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浜村美智子さんの今…「『バナナ・ボート』を初めて聞いたときは、お経みたいな歌だなあと」【あの人は今】(日刊ゲンダイDIGITAL)

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【あの人は今こうしている】
浜村美智子さん
(「バナナ・ボート」の歌手/85歳)
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「バナナ・ボート」を歌ったハリー・ベラフォンテさんが、4月に亡くなった。♪デ~オ、デェェオ……の歌声が懐かしい。その「バナナ・ボート」をカバーし、大ヒットさせたのが浜村美智子さんだ。麻袋をリメークしたファッションも、野性的でセクシーだった。浜村さん、今、どうしているのか。
◇ ◇ ◇
浜村さんに会ったのは、JR新宿駅から徒歩7分の喫茶店。
「ベラフォンテさんの訃報はちょっとショックでした。96歳だったんですね。ワタシは彼が1960年に来日したとき、レコード会社の方に空港に連れて行かれてお会いしました。といっても、お互い言葉がわからないから話ができたわけじゃないし、当時はワタシも絶頂期でものすごいたくさんの人が集まってモミクチャになったので、ほんの数分そばに行って写真に納まった、ってだけ。背が高くてお顔が整ってるな、って思いました」
浜村さん、まずはこう言った。そう言う浜村さんもスラリと背筋が伸び、顔が小さく、カッコイイ!
「それが背は4センチ縮んで、160センチになっちゃったんです。毎日、ぶら下がり健康器にぶら下がっているんですけど(笑)」
お元気そうだ。「病気は全然しないですね。ええ、健康には気をつけています。たばこは10年以上前にやめましたし、お酒はもともとまったく飲めません。食事は今の楽しみだから、1日3食いただきますよ。お肉もお魚もあまり好きではなくて野菜中心で、ご飯にお味噌汁にサツマイモ。鹿児島に疎開中はサツマイモばっかり食べていたから、もう一生食べたくない、と思ったものなのにねぇ(笑)」
ウオーキングやストレッチを毎日続けて体を維持し、今もステージに立っているというからビックリだ。
「ときどきね。4月は『有馬徹とノーチェ・クバーナ』という日本を代表するラテンビッグバンドのコンサートにゲスト出演し、『バナナ・ボート』と『黄色いシャツ』を歌いました。人前で歌うのは久々で楽しかった!」
8月4日には、群馬県高山村の「ロックハート城」で行われる「天使の泉」チャリティーコンサートが控えている。
「毎日、午前中に家で持ち歌を歌って喉も鍛えています。本当は口から食べられなくなると嫌だから、喉を鍛えているんですけど(笑)。エレベーターに乗って、誰もいないなって時にも『デ~オ!』って大きな声を出すんです。一度、ほかにも乗っている方がいることに気付かなくて、大声を出したら『うわ!』って驚かれたことがありましたっけ」
埼玉県内の一戸建てで、長女夫妻と3人で暮らす。
「それまでは神奈川県の藤沢に住んでいたんです。ところが、東日本大震災のときに海面水位が上がったでしょ。家の目の前が海だったから、余震のたびに津波が来たらどうしよう、ととても怖くなって、海から遠い埼玉に住んでいた1人娘と暮らすことにしたんです。1階がワタシで、2階に娘夫婦が住み、夕食は一緒に食べるので寂しいと感じることはありませんね」
孫が1人、その孫に小学校2年生の男の子と4歳の女の子がいる。浜村さんは“ひいおばあちゃん”になっているのだ。
ところで、ダンナさまはどこへ? 3歳年下の、プロボクシング東洋ライト級チャンピオンの小坂照男さんと結婚したのではなかったか。
「何十年も前に、バイバイしています。ただ、娘は連絡をとっていたみたいで……4、5年前に亡くなったそうです。娘が埼玉にお墓を建ててあげたっていうから、ワタシも死んだらそこに入るのかしら。なんだか変よね(笑)。でも、憎んだり、嫌いになって別れたわけじゃない。ハートの優しい人でしたから、まあいいかしら」
提供元:Yahooニュース

