近い格好で…)、ネットショッピングはダラダラと無駄に時間を費やしてしまうことが理由のひとつです。
特に初めて買うモノは実際に手に取って見られないので、失敗しないように、あっちもこっちも色んなサイトを見て、結局迷って買わない…なんてことも。ミネラルウォーターやトイレットペーパーなど、いつも買うものや重たいものは宅配してもらいますが、出掛けたほうが気分転換になるし、実は手っ取り早い気がしています。それに、お店の人から直接話を聞けるというのも買い物のいいところ。専門店やデパ地下でその道のプロの話を聞くのは、なかなかどうして楽しくって。なぜにいままで“会話”をしてこなかったんだろうと…。
たとえば、コーヒー豆はいつも通販で買っていましたが、ストックがなくなったのに気づかず、コーヒー専門店へ。ちょっぴり値が張ってしまいますが、さすが専門店。豆の話とか、美味しい淹れ方とか、プロから聞く話は面白いし為になる。何より気分が違う! そんな日々のささやかな“百聞は一見にしかず”が楽しくて、時間のあるときは、できるだけお店の人=その道のプロと会話をするようにしています。ちなみに、そのコーヒー専門店の人がすこぶるイケメンでつい買いすぎちゃいましたが、プライベートでドキドキすることは減る一方の四十路にとって、お店での小さなドキドキも「潤ってラッキー!」なんです(いい加減、恋しろよ…)。
というわけで、プロフェッショナルに繋げて紹介したい映画は『ドリーム』です。ざっくりなタイトルなので何の話? となりそうですが、1960年代のNASAの有人宇宙飛行計画“マーキュリー計画”で活躍した黒人の女性数学者たちの話、実話です。こんな凄い女性たちがいたなんて! とびっくりでした。
60年代のアメリカは、まだ人種差別が色濃く残っている時代でしたが、そのなかでキャサリン・G・ジョンソン、ドロシー・ヴォーン、メアリー・ジャクソンの主人公3人は、知性と努力とガッツで数学者としての道を切り開いていきます。その姿がもうたまらなく格好良くって! 3人を演じる女優たち──タラジ・P・ヘンソン、オクダヴィア・スペンサー、ジャネール・モネイの演技も素晴らしくって! 女性が共感するお仕事ムービーはこれまでにもたくさん観てきましたが、この『ドリーム』は「パーフェクト!」「サイコー!」と叫びたくなるほど(決して大袈裟じゃなくて)、仕事、家庭、友情、お洒落のどれにおいても「私も頑張ろう」と勇気をもらえる映画でした。
個人的に大好きなお仕事ムービー『プラダを着た悪魔』『キューティ・ブロンド』『エリン・ブロコビッチ』『恋とニュースのつくり方』そしてバイブル『セックス・アンド・ザ・シティ』に『ドリーム』も追加したいと思います。あ、言い忘れていたことがひとつありました。上司役で登場するケビン・コスナーの熟年の色気とリーダーシップがこれまた素敵で、うっとりものでした(結局にイケメンに弱い…)。今宵はここまで、また次回。(Elie Furuyama)
提供元:Yahooニュース