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あだち充『みゆき』最終回に「茫然とした…でも感動」の声　負けヒロインの「その後」は？(マグミクス)

　マグミクスが配信した「あだち充『みゆき』最終的にどっちのヒロインと結ばれた？　アニメ勢は知らない『切ないラスト』」という記事に、多くの反響が寄せられています。40年近く前の作品にもかかわらず、リアルタイム世代から後の世代まで幅広い読者から、作品の想い出がいっぱい語られました。

【画像】え…っ！　「脱いだら意外と…」「美ボディ」　こちらが『みゆき』ヒロインが私服を“脱いだ”姿です（4枚）

　元となる記事では、1980年から1984年まで連載された『みゆき』の最終回について、アニメ版と原作マンガ版のそれぞれの結末を紹介しました。原作マンガでは、主人公の「若松真人」は血のつながらない妹の「若松みゆき」と結ばれ、もうひとりのヒロインである「鹿島みゆき」は北海道で、若松みゆきとの恋に破れた「沢田優一」と出会うという展開で物語が締めくくられています。この結末について、読者からは複雑な感情を込めたさまざまな意見が寄せられました。

　読者からは物語のラストについて、「あれで良かったんだと改めて思います」と肯定する意見や「原作のラスト無くして、この作品は成り立たなかったと思います」と断言する声もあります。また若松みゆきと沢田の披露宴の最中、真人が涙ながらに告白して両思いとなる展開について、「タブーともいうべきラスト。心のどこかで望んでいた結末でしたが、初めて読んだとき、しばらくの間茫然とした」という衝撃的な体験を語る読者は、その後に「静かな感動はいまでも鮮明です」と振り返っています。

　一方、鹿島みゆき派だった読者からは、彼女の「その後」を想像するコメントが多数寄せられました。沢田との出会いについて、振られた同士が偶然出会い、最初は真人の嫌いなところを言い合おうと盛り上がるものの、すぐに好きなところを楽しそうに語り合う展開から「ふたりはこの後結婚する」「これから別のドラマが生まれる」といった意見も見られました。

　また多くの読者が言及したのは、最終回に効果的に使われた「想い出がいっぱい」の歌詞でした。「最後の回は曲を聴きながら読むとより感動します」など、H2Oの名曲が物語に与えた効果の大きさが語られました。

　さらに小学校時代に卒業式で歌った想い出を持つ読者や、アニメもマンガも知らずに合唱曲として親しんだという読者もおり、楽曲そのものの浸透度の高さがうかがえます。リアルタイム世代の読者のなかには、姉の結婚披露宴でこの曲を歌ったという心温まるエピソードを披露する人もいました。

　そのほか声優陣への言及も目立ちました。若松みゆき役の荻野目洋子さんと鹿島みゆき役の鶴ひろみさんについて、読者からは当時の思い出とともに語られています。特に後に『きまぐれオレンジ☆ロード』で鮎川まどか役を演じた鶴ひろみさんについては「負けヒロインだった鹿島みゆきの声、鶴ひろみさん。オレンジロードでは、鮎川まどかでリベンジ果たしますね」という興味深い指摘もありました。

提供元：Yahooニュース

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