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美しく枯れたい…五十路を越えてひとりぼっちになった玉袋筋太郎が人生後半の目標を立てないワケ(現代ビジネス)

 ―どうせ枯れるなら、美しく枯れたい。50代半ばを過ぎた玉袋さんが経験した激動の日々をもとに、人生後半戦の歩き方を語ったエッセイです。

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 ここ5年間は本当に大変でした。殿(ビートたけしさん)が事務所を退所して、急に親離れをすることになり、それに伴って僕も独立。相方の水道橋博士は事務所に残る選択をしたから必然的に距離が生まれてしまいました。それに加えて、妻も家を出て行ってしまいましたからね。本当、激動でしたよ(笑)。

 五十路を越えてひとりぼっちになるのは本当にさみしいですよ。けれど、年を重ねるにつれ、どうしたってさみしさはまとわりついてくる。だったら、抗うのではなく、「さみしさと並走して生きていく」ことも大事だって気づいたんです。いろんな経験をした中で自分なりに気づいたことを書いたので、読んでくれた人の支えやヒントになったらと思っています。

 ―現在はお一人での活動がメインになりつつありますが、『浅草キッド』としての活動はどうなっていくのでしょうか。

 コンビってずっと一緒だと思っていました。でも残念ながらそうではなかった。殿が事務所を退所した時に、「これから自力で生きていかなくちゃいけないな」と思い、相方と一緒に独立して二人で頑張っていこうと決心しました。ただ、相方の考えは違った。僕は殿がいなくなった事務所に留まることはどうしてもできませんでしたが、相方はそうではなかった。相方の考えが決して間違っているとも思わなかったし、自分が間違っているとも思えなかった。

 ファンの方から「浅草キッドは解散したんですか?」なんて聞かれてもなんて言っていいかわからないのが現状です……。だけど、楽観的なのかもしれないけど、いつかまた相方と漫才する日が来ると信じています。僕は漫才をなにより愛していますからね。

 ―独立して事務所を立ち上げ、「ここからだ!」という矢先に奥さんが家を出て行った。そんな状況の中でも玉袋さんの人生に新たな宝物が産まれましたね。

 寛容な妻でなんでも許してくれた。いや、僕がそう思っていただけで許してはなかったからこうなったんですけどね。

 50代の夫婦って、子育ても終わって、「ゆっくり旅行にでも行こう」となるのかなぁって思ったけど、そうはいかなかった。電話もLINEも拒否されていて連絡すら取れない。妻が家事をしに家に帰ってくることもあるけど、会話はなくて、妻宛ての書き置きを持って帰ってくれるのが唯一のコミュニケーションですね。

 昔は仕事から家に帰ると妻がビールとつまみを出してくれていたんだけど、今は自分でポイントカードを持ってスーパーに買い出しに行っていますよ(笑)。

 そんな中で、孫が産まれて僕と妻を繋いでくれています。かつて息子に人生についていろんなことを教わって、今は孫が僕に教えてくれます。そういえば、前に息子の家に行って孫と遊んでいた時に、「おばあちゃんはいつ家に帰ってきてくれるかな~?」ってふざけて言ったら、それまでニコニコしていた義理の娘に急に怖い顔で「帰ってこない!」って断言されましたよ。まったく厳しいよね(笑)。

 ―大人気番組『町中華で飲ろうぜ』など玉袋さんにとっての日常が仕事になり、それが今のライフワークになりつつあります。

 いざ番組で初めてロケに行った時は手応えがあり過ぎて、野球選手がよく言う「ボールが止まって見えた」っていうことが僕にも分かりました(笑)。漫才はできないから舞台に立つことはできないけど、『町中華で飲ろうぜ』という番組をやらせてもらっているおかげで、芸人として”脳内麻薬”を出せていますね。ただ飲んで飯食ってるだけのように見えると思うけど、実は頭をフル回転している時もある。それでいいフレーズが降りてきた時はたまらないですよ。

 ―「社会勉強をしたいならスナックに行け」とも本の中でおっしゃっていますが、玉袋さん自身も赤坂でスナックを経営されています。

 「スナック玉ちゃん」があって本当に良かったと思っています。コロナ禍の時はかなり厳しかったけど、なんとか堪えて今は元気に営業しています。最近は『町中華で飲ろうぜ』を見てくれた若いお客さんと常連のおじさんが一緒になって酒を飲んで、カラオケで歌っている姿を見た時は嬉しくて痺れましたね。昭和の光景みたいでさ。

 スナックって昔は水商売の王道だったけど、キャバクラやガールズバーができてどんどん端っこに追いやられて、年々数も減ってきています。僕はそこをなんとか守りたい。若者たちはSNSで顔を見ないでやりとりしているけど、顔を突き合わせながら、触れ合ったり、一緒に笑ったりすることってやっぱり大事だと思うんです。気を遣うのが嫌で大人と飲みたくないのかもしれないけど、そういったことが人生を豊かにするってもんだ、と思っています。

 ―人生の後半戦を歩むために目標は立てない。

 目標を立てたところで達成できるのかなと思います。だったら肩肘張らずに生きて、自分が身につけたいことが自然と体に染み付いていく。そんな生き方が素敵だと思う。だから、僕はそう生きて、美しく枯れていくよ。その方が性に合っているんじゃないかな? 
 (取材・文/町田伸太郎)

提供元:Yahooニュース
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