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怖い話し?

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  • 1:

    名無しさん

    なんかパッとするめっちゃ怖い話しない〜?

    2011-05-17 13:09:00
  • 31:

    名無しさん


    盛り塩はさらに黒く変色していた。

    念のため、自分の時計を見たところはぼ同じ時刻だったので、恐る恐るドアを
    開けると、そこには心配そうな顔をしたばあちゃんとKさんがいた。
    ばあちゃんが、よかった、よかったと涙を流してくれた。

    下に降りると、親父も来ていた。
    じいちゃんが外から顔を出して「早く車に乗れ」と促し、庭に出てみると、ど
    こから持ってきたのか、ワンボックスのバンが一台あった。そして、庭に何人
    かの男たちがいた。

    ワンボックスは九人乗りで、中列の真ん中に座らされ、助手席にKさんが座り、
    庭にいた男たちもすべて乗り込んだ。全部で九人が乗り込んでおり、八方すべ
    てを囲まれた形になった。
    「大変なことになったな。気になるかもしれないが、これからは目を閉じて下
    を向いていろ。俺たちには何も見えんが、お前には見えてしまうだろうからな。
    いいと言うまで我慢して目を開けるなよ」
    右隣に座った五十歳くらいのオジさんがそう言った。

    2011-06-18 00:57:00
  • 32:

    名無しさん


    そして、じいちゃんの運転する軽トラが先頭、次が自分が乗っているバン、後
    に親父が運転する乗用車という車列で走り出した。車列はかなりゆっくりとし
    たスピードで進んだ。おそらく二十キロも出ていなかったんじゃあるまいか。
    間もなくKさんが、「ここがふんばりどころだ」と呟くと、何やら念仏のよう
    なものを唱え始めた。

    「ぽっぽぽ、ぽ、ぽっ、ぽぽぽ…」

    またあの声が聞こえてきた。
    Kさんからもらったお札を握り締め、言われたとおりに目を閉じ、下を向いて
    いたが、なぜか薄目をあけて外を少しだけ見てしまった。

    目に入ったのは白っぽいワンピース。それが車に合わせ移動していた。
    あの大股で付いてきているのか。
    頭はウインドウの外にあって見えない。しかし、車内を覗き込もうとしたのか、
    頭を下げる仕草を始めた。
    無意識に「ヒッ」と声を出す。
    「見るな」と隣が声を荒げる。
    慌てて目をぎゅっとつぶり、さらに強くお札を握り締めた。

    2011-06-18 01:02:00
  • 33:

    名無しさん


    コツ、コツ、コツ
    ガラスを叩く音が始まる。
    周りに乗っている人も短く「エッ」とか「ンン」とか声を出す。
    アレは見えなくても、声は聞こえなくても、音は聞こえてしまうようだ。
    Kさんの念仏に力が入る。
    やがて、声と音が途切れたと思ったとき、Kさんが「うまく抜けた」と声をあ
    げた。
    それまで黙っていた周りを囲む男たちも「よかったなあ」と安堵の声を出した。
    やがて車は道の広い所で止り、親父の車に移された。
    親父とじいちゃんが他の男たちに頭を下げているとき、Kさんが「お札を見せ
    てみろ」と近寄ってきた。
    無意識にまだ握り締めていたお札を見ると、全体が黒っぽくなっていた。
    Kさんは「もう大丈夫だと思うがな、念のためしばらくの間はこれを持ってい
    なさい」と新しいお札をくれた。
    その後は親父と二人で自宅へ戻った。
    バイクは後日じいちゃんと近所の人が届けてくれた。
    親父も八尺様のことは知っていたようで、子供の頃、友達のひとりが魅入られ
    て命を落としたということを話してくれた。
    魅入られたため、他の土地に移った人も知っているという。
    バンに乗った男たちは、すべてじいちゃんの一族に関係がある人で、つまりは
    極々薄いながらも自分と血縁関係にある人たちだそうだ。
    前を走ったじいちゃん、後ろを走った親父も当然血のつながりはあるわけで、
    少しでも八尺様の目をごまかそうと、あのようなことをしたという。
    親父の兄弟(伯父)は一晩でこちらに来られなかったため、血縁は薄くてもす
    ぐに集まる人に来てもらったようだ。

    2011-06-18 01:06:00
  • 34:

    最後


    それでも流石に七人もの男が今の今、というわけにはいかなく、また夜より昼
    のほうが安全と思われたため、一晩部屋に閉じ込められたのである。
    道中、最悪ならじいちゃんか親父が身代わりになる覚悟だったとか。
    そして、先に書いたようなことを説明され、もうあそこには行かないようにと
    念を押された。
    家に戻ってから、じいちゃんと電話で話したとき、あの夜に声をかけたかと聞
    いたが、そんなことはしていないと断言された。
    ――やっぱりあれは…
    と思ったら、改めて背筋が寒くなった。
    八尺様の被害には成人前の若い人間、それも子供が遭うことが多いということ
    だ。まだ子供や若年の人間が極度の不安な状態にあるとき、身内の声であのよ
    うなことを言われれば、つい心を許してしまうのだろう。
    それから十年経って、あのことも忘れがちになったとき、洒落にならない後日
    談ができてしまった。
    「八尺様を封じている地蔵様が誰かに壊されてしまった。それもお前の家に通
    じる道のものがな」
    と、ばあちゃんから電話があった。
    (じいちゃんは二年前に亡くなっていて、当然ながら葬式にも行かせてもらえ
    なかった。じいちゃんも起き上がれなくなってからは絶対来させるなと言って
    いたという)
    今となっては迷信だろうと自分に言い聞かせつつも、かなり心配な自分がいる。
    「ぽぽぽ…」という、あの声が聞こえてきたらと思うと…

    2011-06-18 01:10:00
  • 35:

    名無しさん

    怖かったです!!
    ありがとうございます?

    2011-06-18 01:12:00
  • 36:

    名無しさん

    世にも奇妙な〜で放送できるレベルやね

    2011-06-18 06:13:00
  • 37:

    名無しさん

    鏡でお尻みたら肛門のまわりに毛がびっしり

    2011-06-18 07:12:00
  • 38:

    名無しさん

    なかなかおもしろかった
    また暇あればお願いします

    2011-06-18 07:52:00
  • 39:

    名無しさん

    私は、夢をみていました。昔から私は夢をみている時に、たまに自分は今、夢を
    みているんだと自覚する事がありました。この時もそうです。何故か私は薄暗い
    無人駅に一人いました。ずいぶん陰気臭いを夢だなぁと思いました。
    すると急に駅に精気の無い男の人の声でアナウンスが流れました。 それは
    「 まもなく、電車が来ます。その電車に乗るとあなたは恐い目に遇いますよ〜」
    と意味不明なものでした。 まもなく駅に電車が入ってきました。それは電車というより、
    よく遊園地などにあるお猿さん電車のようなもので数人の顔色の悪い男女が一列に
    座ってました。

    私はどうも変な夢だなと思いつつも、自分の夢がどれだけ自分自身に恐怖心を与え
    られるか試してみたくなりその電車に乗る事に決めました。本当に恐くて堪られなければ、
    目を覚ませばいいと思ったからです。私は自分が夢をみていると自覚している時に限って、
    自由に夢から覚める事が出来ました。

    つづく

    2011-06-18 20:44:00
  • 40:

    名無しさん

    私は電車の後ろから3番目の席に座りました。辺りには生温かい空気が流れていて、
    本当に夢なのかと疑うぐらいリアルな臨場感がありました。
    「 出発します〜」とアナウンスが流れ、電車は動き始めました。これから何が起こるのだろ
    うと私は不安と期待でどきどきしていました。電車は ホームを出るとすぐにトンネルに入りま
    した。紫色ぽっい明かりがトンネルの中を怪しく照らしていました。

    私は思いました。(このトンネルの景色は子供の頃に遊園地で乗った、スリラーカーの景色だ。
    この電車だってお猿さん電車だし結局過去の私の記憶にある映像を持ってきているだけでちっとも
    恐くなんかないな。)

    とその時、またアナウンスが流れました。「 次は活けづくり〜活けづくりです。」
    活けづくり?魚の?などと考えていると、急に後ろからけたたましい悲鳴が聞こえてきました。
    振り向くと、電車の一番後ろに座っていた男の人の周りに四人のぼろきれのような物をまとった
    小人がむらがっていました。よく見ると、男は刃物で体を裂かれ、本当に魚の活けづくりの様に
    なっていました。強烈な臭気が辺りをつつみ、耳が痛くなるほどの大声で男は悲鳴をあげつづけました。
    男の体からは次々と内臓がとり出され血まみれの臓器が散らばっています。

    私のすぐ後ろには髪の長い顔色の悪い女性が座っていましたが、彼女はすぐ後で大騒ぎしてい
    るのに黙って前をを向いたまま気にもとめていない様子でした。私はさすがに、想像を超える展開に
    驚き、本当にこれは夢なのかと思いはじめ恐くなりもう少し様子をみてから目を覚まそうと思いました。

    2011-06-18 20:48:00
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