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「REVENGE リベンジ」監督来日、黒沢清が作家性を称賛「圧倒的な血の量」(映画ナタリー)


本日6月22日、「REVENGE リベンジ」上映会が東京・東京藝術大学大学院にて行われ、上映後の講義に監督のコラリー・ファルジャとゲストの黒沢清が登壇した。

【写真】フランス映画祭2018マスタークラスでの「REVENGE リベンジ」上映会の様子。(他8枚)

本作は、若いセレブ・リチャードと不倫関係にあるジェニファーの復讐を描くバイオレンススリラー。砂漠地帯に建つリチャードの別荘で男たちに襲われたあと、口封じのため崖から突き落とされ瀕死の重傷を負ったジェニファーが報復していくさまが描かれる。


「女性監督によるフレンチホラーの魅力」と題されたこの講義は、現在開催されているフランス映画祭2018のマスタークラスの1つで、東京藝術大学の生徒を中心に若い観客が集まった。黒沢はまず「この東京藝術大学の映写室で、これぞジャンル映画という作品を上映できて本当にうれしく思っています。僕も授業を持っていてジャンル映画を学生に観てもらうことがありますが、それはごくまれなことなんです」と前置きし、「すぐにクリント・イーストウッドの『荒野のストレンジャー』『ペイルライダー』などが思い浮かびました。イーストウッドの場合、ほとんど死んでいるのも同然の男が前より数段強くなって帰ってくる。また、生前ひどい目に遭った人物が死んでグレードアップして復讐するというのは、日本の怪談映画とまったく同じパターン。そういった意味でこれはホラー映画にも入るのではないかと思いました」と感想を伝える。ファルジャは「ヒロインが復讐によって“蘇生”するというのはその通りです。彼女が以前とは違う人間として生き返るということに興味があったんです」とうなずいた。


ファルジャの作家性として「圧倒的な血の量」を黒沢が挙げると、彼女は「確かにどうやって血を演出するかは最初から考えていました。撮影現場では、あるシーンを撮るときに『モアブラッド! モアブラッド!』と叫んでいたくらいです。そういった過剰さは、ある種血まみれのオペラのようなファンタジックさを与えると同時に、リアリスティックなものにもなるんですよ」と説明する。もう1つ作家性を感じた部分について、黒沢は「血とは対照的に、水の描写が何度も出てくる。救いの意味を持った水や、ガソリンなどの危険な水。水の持つ幻想性というのは彼女独特の感覚だなと思いました」と述べる。ファルジャは「その分析、とても気に入りました」とほほえみ、「私は作っている最中は、頭の中で理論化しないタイプなんです。できあがってからそういったシンボルに気付かされます」と語った。


講義の最後には生徒との質疑応答も。ヒロインのキャスティングと演出に関して尋ねられたファルジャは「彼女には極端な二面性、つまり人生に対する無頓着な危うさと、動物的な荒々しさといった2つの側面が共存するように意識していました。ただこれは特別なことではなく、女性にはたくさんのキャラクターが混在するものだと思っています」と回答。最後に黒沢が「いろんな困難があったとは思いますが、こういった作品が存在していることが心強い。観客がハラハラドキドキとスクリーンに釘付けになるような楽しさを追求する映画を、これからもどんどん作っていってください。僕も作りますので、がんばりましょう」とエールを送ると、ファルジャは「メルシー!」と笑顔で返した。


※「REVENGE リベンジ」はR15+指定作品




(c)2017 M.E.S. PRODUCTIONS - MONKEY PACK FILMS - CHARADES - LOGICAL PICTURES ? NEXUS FACTORY - UMEDIA

提供元:Yahooニュース
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