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神様もうすこしだけ

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  • 1:

    紗雪

    2005年2月
    私は今まで生きてきた中で1番幸せだった。その幸せの絶頂から一気に地獄につきおとされた。今闘っています。読んで下さい。

    2005-07-04 01:34:00
  • 21:

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    あぼ~ん
  • 22:

    ?

    ???

    2005-07-04 04:41:00
  • 23:

    紗雪 ◆EcCgOA7Vw6

    悠ちゃんの病室に入った。悠ちゃんは紗雪、遅いって何してんねん。ほんで医者なんて?とイライラしながら聞いてきた。私は、悠ちゃん、冷静に聞いてや、悠ちゃんの病気な深刻やねん。すぐにオペしなあかんねん。ゆっくり話た。悠ちゃんはだからどこが悪いねんてゆうてるやろが、はっきりゆってくれ!って怒鳴りだした。私は悠ちゃんな、末期の肺癌やねん。若いから進行早くて転移してる可能性もあんねんて。だからオペして抗癌剤治療しなあかんねん、悠ちゃん、これせんかったら麗愛が産まれるまで生きてられへんねんて。ゆった私はそのまま崩れ落ちて号泣した。悠ちゃんは何で今やねん、何で俺やねんって泣いている。急に言われて信じるわけないやろって。私は悠ちゃんを思いっきり抱き締めた。悠ちゃんなら大丈夫。絶対大丈夫。自分にも言い聞かせた。

    2005-07-04 04:49:00
  • 24:

    紗雪 ◆EcCgOA7Vw6

    それから悠ちゃんに先生が詳しい説明をした。悠ちゃんは、オペして癌細胞とったら生きれるねんな!絶対やな!と、何度も念押ししていた。オペの前に精密検査をする。肝臓や腎臓に転移がないか調べるらしい。痛みもかなりあるらしい。でも悠ちゃんは、麗愛の為に頑張るとゆってくれた。検査の日 朝から悠ちゃんは、緊張していた。そして悠ちゃんが運ばれて行った。悠ちゃんが戻ってきてしばらくして、先生に呼ばれた。肝臓に転移があったらしい。何でなん?悠ちゃん何も悪い事してないやん。先生、悠ちゃん助けてな、絶対助けてな。これ以上は言葉にならなかった。
    オペの日が決まった。悠ちゃんは、声にならないぐらい痛がる日々を送っていた。見てるのが辛かった。何もできない自分に腹がたった。とうとうオペの前の日が来た。悠ちゃんは、紙とペンを貸してといった。遺言状を書き始めた。私はそんな縁起でもない事やめてよって怒った。けど悠ちゃんは、書き続けた。書き終わり封筒に入れて、俺が死んだら読んでな、と言った。オペ当日
    一睡もできなかった。家族はもちろん、悠ちゃんの友達や従業員も来てくれた。

    2005-07-04 05:56:00
  • 25:

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    あぼ~ん
  • 26:

    紗雪 ◆EcCgOA7Vw6

    悠ちゃんが手術服に着替えさせられ、オペ室に向かった。頑張ってよ!かける言葉はこれしかみつからなかった。待ってる間は生きてる気がしなかった。悠ちゃんに何かあったらどうしよう、悪い事ばっかり頭によぎる。もう無理。私は号泣した。涙が枯れるかと思うぐらい泣いた。あとは放心状態でいた。何時間かたって悠ちゃんが戻ってきた。麻酔が効いているから、眠っていた。胸には大きなガーゼが貼ってあった。いたいたしかった。そのうち、先生に呼ばれた。先生、オペはどうやったん?悠ちゃん助かるんやんな?先生は下をむいた。先生が話しだした。肝臓の癌細胞は切除しました。しかし、肺は思った以上に病巣が広がっていて一部の癌細胞を取る事しかできませんでした。あとは抗癌剤がどれだけ効くかにかかっています。今の段階で余命2ヵ月はかわりません。
    はぁ?意味わからん。私は半分気が狂っていた。人目もはばからず泣いた。先生に私の肺、悠ちゃんにあげるから悠ちゃん助けてって!と怒鳴っていたらしい。妊娠中なのも忘れて暴れたらしい。ショックで意識を失って倒れた。目が覚めた時に看護婦さんがご主人、麻酔か

    2005-07-04 06:15:00
  • 27:

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    あぼ~ん
  • 28:

    名無しさん

    コメントぐらいしたれやボケ

    2005-07-04 06:41:00
  • 29:

    紗雪 ◆EcCgOA7Vw6

    夜になって悠ちゃんは、いたがり始めた。かなりの痛みと闘っていた。冷や汗をいっぱいかいてる。熱が40度近くある。寒気がするみたいで震えている。痛み止めの注射を打ってもらったけど全く効いてない。痛い、痛い、叫びながら目には涙が浮かんでいた。2時間ぐらいして悠ちゃんは、殺してくれってゆった。生き地獄や、ともゆっていた。私はナースコールを押しまくった。何とかして痛さを楽にしてあげて欲しかった。座薬も使ったけど、悠ちゃんは、まだいたがっていた。次の日のお昼すぎにやっと普通に喋れるようになって痛みも落ち着いた。悠ちゃんにオペの結果を聞かれた。嘘は通じひん。ほんまの事をゆった。悠ちゃんは、号泣した。悔しい、悔しいって泣いていた。紗雪、ごめんなって謝った。俺、麗愛をパパのおらん子にしてしまうわ、紗雪に苦労させてしまう。幸せにしてやれんかったな。弱気な悠ちゃんを初めて見た。私は何ゆうてん、頑張ってや、ひとりで麗愛育てれるわけないやんか、パパのおらん子にせんとってや。もうすぐ産まれるんやで、お腹で元気に動いてるんやでって精一杯強がって怒った。

    2005-07-04 06:48:00
  • 30:

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    削除されますた

    あぼ~ん
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