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春風亭昇太さん、柳家喬太郎さん…噺家という怪物に魅せられた夜(ラサール石井)(日刊ゲンダイDIGITAL)

【ラサール石井 東憤西笑】#194

 噺家という人たちの芸というものは本当に凄いと思うのだが、最近またしびれる現場を見た。

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 うちの小宮が芝居のプロデュース公演していて、昼公演だけの日に、夜に落語会を企画した。小宮とゲストが一席ずつ落語を聴かせるのだが、第1夜が春風亭昇太さん、2夜が柳家喬太郎さんという、100人に満たない劇場では、これは何とも贅沢な興行だった。

 そこで私に、小宮が一席やったあとに、ゲストが現れ、あれこれダメ出しするコントを書いてくれと依頼があった。

 1夜目の小宮の落語は「権助魚」。旦那の浮気にヤキモチをやいたオカミさんが飯炊きの権助に、旦那にお供して妾宅を突き止めるように命じるが、旦那に買収された権助は今晩は隅田川で釣りでしたと嘘をつき、アリバイに魚を買って帰るのだが、ニシンや目刺しやかまぼこを買ってすぐにバレてしまうという滑稽話だ。

 そこで私は、昇太さんが「釣られた魚の悲しみが出てない」とか「昭和初期の戦争前夜の空気感がない」とかむちゃくちゃ言う台本を書いたのだが、よくウケてくれて一安心した。

 ところが、その後、昇太師匠が一席やり、トークコーナーがあってもう終わるという時に、「もう一席やる」と言い出したのだ。

 そして予定外に始まったのが、なんとまた「権助魚」。しかしそれは私が適当に書いたダメ出しが生かされたメタ「権助魚」だったのだ。権助に召集令状が来たり、魚たちが自分の悲哀を愚痴ったり、はちゃめちゃな展開ながら、昇太さんはしっかり笑いを取り、しかもほぼアドリブで、狂気とも言える汗だくの大熱演で新しい「権助魚」を演じ切ったのである。

 いや久しぶりに凄みのある昇太さんを見た。「軽み」のある普段からは想像できないアナーキーな一面がこの人にはあるのだ。

 そして2日目は喬太郎さんだ。この日は小宮は自作の新作落語。喬太郎さんは「稽古し過ぎ」だと批判し、「30分のネタは30分で作れる」と豪語し(これも私の台本ですが)、新作をやると思わせて「私は手堅く古典で」と笑わせてネタに入った。

 歌舞伎役者の話から入って、これは「中村仲蔵」というホール落語でもなかなか見られない大ネタ。小劇場でやるのか。すげぇ、と見ていたら、登場人物がすべてウルトラ兄弟という「ウルトラ仲蔵」という新作だった。

 しかし人物をウルトラに置き換えているだけで、噺の方は本寸法。笑わせながらもじっくり聴かせて、すっかり感動させられた。これはまた昇太さんとは違った凄み。

 いやあ2夜続けて、伝統の上におのれの生きざまをぶつけて再構築する噺家という怪物たちに魅せられました。

(ラサール石井/タレント)

提供元:Yahooニュース
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