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全身が共鳴したクミコの“唯一無二”の歌声 曲の合間に昨今の不倫騒動、面白いトークも披露(夕刊フジ)


 独立問題で揺れるスペイン北東部のカタルーニャ州。同地出身のチェロ奏者、故パブロ・カザルスが「カタルニアの鳥はピース、ピースと泣くのです」と紹介し好んで弾いたのが同地の民謡「鳥の歌」。


 それに日本語詞をつけて歌ったのが歌手のクミコ(63)だ。作詞家の松本隆(68)の言葉にクミコの歌声が交響する曲に震えた覚えがあった。これがカザルスが伝えたかったことだと。


 9日、クミコがデビュー35周年記念コンサートを都内で開催した。ヒット曲&人気曲を完全網羅と宣伝されていたが「人間、後ろを振り返ってもいいことはない」とクミコ。2部構成の第1部では9月発売のアルバム「デラシネ」の収録曲10曲すべてを歌い上げた。


 「デラシネ」の全楽曲の作詞は松本。その詩に秦基博や永積タカシ、横山剣、つんく♂といった稀代のメロディーメーカーが曲を付けた。


 かつて松本に「歌声に言霊がある」とたたえられたクミコの歌は言葉として迫る。分からない言葉はなく、聞き取れない言葉もなく、無意味な英語詞もなく、言葉が豊かな映像を映し出す。映像喚起力が実に強い。


 歌が仁王立ちする。無駄な力が1ミリも入っていないのに、耳たぶも首筋も爪の先も、とにかく体じゅうが共鳴体なのだ。


 曲の合間のトークも面白い。昨今の不倫騒動に触れ、「倫理って言われても、さかりがついたようなものだからしょうがない。恋に倫理を持ち込むと歌が成り立たない」と会場が静かに苦笑いするような解説を加える。


 歌い手であるという矜持をまとい、「意思を伝えることが歌だと思う」「歌い手は何にも持たないふりをして歌うのがいい」と、さらりと押しつけがましくなく語る。


 第2部では「INORI~祈り~」や「うまれてきてくれて ありがとう」「愛の讃歌」などを歌いまくり、アンコールではロックナンバーのように「ラストダンスは私と」などを披露した。


 「鳥の歌」は含まれていなかったが全23曲。途中休憩をはさみ、2時間半の大人の時間。客席には20~70代、80代と幅広い層が集っていた。


 しまい近く、クミコは「これからもよい加減で歌い続けていくことを決めました」と宣言した。


 63歳。やがて訪れる老いとどう折り合いをつけ、歌い手の老後を見せていくのか。それを確かめるためにも聞き続けたくなる唯一無二だ。

提供元:Yahooニュース
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