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石橋静河、2026年後期朝ドラ「ブラッサム」波瀾万丈のヒロインに!櫻井剛が宇野千代の人生を描く(TVガイドWeb)

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NHK総合ほかで2026年度後期に放送される連続テレビ小説が、「ブラッサム」(日時未定)に決定。明治・大正・昭和を駆け抜け、自由を求め続けた作家・宇野千代をモデルに、波瀾万丈な女性の生き様を描くオリジナル作品。主演は、「夜空はいつでも最高密度の青色だ」で注目を集め、NHKのドラマ「燕は戻ってこない」でも高い評価を得た石橋静河。脚本は「あなたのブツが、ここに。」「ブギウギ」(ともにNHK)などを手がけた櫻井剛氏が担当する。
本日、その制作発表会見が行われ、石橋、櫻井、村山峻平チーフプロデューサーが出席。ヒロイン決定の経緯や脚本への思い、そして石橋自身の決意などが語られた。
タイトル「ブラッサム(Blossom)」には、“咲き誇れ”というメッセージが込められており、石橋演じる主人公・葉野珠(はの・たま)が幾多の困難のなかで、自らを奮い立たせる言葉として繰り返し登場する。宇野千代の象徴でもある“桜”とも重なり、彼女の天真らんまんな生きざまが現代の視聴者に「幸せのかけら」を届ける物語だ。
石橋は「青天の霹靂とはこのことか、っていうくらい、本当に驚いています」と率直な心境を口にしつつ、「本を読みあさっていくうちに、『なんてすてきな方なんだろう』と思いました」と、モデルとなる宇野千代への敬意を語る。中でも印象に残ったというのが、「毎朝『今日の調子はいかがですか?』と聞くと、『最高です!』と答えていた」というエピソード。「病院に入院していた時ですら、『最高です!』って答えていたそうで。私も毎朝起きたら『最高です!』って言って、準備していこうかなと思っています」と、ヒロイン像への向き合い方を明かし、「今の気分は?」と質問されると「最高です!」と笑顔を見せた。
朝ドラへの出演は、2018年の「半分、青い。」以来。さらに今回は主演となるが、「まったく想像していなかった未来だったので……人生って不思議だなって。主演というのは、撮影の分量も責任もとてつもないものがあると思いますし、以前は自分がそこに行くとは全く思っていませんでした」と戸惑いもあるようだが、「そのプレッシャーをエネルギーに変えられたら、すごく大きな力になるんじゃないかと思っていて。そういうふうに考えながら、取り組んでいきたいと思います」と、覚悟もにじませた。
俳優・石橋凌さんと原田美枝子さんを両親に持つ石橋は、「本当は誰にも言っちゃいけないと言われていたんですが、両親にだけはこっそり伝えたら、喜んでくれました」と明かす。「普段、仕事の話はあまりしないので、『よかったね、頑張ってね』とだけ。割とクールな感じで、でも喜んでくれたと思います」と静かにほほ笑んだ。
「連続テレビ小説には、これまでどんなイメージをお持ちでしたか?」という質問には、「“日本の朝を作るもの”という印象でした。影響力もすごいですよね」と答えた石橋。「私の友人にもヒロインを務めた方がいるんですけど、みんな本当に強い人たちだなと思っていました」と続けたうえで、具体的に名前を挙げたのが杉咲花と有村架純。
「『おちょやん』をやられていた杉咲花ちゃんとは、ちょうど出演されていた頃によく連絡を取っていて、お家に遊びに行かせてもらったこともあります。花ちゃんはおいしいものにすごく詳しいので、大阪のおいしいお店を教えてほしいなって思っています」と笑顔。また、有村とも普段から親交があるといい、「架純ちゃんとはよくごはんに行ったりもしていて、ずっと仲良くさせてもらっているんですけど、“どうやって乗り切ったの?”と、根掘り葉掘り聞きたいなと思ってます」と、朝ドラ経験者からの“生の声”に期待を寄せた。
村山プロデューサーは、「石橋さんには、自然体でありながらも独特の存在感があって、何よりその強いまなざしがとても印象的」とキャスティング理由を説明。「役と対話しながら、一つ一つの行動や感情を丁寧に積み重ねていくような方です。共感しにくいキャラクターであっても、『私はこの人物を最後まで味方でいなきゃいけない』と語ってくださったことがあり、その姿勢にとても感銘を受けました」と話した上で、「このドラマには、そうした“寄り添う強さ”がとても必要だと感じています」と、石橋の持つ静かな芯の強さに太鼓判を押す。
脚本を担当する櫻井氏は、「タイトルは“ブロッサム”ではなく“ブラッサム”。少しでも幸せが花咲くように、という願いを込めました」と説明し、「ただ、人生は花が咲く瞬間ばかりではなくて。そこに至るまでの出会いや別れ、困難もあると思います。それを主人公・葉野珠が力強く乗り越えていくような物語を描きたい」と語る。
続けて、「長い人生を描くという意味でも、“幸福論”のような作品になるのではと考えています。ただ、その“幸せ”って一筋縄ではいかなくて…」と本音をこぼしつつ、「朝ドラの脚本を担当するという夢がかなって、最初は浮かれていたんですが、気付いたら締め切りが迫っていて、一気に地獄の底に突き落とされたような気持ちになったりして(笑)」と現実的な一面も打ち明け、「“幸せって何なんだろう”って、迷子になることもあります。でも、僕自身がこの作品を書くことで、そして視聴者の皆さんがこの作品を見ることで、“次の幸せのヒント”になるようなドラマにできたら」と思いを込めた。
石橋に関しては、「もともと石橋さんのファンだったんです。主演が決まった時は、めちゃくちゃうれしかった」と告白。「どんな作品でも“座りがいい”というか、安定感があって、安心して見ていられる存在」と称賛し、「言葉にしきれない感覚の部分を、自然体で受け止めて表現していただけたら」とヒロイン像に込めた期待を述べた。
作品のモデルとなる宇野千代の生涯には、4回の結婚、そして多くの恋愛があった。そうした人物像について石橋は、「“4回結婚されているんだ”と驚きました」と振り返りながら、「でも、いろんな資料や文章を読んでいくうちに、本当に“好き”に対して真っすぐな方だったんだなって感じるようになりました」と明かす。「人に対しても、物に対しても、自分の世界に対しても、とにかく一直線で全力。だからこその4回の結婚や多くの恋愛があったんだと思っています。そうした“真っすぐさ”を大切にしながら演じていけたらと思っています」と力を込めた。
さらに、「『好き!』って思う感情って、ものすごくポジティブで生きる力になると思っていて。コロナ禍のときにすごく感じたんですけど、推し活でも猫でも誰かを好きになるって、その日や次の日を生きる原動力になるんですよね。そういう気持ちは、すごく大事にしたいと思っています」と自身の実感を重ねた。
朝ドラという大きな現場に飛び込むことに関して、「不安を挙げたらキリがないくらいあります。長期間の撮影も初めてですし、たくさんの人が関わるなかで、自分が真ん中に立っていくんだなと思うと、やっぱり怖さはあります」と石橋。しかし、同時に、「最初に、“自分ができることを自分のペースでやる”って決めました。不安を見るんじゃなくて、目の前のことを一つずつ」と、自分に課した目標を語る。
そして、「私は“座長タイプ”ではないと思ってるんですが、途中から現場に参加される方もいると思うので、そういう方が緊張せずに入ってこられるような、温かい空気を作れたら」とも話し、今回の経験を通して、「私の中の“ボス”が目覚めますかね…楽しみです(笑)」と、少し肩の力を抜いたように言葉を結んだ。
提供元:Yahooニュース