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不倫愛と隠し子説 「トットちゃん!」盛り上げる黒柳徹子の謎の私生活(日刊ゲンダイDIGITAL)


 先週から始まった帯ドラマ劇場「トットちゃん!」(テレビ朝日系、平日12時30分~)の評判がいい。3日の視聴率は6.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマーク。第1週の平均でも5%台後半と好スタートを切った。


 黒柳徹子(84)の半生とその家族の激動の日々を描く同ドラマ。内容をざっくりといえば、実母・黒柳朝の自伝エッセーを原作としたNHK朝ドラ「チョッちゃん」(87年)と、黒柳の自著「窓ぎわのトットちゃん」を掛け合わせた二番煎じかと思いきや、さにあらず。


 初週は黒柳が生まれる前の両親のなれ初めを描いた。まあ、そもそも30年前の朝ドラを事細かに覚えているツワモノは別としてエピソード自体が新鮮。父親役の山本耕史(40)を筆頭に、佐藤B作(68)や八木亜希子(52)といった芸達者な脇役が揃い、実にテンポよく見せていくのだ。


■テレビ業界が刮目


 今後、物語の中心は朝(松下奈緒)から徹子(清野菜名)へとスライドしていくが、業界関係者が刮目するエピソードがあるという。それはずばり、「黒柳徹子の不倫愛と隠し子疑惑」とは、さるベテラン芸能関係者。


 ドラマはこれまで一切明かされていない“黒柳の国境を超えた恋”も描くという触れ込みだが、「その相手は劇作家の飯沢匡氏だろう。というのも、黒柳の長い芸能生活の中で恋仲が噂されたのは、飯沢氏ただひとり。2人の仲は当時のテレビ業界では有名でした。飯沢氏は黒柳のデビュー作『ヤン坊ニン坊トン坊』(NHKラジオドラマ)の脚本を手がけ、彼女の才能をいち早く見抜いた人物。出会った当時から飯沢氏は既婚者だったが、男女の関係になるのはそう長くはかからなかったようです。どこまで“真相”に迫る設定で描くのか見ものですね」。


 当時を知るNHK関係者も「黒柳の隠し子説を思い出す」と、こう続ける。


「20歳以上、年の離れた末っ子の実弟が本当は黒柳さんの隠し子ではないかという話が出回ったんです。きっかけは、98年1月、外資系航空会社の社員だった実弟の貴之さんが覚醒剤使用で現行犯逮捕され、その存在が広く知れ渡ったから。当時は月刊誌や週刊誌で隠し子説が報じられましたが、黒柳さん自身は記者会見で否定。それでも、NYへ1年間留学していた時期が怪しいなんて声が囁かれた。もっとも、留学時期と実弟の年齢を照らし合わせても全くつじつまが合わないんですが、なにせ私生活が謎だらけですからね」


「トットちゃん!」の脚本を手がけるのは、大人の恋愛モノが十八番の大石静氏。そんなエピソードに思いを馳せるとよりドラマが楽しめそうだ。

提供元:Yahooニュース
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