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肩書を持たない54歳、リリー・フランキー 目下の目標は女性下着のデザイナー「実際に買って研究しています」 主演映画『万引き家族』8日公開(夕刊フジ)


 俳優、イラストレーター、作家、カメラマン、ミュージシャン…。肩書を数え上げたらきりがない。多芸多才とは、まさに彼のことを言うのだろう。しかも、どれもが一流。例えば、俳優としてはその演技は強烈なインパクトを残し、数々の映画賞を受賞している。ついにはカンヌ国際映画祭のパルムドール俳優にまで上り詰めた。


 「でも、自分が俳優っていう意識はないんです。というより、努めて持たないようにしているのかもしれません。だって、俺が『自分は俳優として~』なんて語り始めたら気持ち悪いでしょ。それは俳優以外でも同じで、自ら“作家”や“カメラマン”と名乗ったことはないんです」


 イラストレーターもカメラマンも俳優も“表現”という点では共通しており、使うのがペンなのかカメラなのか自分の体なのかの違いだけ。そう当人は分析する。


 「ただ、俳優の仕事はある意味異質。他の仕事はリリー・フランキーのクレジットのもとに、俺が責任を負って自分の感性を表現するけれど、芝居は監督に委ねるものだし、自分ではない人間を演じている。これが一番照れがない。リリー・フランキーとしては恥ずかしくてできないけれど、映画の中でケツを出すシーンなら、俺ではなく役がそうしているのだから照れずに演じられるんです」


 是枝裕和監督がメガホンをとった最新主演作『万引き家族』(8日公開)でも、大胆な演技を披露している。演じるのは、生計を立てるために家族ぐるみで万引きを繰り返す一家の父親。印象的なのは妻役の安藤サクラとのラブシーンだ。散らかった部屋の中で2人が絡み合う姿はお世辞にも美しいとは言い難いが、そこに狙いがあった。


 「平成で一番気持ち悪いラブシーンを演じようって、安藤さんと話してね。そもそもある程度の年齢の夫婦が自宅でやっている性行為って、生活臭が漂っていて傍から見たら気持ち悪いものだと思うんですよ」


 本作では、祖母役の樹木希林や、息子、娘を演じる2人の子役とも息のあった演技を見せている。撮影中は、カメラが回っていないときも、子役を膝に乗せて遊んでいたそうだ。


 「まるで本当の家族のように過ごしていたから、子供たちが本当のお父さんお母さんに連れられて帰っていくのを見るのが寂しくてね。このまま撮影が終わらなければいいのにと思ったほどです」


 傍目には独身貴族を謳歌(おうか)しているように見えるだけに、意外な言葉だ。


 「余裕のある大人の男の代表格というイメージがあるが?」と水を向けると、「全然ですよ」と苦笑する。


 「以前は自宅と事務所兼アトリエを行き来して生活していたんですが、何年か前に家を引き払って仕事場に住んでいるんです。どちらにいても1人だから、家がないほうが自分の心の置きどころがある。『ここは家じゃなくて仕事場だから』っていう言い訳ができるから」


 特にここ1、2年は寂しさが募ることが増えた。加えて、本作の撮影を通じて「家族が欲しい」という気持ちがさらに強まったそうだ。


 「希林さんにそう話したら『結婚は若いうちにしておかないとダメ。物事の分別がついたら結婚なんてできないわよ』って言われて。『俺、まだ分別ついてないから大丈夫です』って返しましたけどね」


 気付いたら、学生時代の友人たちは定年の声が聞こえる年。そろそろ、生活や身辺を整えていかなければならない時期だと感じている。


 「一方で、挑戦を続けることも大事ですよね。定年後の再就職先を探している友人が『今から新しい仕事なんてできるのか』と不安がっているんですが、これから覚えればいいし、初めて就職したときの気持ちに戻ればいいと思うんですよ。新しいことを始めるのはすごくいいこと。俺自身、初めて映画に出たのが30代半ば。常にルーキーでいたいという気持ちがあるし、新しいことをやっているかぎり精神的に老けない気がして」


 そう語る彼自身、まだ夢は尽きない。目下の目標は、女性物下着のデザインを手がけることだ。


 「下着店で物色したり、実際に購入してバラしてみて、どうやって縫製しているのか研究しているんです。本当にデザイナーになれたら、パリに移住してメゾン暮らしを気取ろうかなって」


 冗談めかして笑うが、この男ならきっと、その夢さえ飄々と実現してしまうのだろうと思わずにはいられない。(ペン・音部美穂 カメラ・宮崎瑞穂)


 ■リリー・フランキー(りりー・ふらんきー) 1963年11月4日生まれ、54歳。福岡県出身。武蔵野美術大学卒後、イラスト、文筆、写真、作詞・作曲、俳優など多分野で活躍。初の長編小説『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』が230万部の大ベストセラーを記録。俳優としては、映画『ぐるりのこと。』(2008年)でブルーリボン賞新人賞、『そして父になる』(13年)で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞、『凶悪』(13年)で優秀助演男優賞ほか多数の映画賞を受賞。映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』が8月31日に公開予定。

提供元:Yahooニュース
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