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壱城あずさ、素顔のリスタート いまだから明かせる「宝塚」退団の理由(夕刊フジ)

宝塚歌劇団星組の人気男役。その電撃退団に多くのファンが嘆き驚いた。あれから9カ月。現在、芸人、俳優ら個性ある面々が集う芸能事務所に所属、男役ではなく素の女性で勝負している。
退団の際、「結婚か」と周囲を騒然とさせたが、「『私が誰と結婚すんねん』と自分にツッコむほど驚きました」と振り返る。
退団の意志は、卒業する1年前に劇団に伝えた。
「普通は出演する作品を踏まえて退団の時期を決めるので、(辞めることを先に決める)そんな人はいないって言われました。ただ、退団公演の作品の演出家が同期で、ショーも私の初舞台を作っていただいた先生。神様のご褒美だったのかな」としみじみ語る。
高校生の時、母の友人から送られてきたビデオで、宙組(そらぐみ)トップスターの姿月あさとにひと目ぼれ。迷いなく宝塚音楽学校を受験するが、1次試験であっさり落ちた。だが翌年、再挑戦し、首席で入学する。
幼少期から新体操を習い、中学・高校時代は学業より「厳しかった」新体操部でキャプテンとして磨いた精神力。入学後はそれが生き、すぐさまリーダーとして頭角を現し、成績もトップクラスを維持した。勢いそのままに憧れのステージへと前進するが、「宝塚(歌劇団)時代は悔しさばかりでしたね」と意外なことを口にする。
入団して7年のうちに、新人公演で主演を務めないとスターになれない-。この暗黙の了解の中、チャンスが巡ってこない。いつしか「壱城さんはスターになれない」。周囲にそう思われるようになった。
「悔しかった。まだ伸びる可能性もあるのに。(7年を境に)みんなが諦めていく宝塚が嫌で、逆に裏切ってやりたくなった。だから、諦めずに8年目からでもスターになってやろう、と」
反骨心を糧に努力を重ね、その姿に観衆は魅せられ、それがまた輝きの原動力となり、足踏みしていたスターへの階段を駆け足で上り始める。気付けば年に1回、各組約10人が選ばれる宝塚の祭典にも出演し続け、呪縛を見事に破ってみせた。
上級生であり親友の星組トップスター、紅ゆずるへの思いも自身を奮い立たせた。
「下級生の私と、上級生で成績が下位だった紅さんが同室になって」
東京の寮で出会ってすぐに打ち解けた。
「紅さんが新人公演の主演に選ばれ、夜中までお稽古されている姿を隣で見て、この人がトップスターになるまで、私も頑張らなアカンと思ったものでした」
悔しい時代を共に乗り切った記憶が、要所要所で支えてくれた。
納得できるまで「やりきった」。それが偽らざる退団の理由。去るからには華やかな世界から身を引く覚悟でいた。だが、周りがほうっておかない。ひょんなことから山梨が拠点の学習塾「甲斐ゼミナール」のCMに出演。その後、地元のラジオやテレビ、やまなし大使就任と仕事が次々と舞い込んで…。
「山梨のサービスエリアのアンバサダーとして『フードコート総選挙』のリポートもしました。それがSNSなどを通じてファンに広まり、生放送にも駆けつけてくれたり。宝塚時代は“男”としてもう1人の自分を作っていたので、自分の言葉で表現でき、自分らしさがすごく出せるリポーターの仕事が、楽しくて仕方なくなりました」
古巣の舞台とは打って変わって、いまや軟派な路線もウエルカムだ。
「一番出たいのはバラエティー番組。マツコ(・デラックス)さんのように辛口やけど、トゲがない。自分の意見を大事にしつつも愛があるトークをしてみたい。もちろん、歌や踊り、男性との芝居も。映像のお仕事で新たな壱城を見てもらいたいですね。あ、そうそう。結婚も目標。理想の男性はやさしくて、包容力があるがっしりした人」
人生の第2幕。まずは何から実現するか。(ペン・田中一毅 カメラ・恵守乾)
■壱城あずさ(いちじょう・あずさ) タレント。1982年10月12日生まれ、35歳。神戸市出身。2001年に宝塚音楽学校に首席入学。03年に宝塚歌劇団に入団し、月組公演「花の宝塚風土記/シニョール ドン・ファン」で初舞台、星組の男役として活躍。17年12月24日の「ベルリン、わが愛/Bouquet de TAKARAZUKA」で退団。その後はフリーで、UTYテレビ山梨「ウッティタウン6丁目」、FMFUJI「壱城あずさの『ガッツだぜ!!』」(毎週日曜19時)などで活動。18年6月、ベッキー、カンニング竹山らが所属するサンミュージックへ。
壱城あずさファンクラブ「ピースクラブ」を開設(登録・問い合わせは(電)03・3354・8500)。12月25日に大阪市北区のリーガロイヤルホテルでディナーショー(受付18時、料金3万円)を行う。10月1日からチケット販売。詳細は同ホテル公式サイトで。
提供元:Yahooニュース