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ボーダーラィン

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  • 1:

    恋姫

    ギリギリの世界で綱渡りしてるょぅな毎日。死ぬ勇気も無ぃょ。今日と言う日がただ通り過ぎてぃくだけだった。

    2006-01-11 20:25:00
  • 2:

    名無しさん

    小文字にすんのやめて

    2006-01-11 20:28:00
  • 3:

    恋姫

    何度、死のぅと考ぇただろぅ。一人きりの夜がぁまりにも長くて、上手く過ごせなくて、どぅしょぅもなく弱ぃ自分にゃさしぃのはホストだけ。

    2006-01-11 20:38:00
  • 4:

    恋姫

    好きでも無い男たちに愛想笑いを振りまいて、お酒を作って、指名をもらって稼いだお金を優しいホストに注ぎ込んで、気付けば残ったのはただ虚しさだけ。

    2006-01-11 20:44:00
  • 5:

    恋姫

    もしかしたら本当に私を好きかもしれないなんて、自分がお客さんにしてることと同じ事されてるのに気付かないなんて。恋は盲目、騙し合いの世界で負け犬になって行く私。

    2006-01-11 20:57:00
  • 6:

    恋姫

    同じ過ちを何度繰り返せば、私は目を覚ますことが出来る?心の隙間を必死で取り繕っても、誰にも埋める事は出来ないのかもしれない。

    2006-01-12 12:20:00
  • 7:

    恋姫

    ずっと。。。子供の時から感じてる孤独感。どんな時も人の目を気にして自分を押し殺して生きてきた。私として生きてきたかな。空想の中で、だけ。。。お姫さまだった。

    2006-01-12 12:45:00
  • 8:

    恋姫

    学校へは、仮面を被って行く。私が演じるのは決まって、ピエロ。ただ笑っていてほしかった。楽しそうにしてくれたらそれで、幸せだった。

    2006-01-12 12:55:00
  • 9:

    恋姫

    一度、親友だと思っていた娘にイジメのターゲットにされた。ぃっのまにか親友の男を取ったことになってた。仲間がみんな親友に付いた。関係無い娘たちまでが私を汚れ物扱いをした。

    2006-01-12 13:07:00
  • 10:

    恋姫

    あまり多くを語らない私を、妙な連帯感でイジメて来る彼女たちに切ないほどの虚しさを感じた。それでも私は学校を休むことは無かった。その頃の私は家に居ることの方が地獄だったから。

    2006-01-12 13:15:00
  • 11:

    恋姫

    性的虐待。中学に上がる前の冬、風邪で休んだ私は家で一人だった。お母さんは買い物に出かけていた。「大丈夫か?」何故か、あの男。。。父はいた。

    2006-01-12 13:21:00
  • 12:

    恋姫

    熱で動けないでいる私に、あの男は「俺が男を教えてやる」。。。危うく処女を失いかけた時、お母さんは帰って来た。「また、教えてやるからな」私は、たまらなく吐き気に襲われた。何度も何度も吐いた。

    2006-01-12 13:34:00
  • 13:

    恋姫

    それが風邪によるものなのでは無いことだけは、朦朧とした頭の中でも理解できた。(汚い。。。)私の中でセックスは薄汚れたものになった。

    2006-01-12 13:39:00
  • 14:

    恋姫

    それからの私は、ただ一人、自分の身を守ることに必死だったから、少しでも家に居たくなくて学校に逃げた。イジメはさらに私の心を汚していったけれど。。。

    2006-01-12 13:50:00
  • 15:

    恋姫

    誰にも、何も言えず、ただ時が過ぎるのを待った。(私は何故、生まれてきたのだろう。。。)何度となく空を見上げた。あの男とのことがあってから、私は眠れなくなっていた。

    2006-01-12 13:58:00
  • 16:

    恋姫

    親に汚され、親友に裏切られ、恐ろしいほどの孤独感に、死を感じた。ただ、死なずにいたのは、すでに感情が死んでしまっていたから。。。

    2006-01-12 14:09:00
  • 17:

    恋姫

    生き地獄。地獄ってどんなところだろう。私には、こうして生きていることが、地獄に思えて仕方がなかった。唯一の慰めは、空想の世界では私は、生き生きしていた。

    2006-01-12 15:22:00
  • 18:

    恋姫

    空想の中では、私は姫で居られたから。何も恐れるものなどなかった。そこには感情が生きていた。泣いたり、笑ったり、怒ったり。今の私には、無いものがそこにはあった。

    2006-01-12 16:36:00
  • 19:

    名無しさん

    読んでます☆
    このぉ話わ実話ですか?フィクションですか?
    最後まで読むんで完結まで頑張って下さいね!!

    2006-01-12 16:59:00
  • 20:

    恋姫

    今更になって、イジメの原因だった、私が男を取ったのがでっちあげだったことが明らかになった。元親友が振られた腹いせに広めた噂だったから。私はいい、ストレスの捌け口にされただけだった。

    2006-01-12 17:38:00
  • 21:

    恋姫


    読んでくれてありがとうm(_ _)mこの話はフィクションです。ただ少し、実話を元にしている部分もあります。完結までお付き合い下さいね。恋姫より。

    2006-01-12 17:47:00
  • 22:

    恋姫

    ただの一人も友達が出来なかったわけじゃなかった。むしろ、イジメていたのは自分のクラスの娘たちだけだったから。クラスの違う友達が、ギリギリの所で支えてくれていたのだと、今なら思える。

    2006-01-12 17:55:00
  • 23:

    恋姫

    ホタルのヒカリ。みんなが泣いてゆく。私は、ピエロの仮面を外し損ねて、涙が消えてしまった。「泣かないの?」そう聞かれて、「悲し過ぎて泣けないの」そんな時でも愛想笑いを振りまいた。

    2006-01-12 18:12:00
  • 24:

    恋姫

    卒業。一つの生き地獄からの卒業。ほんの少し、心が軽くなった。自由を手に入れた気がした。仮面を外せるかもしれないなんて。。。甘かった。学校のイジメなんて、ほんの地獄の入り口に過ぎなかった。

    2006-01-12 18:19:00
  • 25:

    恋姫

    卒業と共に、あの男の歪んだ愛情は牙を出し始めた。就職後の門限は18時。職場まで毎日迎えにきた。私の自由は会社の中だけになった。そう、第二のイジメが始まるまでは。。。

    2006-01-12 18:28:00
  • 26:

    恋姫

    「その格好、泉さんの真似でしょ!似合わないから」泉さんは、会社のアイドル的な人だった。何人かの取り巻きがいた。その中には、同期の顔もあった。私の毎日の送り迎えも気にいらない要素になっていた。

    2006-01-12 18:39:00
  • 27:

    恋姫

    (私はなんの為に。。。)そしてまた、私はピエロの仮面を被った。愛想笑いが私を支えていた。ただ与えられた仕事を必死でこなした。

    2006-01-12 18:48:00
  • 28:

    恋姫

    (何故、私は、標的にされてしまうのだろう。。。)けして美人でもなく、スタイルも悪い。一度、友達が言っていた。「いい意味でも悪い意味でも、独特のオーラがある」と。

    2006-01-13 12:18:00
  • 29:

    恋姫

    ふと、思い当たることがあった。幼いころから、私の周りには男の子が集まった。けしてチヤホヤされるのではなく、男まさりな遊びばかりしていたから。何より気を遣わなくて良かった。

    2006-01-13 12:27:00
  • 30:

    恋姫

    女の子と遊ぶ時は、何故かとても緊張した。兄弟に女の子が居なかったせいもあったのかもしれない。それは学校に上がってからも変わらなかった。やはり、男の子との方が話やすかった。

    2006-01-13 12:38:00
  • 31:

    恋姫

    周りから見れば、男に愛想を振りまいているように見えたのかもしれない。実際、中学でのイジメの間、男子の態度は変わらなかった。(男に生まれたかった。。。)何度となく思っていた。

    2006-01-13 12:47:00
  • 32:

    恋姫

    女の子と仲良く成る為には苦労した。自分を出すのに時間がかかってしまうから。男の子は自分を出す必要がなかったから楽だった。親友に裏切られてからは、心に鍵がかかったままだ。

    2006-01-13 13:10:00
  • 33:

    恋姫

    女の子の中にも、自分を出さなくても気楽に付き合える子もいた。違うクラスの子がそんな感じで私に接してくれたから、友達でいられた。親友にはなれなかったけれど。

    2006-01-13 15:40:00
  • 34:

    恋姫

    父親に汚されたのに、男の子との方が話やすかったのは自分でも、不思議だった。それは、父親とのことを知らない兄弟が妹と言うより、弟のように接してくれたからだと思う。その分、父親と同じ年代の人には恐ろしいほどの恐怖を憶えた。。。

    2006-01-13 15:52:00
  • 35:

    恋姫

    中卒の私でも入れた会社は田舎の小さな工場だった。父親と同じ年代の人と接っする時は、いつも動悸を押さえるのに苦労した。ピエロはそんなとき役に立った。その分、若い男性社員とは気楽に話せた。

    2006-01-14 04:21:00
  • 36:

    恋姫

    噂で聞いた話で、若い男性社員の中に泉さんの彼氏がいるらしかった。その彼とたまたま仲良く話していたのを聞いた取り巻きがいた。その時にイジメの芽が咲いたのだ。

    2006-01-18 13:42:00
  • 37:

    恋姫

    どこにでも、イジメの種は落ちているのかも知れない。私は、さらにまた新たな種。。。けして咲かせてはいけないどす黒い華の芽を咲かせようとしていた。

    2006-01-18 13:57:00
  • 38:

    恋姫

    それは、家で着実に芽を咲かせようと私に忍び寄ってきていた。父親は性的虐待以上に私たち兄弟に暴力を振るった。ほんの少しでも気に入らないことがあれば手を挙げた。一番の被害者は母親だったけれど。

    2006-01-18 14:22:00
  • 39:

    恋姫

    父親のストレスはそこで発散されていた。母親はそのストレスを言葉の暴力で私に向けていた。母親にとって、息子達は癒しになっていたらしい。(私は。。。?あなたのなんですか?)この時、死んでいたら良かった。。。

    2006-01-18 14:42:00
  • 40:

    恋姫

    気付かなかったけれど、お兄ちゃんもストレスの捌け口を性欲の捌け口を探していた。まさか。私がターゲットにされるなんて思いもしなかった。あまりにも何かが狂い過ぎている。。。

    2006-01-18 15:00:00
  • 41:

    恋姫

    眠れない夜が続いていたある日。。。お兄ちゃんが部屋に来た。「大丈夫か?なんか眠れないって言ってたな」父親の件以来部屋に鍵を付けていた。お兄ちゃんには警戒心をもっていなかったからすんなり部屋に入れた。

    2006-01-18 15:23:00
  • 42:

    恋姫

    二人でコーヒーを飲みながら、お笑い番組を観ていたら、段々眠くなってきた。久しぶりに気が緩んでしまったのだろう。布団に潜り込んで眠った。

    2006-01-24 08:26:00
  • 43:

    恋姫

    夢を見た。広い広い草原で私はただ一人きりで大声をあげて泣いていた。ふと、声に気付いた。(早く、僕に逢いにきて。。。)聞いたことの無い声だった。(誰なの?)そこで眼が覚めた。

    2006-02-03 11:31:00
  • 44:

    恋姫

    異変に気付いた。例えようの無い不快感。眼は覚めているのに眼を開けるのが恐かった。足元から視線を感じた。下着は履いていないのが分かった。何をするでも無く、兄は私のそれを眺めていた。

    2006-02-03 11:42:00
  • 45:

    名無しさん

    2006-02-03 11:44:00
  • 46:

    恋姫

    叫びたいのに声にならない。。。あまりの恐怖に体が身震いした。兄は私の側から離れ部屋を出ていった。体中の震えが止まらなくなった。それでも必死で下着を付けパジャマを履いた。急いで部屋の鍵を締めた。

    2006-02-03 11:51:00
  • 47:

    恋姫

    布団に潜り込んだ。震えは止まらなくなったまま。声を殺して泣いた。兄の不可解な行動を理解することが出来なかった。胃がキリキリと痛みだした。

    2006-02-03 11:57:00
  • 48:

    恋姫

    泣き疲れて束の間眠りに就いた。また同じ夢を見た。今度は違ぅ声が聞こぇた。(泣ぃてぃぃょ。気が済むまで。先に行って待ってるから)誰なの?何故私を待ってるの?

    2006-02-05 08:12:00
  • 49:

    恋姫

    目はすっかり腫れあがっていた。やけにはっきりと夢を覚えている。昨日の出来事を書き消すように。。。ただ、夢だけを頭に浮かべた。

    2006-02-05 08:27:00
  • 50:

    恋姫

    鏡に映る自分を見ていたらまた、涙が溢れた。いつのまにか手にかみそりを持っていた。(楽になるかな。。。)そっと、手首にかみそりを近づけた。。。

    2006-02-07 07:53:00
  • 51:

    恋姫

    手が震えてかみそりが手首をほんの少しかすめた。チクっとした痛みにもう、尻込みしてしまっていた。情けない。。。ただこんな自分に無性に腹が立った。

    2006-02-07 08:00:00
  • 52:

    恋姫

    死ぬ勇気もない。ただ頭の片隅で夢の中の声が引き止めているような気がしていた。現実は何も変わらず無情に時を刻んでいた。部屋の外で母の声が聞こえた。

    2006-02-07 08:07:00
  • 53:

    恋姫

    何も知らない母は、朝ご飯が出来たことを告げていた。何があっても学校も会社も休んだことが無かったのに、初めて、行きたくないと思った。(お金。。。どのくらいあったかな。。。)

    2006-02-07 08:14:00
  • 54:

    恋姫

    家出。そう思いついた瞬間、私は仮面を被った。いつものように私は支度をして食卓に向った。兄の存在を確認した時、体が震えた。なんとか冷静を取り戻したものの、食事は喉を通らなかった。

    2006-02-07 08:23:00
  • 55:

    恋姫

    お味噌汁をすすりながら、気持ちを落ち着けた。心も温まっていく気がした。束の間の安らぎに過ぎなかった。父と兄のいやらしい視線が私をどうしようもなく不快にさせた。

    2006-02-08 06:05:00
  • 56:

    恋姫

    結局、お味噌汁もほとんど残してしまった。吐き気を押さえるのに必死だった。「お父さん、もう仕事行かないと。。。」やっとの思いで告げた。父は嬉しそうに支度を始めた。誰も私の食欲の無さを心配するものは居なかった。。。

    2006-02-08 15:31:00
  • 57:

    恋姫

    父はあれから特に性的な悪戯はしてこない。送り迎えで十分満足しているようだ。普通の16才になりたかった。家出の準備はもう出来ていた。いつもより荷物が増えていても誰も気にしないことに悲しさが増した。

    2006-02-10 07:24:00
  • 58:

    恋姫

    父はいつものように会社の少し手前で私を降ろした。「行ってきます。」初めて、笑顔で告げた。父は嬉しそうに手を振った。(バイバイ。。。)父を見送ってから会社と反対方向へ歩いていった。

    2006-02-10 07:30:00
  • 59:

    恋姫

    調度、お給料を貰ったばかりで多少お金はあった。通帳にも少し貯金があった。(どこへ行こう。)未成年が行けるトコなんてたかが知れてる。その時、携帯がなった。あの、中学の時私を裏切った親友からだった。

    2006-02-10 07:38:00
  • 60:

    恋姫

    愛子。。。結局彼女を許し時々連絡を取っていた。「私、家出したの。」そう告げると「家においで。」すでに私の足は彼女の家へと向っていた。

    2006-02-10 07:44:00
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