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「出会い系」で70人に会って、本をすすめまくった私が手に入れたもの(BuzzFeed Japan)

「面白すぎる」「笑えて泣ける」「まさかの感動」…。実録小説『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』(河出書房新社)が話題を呼んでいる。【BuzzFeed Japan / 神庭亮介】
【写真】とある男子が出会いアプリでモテるために選んだプロフィール写真が斬新すぎる
「自分が変わったというより、自分を取り巻く世界が変わった。5年前の自分が想像もしていなかった場所にいます」
作者で3月に東京・日比谷にオープンした「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」の店長でもある花田菜々子さんは、BuzzFeed Newsの取材にそう語る。
2013年1月、花田さんは夫と暮らしていた家を飛び出し、簡易宿泊所やスーパー銭湯を転々としていた。当時働いていたサブカル系書店の書店員としての仕事も壁にぶつかり、人生はどん底状態。
心機一転、マンションへ引っ越した矢先に存在を知ったのが、とあるネットのマッチングサービス「X」だった。
「新しい世界に出たい。鬱屈した自分ではない、違う自分を見つけたい」。そんな思いで、プロフィール欄にこう書き込んだ。
《変わった本屋の店長をしています。1万冊を超える膨大な記憶のデータの中から、今のあなたにぴったりな本を1冊選んでおすすめさせていただきます》
書名にうたった通り、「X」を通じて約70人と出会った。年齢は20代~50代、男女比は7対3ほど。プライバシーの問題もあって、相手の名前や肩書きなどを変えて脚色した部分もあるが、「90%以上は実話」だそうだ。
「意識高い系の学生もいれば、結婚されている方もいました。カフェでお会いして本をすすめるだけなので、何も問題はないんですけど。女性と会う時は安心感もあるし、気楽でしたね」
当初は職業欄を「セクシー書店員」としており、募集コメントに「Hになればなるほど固くなるものなーんだ?」(答えは鉛筆)とふざけたなぞなぞを載せていたこともあり、下心で近づいてくる男性もいた。
ねっとり口説いてきたおじさんには樋口毅宏の『日本のセックス』をすすめ、「年収5千万」とうそぶく若者には『ウケる技術』という本を紹介したという。
「性的な目的の人だとしても会話自体は楽しかったし、失望や怒りはなかった。『知らない人と会ってしゃべれたぞ』『踏み出せたじゃん!』という興奮や驚きが大きかったです」
提供元:Yahooニュース