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殺人や不倫のドラマが溢れる時代に…「もう一度、日本の家庭を温かくするようなドラマを作りたかった」石井ふく子さんが明かす「平岩弓枝」さんへの想い【追悼2023】(現代ビジネス)

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どうしてあの時、伝えられなかったのか。もっと聞いておくべきことがあったのに。そう悔やむことが、故人への最大の供養なのかもしれない。今年亡くなったあの人に、どんな言葉を伝えたいですか? 今回はドラマプロデューサーの石井ふく子さんに、平岩弓枝さんへの想いを語っていただきました。
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【写真】追悼2023年に亡くなった方々 坂本龍一さん、松本零士さんほか 「どうして先に逝ってしまうの……」
11月8日に行われた平岩先生のお別れ会で、思わずこんな言葉が出てしまいました。平岩先生とは60年以上のお付き合いがありましたが、私よりも6つ年下の先生はいつも、
「あなた、しっかりしなさいよ。あなたの最後は、私が面倒見るんだから」
と言ってくださっていたんです。それなのに、私より先に亡くなってしまって。
もし先生にもう一度会えるなら、やはり伝えたいのはこの言葉です。私より先に逝くなんて、許せない。
水前寺清子さん主演の『ありがとう』や、京塚昌子さん主演の『肝っ玉かあさん』をはじめ、名作ドラマの脚本を数えきれないほど書かれた平岩先生。私がいちばん最初に「TBSでテレビドラマの原作を書いてみませんか?」とお願いしたのは、平岩先生が27歳で直木賞を獲られた直後のことでした。
先生の小説は、とにかく女性が際立っていたんです。いろんな立場の女性が、作品のなかでいきいきと動いている。家族の愛もしっかりと描かれているし、これはもう、ぜひテレビドラマの脚本を書いていただきたいと思い、代々木八幡のご自宅に伺ったんです。 すると、「それならテレビドラマの撮影現場を見てみたいわ」とおっしゃるので、実際の撮影現場にお誘いすると、「小説とは違う面白さがあるわね。やってみたいわ」と、テレビの仕事をご快諾くださった。本当に、好奇心とチャレンジ精神の旺盛な方でしたね。
それからは、たくさんのドラマを作っていただきました。TBSの「日曜劇場」だけで、約170本。私のドラマ人生は、先生抜きでは考えられません。
先生の書くテレビドラマの脚本は、台詞がとても柔らかいんです。登場人物がときに怒ったり、揉めたりすることがあっても、必ず相手の心に通じるように、柔らかい言葉を使って言うべきことを言う。それは平岩先生の持って生まれた人柄から出てくるもので、決してマネできるものではないんです。
いまの時代のドラマは、ずいぶんと様がわりしましたよね。殺人や不倫のような物騒なテーマが当たり前。残酷な描写も多いです。
私はずっと、平岩先生や橋田壽賀子先生と一緒に、家族を描くドラマを作ってきました。困難があっても、最後は家族で乗り越える。コロナ禍を経て、人間関係や社会の仕組みがおかしくなってしまいました。みなさんの心をもっと豊かにするためにも、いまこそ、家族の大切さを伝えるドラマが必要なんじゃないかと強く思っています。叶うことなら、平岩先生ともう一度、日本の家庭を温かくするようなドラマを作りたかったですね。
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提供元:Yahooニュース

