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吉永小百合、闇夜広がる特急の車中で「実はね、どんな相手でも結婚したかった」(夕刊フジ)


 【私だけが知っている女優・吉永小百合】土砂降りの新潟


 1977年、梅雨の真っただ中の6月、上野駅に集合した。8月29日にTBSが放送する初の3時間ドラマ「海は甦える」はテレビマンユニオンの制作で、上野発の「特急とき」のグリーン車に吉永小百合、プロデューサーの近藤久也氏、私の3人が乗り込んだ。


 「海は甦える」は江藤淳の大河小説で、制作費1億円をかけたテレビ界初の長編ドラマだ。


 日本海軍の近代化に力を注いだ山本権兵衛(仲代達矢)の半生を軸に開国から日露戦争までを壮大に描く。その妻、トキ(後の登喜子)を吉永が演じた。トキは新潟県の貧しい漁師の三女として生まれるが、品川の遊女館に売られる。やがて権兵衛に身請けされて妻の座につき波瀾万丈な半生を送ることになる。


 トキの出身地は新潟県蒲原郡菱潟村(現在は新潟市南区菱潟)。私たち3人は東三条で下車し、土砂降りの中をタクシーで村役場に向かった。


 吉永は、トキが生きた時代の衣装などを保存した村の記念館を熱心に見学し、役場の人たちから地元の方言を習った。トキが眠る墓前にも花を手向けて合掌した。


 雨はさらに激しくなり、3人はぬかるんだ道で何度も足をとられた。吉永の靴は泥んこで、スカートはびしょ濡れになった。鼻水が出るほど寒かった。


 「これでトキの育った環境や、人となりが少しつかめました」と彼女は満足そうに感想を漏らした。そして駅に着いたが、上野行の特急「とき」の到着まで2時間ほど余裕があったため、3人は駅前の食堂に飛び込んで暖を取ることに。吉永は熱かんを4、5本空けたが、ケロッとしている。私は好きなビールで付き合い、あまり飲めないという近藤さんも日本酒を少し口にした。


 夜汽車「とき」のグリーン車はわれわれ3人だけだった。酔った近藤さんは中央の席で大の字になり、寝入ってしまった。小百合と私は窓際に向かい合って座り、お互い足を伸ばした。小百合の両足は私の腿の左側、私の両足は彼女の右側。


 2人は濡れた靴下と靴を脱ぎ、座席下のヒーター近くに並べて乾かした。雨は降り続き、車窓はほとんど闇だった。


 「とき」で「トキ」の話は尽きて、やがて彼女の私生活の話に及んだ。2つ年上の私が「ご主人(73年に結婚)は15歳も年上。ずいぶんと思いきりましたね」と水を向けると、小百合さんは「実はね、どんな相手でも結婚したかったんです」と話し出したのである。近藤さんのイビキは高くなった。(フリーライター、中野信行)


 ■吉永小百合(よしなが・さゆり) 本名・岡田小百合。1945年3月13日生まれ、渋谷区出身。59年に映画「朝を呼ぶ口笛」でデビューし、公開中の「北の桜守」で映画出演120本目を記録。62年の映画「キューポラのある街」でブルーリボン主演女優賞を最年少(17歳)で受賞。20万枚のヒット曲となった「寒い朝」など歌手としても活躍。73年に15歳年上のフジテレビのディレクター岡田太郎氏(元共同テレビ会長)と結婚。2006年、紫綬褒章を受章。団塊の世代を中心とした熱烈なファンは「サユリスト」と呼称されている。

提供元:Yahooニュース
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