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盲目の愛?最高の同志? 不倫公表の映画監督と女優が紡ぐ4つの愛の物語(THE PAGE)

現在、ホン・サンス監督の新作『それから』、『夜の浜辺でひとり』、『正しい日 間違えた日』、『クレアのカメラ』が順次公開されている。彼は2017年、この4作に出演している女優キム・ミニとの不倫をベルリン国際映画祭の記者会見で公表した。ホン監督は言う。
「映画を作り始めるのに必要なのは、“ロケ地”と“俳優”だ」と。彼の映画にとっての“俳優”とはなにか? そもそも彼の映画とはなにか?
ホン監督は長編デビュー作『豚が井戸に落ちた日』(1996)で、ロッテルダム国際映画祭のグランプリにあたるタイガーアワードを受賞して以来、『カンウォンドの恋』(98)、『女は男の未来だ』(2004)、『映画館の恋』(05)、『よく知りもしないくせに』(09)、『ハハハ』(10)、『次の朝は他人』(11)、『3人のアンヌ』(12)、『クレアのカメラ』、『それから』(17)の9作品をカンヌ映画祭に、『浜辺の女』(06)、『アバンチュールはパリで』(08)、『ヘウォンの恋愛日記』(13)、『夜の浜辺でひとり』(17)、『Grass』(18)の5作品をベルリン国際映画祭に、『教授とわたし、そして映画』(10)、『自由が丘で』(14年)の2作品をヴェネチア国際映画祭に出品。韓国の“ウディ・アレン”、“ゴダール”、“ロメール”と位置付けられ、世界に多くのファンを持つ。
例えば、『クレアのカメラ』。同作は、ポール・ヴァーホーヴェン監督『ELLE エル』(16)の主演女優としてカンヌ映画祭コンペに参加していたイザベル・ユペールと、パク・チャヌク監督『お嬢さん』(同)のヒロインとして同じくコンペに参加していたキム・ミニを起用して、カンヌという場所で撮られた。商談のためにカンヌ映画祭にやってきた映画会社のデキる社員(キム・ミニ)とその会社の女社長(チャン・ミヒ)、そして社長がサポートするカンヌ常連の映画監督(チョン・ジニョン)による三角関係の物語。イザベル・ユペールは、撮られた人の未来を変えるカメラを持つミステリアスな音楽教師として登場する。同作は、ホン監督が、作品中に何度も登場する海岸沿いのトンネルを見つけたことで物語を思いつき、すでに仕事をしたことのある二人の女優を歩かせることで生命を帯びていった。
ただホン監督作品の場合、映画を動かす“エネルギー”として、“ロケ地”と“俳優”に加えて“恋”が必須となっているのは自明のこと。恋には様々なテーマを仮託することができる。それに恋をする人間は無防備で、率直だ。だからホン・サンス監督作のように、会話の応酬で物語を進行させる手法では、物語の転換点やアクセントにもなる、恋にまつわる本音や赤裸々な行動が必要なのだともいえる。
提供元:Yahooニュース