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数々の死を見てきた諸葛孔明「率直な感想は、生きているうちに語ってこそ」人生二周目の言葉の重み(現代ビジネス)

 こんにちは。ニッポン放送アナウンサー、箱崎みどりです。

 普段は、ラジオ局・ニッポン放送で、「伊集院光のタネ」や「うどうのらじお」の中継などを担当しています(ラジオのAM1242/FM93や、radikoでお聞きいただけます! )が、私は、三国志が大好きで、講談社現代新書から『愛と欲望の三国志』という本を出しています。

【写真】三国志ファン唖然、のちに感動…『パリピ孔明』とは何者か?

 拙著『愛と欲望の三国志』では、日本での三国志の歴史をご紹介しています。日本人の三国志愛は、江戸時代に爆発して、パロディ小説などが多数出版されました。中には、『パリピ孔明』のご先祖様とも言えそうな、江戸に来て吉原で遊ぶ孔明のお話も。奇想天外なアナザー孔明に会いたくなったら、ぜひ拙著をご覧ください。

 さて、前回の『パリピ孔明』では、前園ケイジと英子陣営の戦いが本格化! 

 ここからは、テレビドラマ『パリピ孔明』第10話に出てくる三国志要素の解説です。

 最終回の今回も、ドラマのネタバレ必至ですので、どうぞドラマをご覧の上でお読みください。 ■孔明に剣を渡すオーナー・小林

 小説『三国志演義』では、孔明が軍師として、初めて劉備(りゅうび)軍の指揮を執るときに、関羽(かんう)や張飛(ちょうひ)をはじめとする古参の武将たちから不満の声が上がったのですが、劉備は、自分の剣と印を貸し与え、孔明の命に従うよう、言葉と形で示しました。全権を委任する証と言えるでしょう。

 ■「現在、劉備の下へ向かう関羽の千里行のような状況だ」

 前園ケイジの差し金で、サマーソニアに向かう道中、足止めされてしまう英子とオーナー。極めつけに、EIKOの楽曲を制作した、YOASOBIでも活躍する幾田りらが本人役で登場し、ケイジ側の本気が伝わってきます。

 そんな状況を孔明に説明しようとするオーナーのセリフがこちら。

 孔明が合流するよりも前、劉備は、曹操(そうそう)に敗れてしまい、劉備の妻子を守っていた関羽は、条件付きで曹操に降伏します。劉備の居所が分かった関羽は、敵の武将を斬って曹操への恩返しをしてから、劉備の下に戻ることにします。ここまでは、おおむね、史書『三国志』にも書かれているエピソードです。曹操は、追っ手を止めたと言われていますが、小説『三国志演義』では、部下が暴走。関羽は、5つの関所を通るたびに、敵に遮られたり、策にかけられそうになったりしますが、6人の敵将を斬り、劉備の下に馳せ参じたのです。この「五関に六将を斬る」エピソードを、「関羽の千里行」とも呼ぶのですが、次々と道を塞ぐものが現れるのは、まさに千里行状態ですね。続くオーナーの「関羽みたいに全員ぶった斬っちまえば良かったなあ」も、このエピソードを受けたセリフです。

 ■「ミア、お前、張遼かと思ってたが、まさかの趙雲だったか」

 関羽の千里行のように、いろいろなものに妨害されてしまった英子を助けに来たのは、先輩シンガー・ミア西表。バイクで颯爽と現れた助っ人の格好良さに、孔明を助けに来た趙雲(ちょううん)みたいだと思ったら、オーナーも似たようなことを!! 

 私が思い浮かべたシーンは、赤壁の戦い(せきへきのたたかい)で風を呼んだ後(第9話解説記事参照)、引き続き周瑜(しゅうゆ)に命を狙われた孔明を助けに来た趙雲です。しかし、オーナーは、(後を頼んだ訳ではなく)「阿斗(あと)を頼んだ」と続けているので、趙雲が、劉備の息子・阿斗を助けた場面を思い浮かべたようです。

 孔明が配下に加わって間もない頃、身を寄せていた劉表(りゅうひょう)の死去など悪いことが重なり、劉備たちは、曹操軍に追われることになります。劉備を慕う民たちもついてきたため、劉備軍の行軍速度は遅く、曹操軍に追いつかれてしまいました。長坂坡の戦い(ちょうはんはのたたかい)と呼ばれる乱戦の中、劉備の妻子の所在が分からなくなるのですが、そこで登場したのが趙雲。曹操軍の中へ単騎で駆けていき、劉備の息子・阿斗を救ったのです。

 ただ、この後の劉備の行動は、なかなかのもの。小説『三国志演義』では、助け出された息子の阿斗を投げ飛ばし、「お前のせいで、大切な将軍(趙雲のこと)を喪うところだった」と怒ったと書かれています。

 ちなみに、張遼(ちょうりょう)は、「関羽千里行」の前段で、曹操に降伏するよう関羽を説得に来た、曹操配下の武将の名前です。

 ■前園ケイジの曲「SO SO」

 曹操は、『三国志』において、劉備・孔明主従の最大のライバル。第9話に出てきた、徐州(じょしゅう)での虐殺や、赤壁の戦いなど、因縁もたっぷりあります。明治時代の孔明の伝記・白河鯉洋(しらかわりよう)『諸葛孔明』には、「(三国志は)孔明と曹操との争ひ也」との一文があるほどです。

 そんな曹操の名前そのままのタイトルがつけられた前園ケイジの「SO SO」。テレビドラマ『パリピ孔明』最終回にふさわしい、ラスボス感がある前園ケイジを彩る楽曲です。

 ■「兵は詭道なり」

 「孫子の兵法」に出てくる、戦争は騙し合いという意味の言葉。間者(かんじゃ)は、スパイのことで、「苦肉の計(くにくのけい)」も、孔明の説明通りです。敵陣営を信じさせるための、第9話のケンカだったのですね。「苦肉の計」について、詳しくは第9話の解説をご覧ください。

 ■「率直な意見 率直な感想は、生きているうちに語ってこそ」

 今まで、ずっと陰で英子を支えてきた密偵が、英子に直接言葉を伝えた、感動的なシーンも、最終回ならでは。

 原作漫画『パリピ孔明』第1巻には、三国時代に、数えきれない死を目の当たりにしてきた孔明の、「率直な意見 率直な感想は、生きているうちに語ってこそ」という重いセリフがありますが、現代の孔明は、三国時代と現代日本での経験を踏まえて、変わっているのです。

 ■三国時代と異なる孔明

 サマーソニア終戦後、直接、孔明が前園ケイジと対峙するシーンは、ドラマオリジナルです。

 「命があっただけでも、感謝していただきたいものです」「かつての私であれば、利用できるものは利用し、容赦なく、徹底的にあなたを追い込んでいたことでしょう」「あなたはまだ生きています」と語り掛ける孔明。『パリピ孔明』全編で語られているように、英子の歌と音楽の素晴らしさに出会って、三国時代とは生き方を変えている孔明の、人生二周目、真心のこもったセリフです。

 なお、原作漫画『パリピ孔明』では、『三国志演義』の赤壁の戦いで実際に使われる計略、「連環の計(れんかんのけい)」・「苦肉の計(くにくのけい)」・「東南の風」が、サマーソニアを舞台に前園ケイジに対して見事に炸裂!  10万イイネ企画から、赤壁の戦いでの計略を踏まえてきた孔明の「智略三連撃(ちりゃくさんれんげき)」が現代でもズバッと決まる、格好良すぎる展開になっていますので、ぜひお読みください。

 ■非学無以広才 非志無以成学

 「学ばなければ、才能を高めることはできず、志がなければ、学ぶことができない」
「それ、誰の言葉?」という前園ケイジの問いかけに、「諸葛孔明、私の言葉です」と返しています。

 これは、孔明が子孫に残した「誡子書(かいししょ・子を誡める書)」にある言葉です。

 ■「我が君が、迎えに来られました」

 「先帝(せんてい)のお側に参りまするってか」とオーナーが受けています。

 劉備が先帝と呼ばれているのは、劉備が建てた蜀に、劉備と、息子の劉禅(りゅうぜん・幼名が阿斗)の、二人の皇帝がいたからです。先主(せんしゅ)、後主(こうしゅ)とも呼ばれます。

 ■「お前いま、徐庶状況なのか? 母親を人質に取られてるのか?」

 早口言葉のような徐庶状況(じょしょじょうきょう)という言葉。徐庶(じょしょ)のような状況、ということのようです。

 劉備に先に仕えていて、劉備に孔明を紹介した先輩軍師が、徐庶です。『三国志演義』で、徐庶は、母を曹操に人質に取られてしまい、後ろ髪を引かれながら、劉備の下を去ることになりました。徐庶は、自分の後任として、草蘆で晴耕雨読の生活を送っていた孔明を推薦し、三顧の礼(さんこのれい)に繋がります。

 さらに、「兄の諸葛瑾(しょかつきん)がお前を呉(ご)に誘った時だって、一切なびかなかったじゃないか」と言って引き留めつつ、「後のことは心配すんな」というオーナー、格好良すぎます。諸葛瑾から勧誘されたエピソードについては、第5話の解説に書きました。

 ■「こんなことで満足してはいけません。あなたの歌には、万を超える民草を一つにまとめる力があるのです。いずれは日本を統一、そして、世界に討って出るのです」
第2話の解説参照、目標設定を促す孔明です。ここでは、別れを意識した孔明の言葉が、強く響きます。

 ■「やっとお会いできた 孔明先生」

 徐庶状況に陥り、劉備から去っていった徐庶の置き土産である、孔明。三顧の礼を尽くしての三度めは、まさに、「やっとお会いできた」というにふさわしいもの。この三度めの訪問で、孔明は劉備と対話し、天下を三つに分ける「天下三分の計(てんかさんぶんのけい)」を示し、劉備のために尽くすことを決めます。状況を変えたかった劉備の執念が浮かび上がります。

 ■流れ星

 星が落ちるのは、大人物が亡くなる証。孔明が病没したとき、司馬懿(しばい)が星を見て、その死を悟っています。第3話解説記事参照。

 ■孔明を探す英子

 「あ、いた」

 孔明は、バックヤードにいました! 大丈夫でした!! 

 孔明と一緒に泣き笑いしましたが、まだまだ成さねばならないことがありますものね! 

 最後の孔明のセリフ「はい、取りに行きましょう」は、天下を、ということでしょうか。

 ***

 最終回を迎えたテレビドラマ『パリピ孔明』ですが、孔明には、まだまだ現世で天下泰平を目指し英子と歩んでくれるようです。原作漫画は、サマーソニア編以降も、連載好調! 今回のドラマに登場しなかった、若月兄妹やオシカル、フォースキングダム、ホスト編に競馬編なども、ぜひドラマでも観てみたいです! 孔明先生、何卒よろしくお願いします! 

 そして、本連載に、最後までお付き合いいただいた読者のあなた、本当にありがとうございました! 

 2023年秋、テレビドラマ『パリピ孔明』をきっかけに「三国志ってなんだか面白そうだぞ」と思ってくださる方が増えたと思うのですが、私も、ほんの少し、そのお手伝いができていたら嬉しいです。

 ラジオのニッポン放送で、拙著『愛と欲望の三国志』で、そして、またいつかどこかの“三国志の何か”で、お目にかかりましょう! 

提供元:Yahooニュース
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