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「セクシー田中さん」の件で漫画原作について考えた鈴木おさむ 感謝を感じながら作ることしかない(AERA dot.)

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鈴木おさむさんが、今を生きる同世代の方々におくる連載『1970年代生まれの団ジュニたちへ』。今回は、漫画原作のドラマ化について。
【写真】もはや「上から」じゃない! 「離婚しない男」で濡れ場を演じる篠田麻里子はこちら
* * *
僕は現在「離婚しない男」というドラマの脚本を書いています。漫画原作です。だからこそ、ドラマ「セクシー田中さん」からの“事件”がより痛みを感じます。
僕は「離婚しない男」という漫画原作を渡されて、「この漫画を原作に」とオファーをされました。全部読んで、自分の世界観を出すことが出来るならば自分なりにおもしろい脚本に出来ると言いました。結果、全9話で、特に後半は原作をアレンジして作りました。
プロデユーサーさんからは僕のアレンジに関して、原作者さんは問題ないと言ってくれてると聞きました。
今回のニュースを見て、色々考える。
「本当は嫌だったんじゃないか」とか、色々と。
■それでもトラブルが起きてしまう
テレビではドラマ枠がとてつもなく増えていきました。配信含めた二次利用を考えると、バラエティーよりもドラマの方がやりやすく回りやすいのでそうなっている。
ドラマ枠が増えると、やはり、漫画原作も増えていく。
ドラマプロデユーサーの中には、オリジナルの企画を考えるよりも、色んな漫画を読みあさって「種」を探す人も多いと思う。
ヒット漫画なら自然とその作品のことは色んな人の目にとまる。だがヒットした時点でそれをドラマ化したいという人は増えていく。だから他社と原作の取り合いになる。そして原作を獲得したところが出版社を通して原作者の意向を聞き、作っていくことになるのだろう。ただ、それでも今回のような脚本をめぐるトラブルは起きてしまう。 ヒット作ばかりではない。あまりヒットしてない漫画をドラマ化することも沢山ある。ヒットはしてないが、プロデユーサーの「ドラマ化したい」という熱い思いでドラマにするものもあるが、その漫画の「設定」を面白いと思いドラマ化する場合もある。
その場合は、漫画原作の「設定活かし」で大胆にアレンジが加えられることになる。このとき、プロデユーサー側がどんなスタンスでいるのかが大事だ。
「ドラマ化するし、漫画も売れるんだから、変えたっていいでしょ」的なスタンスの人も絶対にいると思う。そういう話を聞いたことあるし。その場合、編集部や作り手はあまり意見を言わずに任せることになるのだが、本当はそれで傷ついてる人、我慢してる人も沢山いるのだろうと、思わなければいけない。
■0→1の一番苦しい作業
僕は作り手として思うのは、ドラマはやっぱりオリジナルを作る人が一番すごいと思ってしまう。だって、設定からキャラクターから全部作り上げるのだから。とてつもなく苦しい作業だ。
なので、漫画原作でドラマを作るということは、その一番しんどい作業をスキップすることになる。0→1の一番苦しい作業を、漫画に頼ることになるのだ。だとしたら、やはり、そこには大きな感謝を感じながら作ることしか正解はない。そのドラマを当てるためには、お互いが包み隠さず意見を言った上で、作れるか、作れないかのジャッジをしないといけないのだなと感じた。
あまりにも大きすぎる代償だが、大きく変わりゆく芸能界・テレビ界の中で、今回の一件が、漫画原作のドラマ化をいい未来に変えていくことを願うしかない。
■鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。著書も多数あり、パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)、長編小説『僕の種がない』(幻冬舎)、2月に舞台上演する「芸人交換日記~イエローハーツの物語~」(太田出版)など。漫画原作では、「ティラノ部長」、「お化けと風鈴」、「インフル怨サー。~顔を焼かれた私が復讐を誓った日~」、「愛の掛け惨」など。32年間続けた放送作家を3月31日で辞めることを発表。初めてのビジネス書「仕事の辞め方」が好評発売中。
提供元:Yahooニュース

