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消えた8年…

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  • 1:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    目が覚めたら全てが変わっていた…

    誰?
    ここはどこ?
    何があったん?
    全部が…わからない…

    2005-08-30 21:35:00
  • 2:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    ー8年前の真冬ー
    ウォン"ウォン" パッパー…

    12月の夜。
    数百台の単車,原付き,車が輝かしいネオンを放ちながらゾロゾロと車道を埋め尽くす様に,正樹と萌子を乗せた車を守り走る…

    2005-08-30 21:41:00
  • 3:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    萌子「今年もこの時期が来たんやなぁ。」
    正樹「おぉ…。」

    正樹はハンドルを握り,真っ直ぐ前を見ながら答えた。

    今日は『外道般若』の亡き三代目総長「田口 京平」の追悼イベント。そして正樹は京平の後を継ぎ四代目総長になっておよそ7ヵ月になる。
    萌子は外道般若の親衛隊長であり,また正樹の女である。

    2005-08-30 21:50:00
  • 4:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    今まで初代の追悼会もあったが,京平の追悼会は正樹にとっては,特別なものであった。

    京平は正樹の兄…
    そしてこの日は京平が19歳になるはずであった誕生日。
    正樹は外道般若に入ってからは,京平の事を兄と意識することはなかった…いや,してはいけなかった。

    2005-08-30 21:58:00
  • 5:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    正樹はずっと黙ったまま,萌子を乗せて走る。
    行き先はただ一つ…
    6ヵ月前京平の最後の場所になった港。
    外道般若は間もなく港に着こうとしていた。
    そのとき,正樹の車に無線が入った。
    ガーッガーッ
    卓哉「正樹さん聞こえますか?!紅蓮會がまた乱入してきたそうです!でも俺らうまく交わしときますんで!」
    正樹「おぉ!お前ら京平さんの追悼ぶちこわさすようなことさせるんちゃうぞ!頼んだぞ。」

    2005-08-30 22:12:00
  • 6:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    無線は切れた。
    萌子「また紅蓮邪魔しにきとんか?!あいつら…」
    正樹「安心せぇや。俺ら外道は紅蓮に邪魔されて引き下がるようなことはない。今日はみんな気合い入っとるしな」
    萌子「何事もなく終わったらいいんやけど…」

    この日が萌子の人生を変える日になるとは誰も予想することなどなかっただろう。

    2005-08-30 22:18:00
  • 7:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    一行は港に着いた。
    正樹と萌子は車を降りた。
    「総長おつかれさまです!」一同そろって道を開ける。正樹と萌子はゆっくりと,京平が倒れた場所に置かれた花の方に歩いた。

    2005-08-30 22:22:00
  • 8:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    そして二人はその場に座り,花を置いた。正樹は目をとじ,「京平さん…俺が四代目引き継ぐから安心して見守っててください…」
    萌子「立派な最後でしたよ…ありがとうございました。」
    一同は頭を下げ,暫くの黙祷を捧げた。

    2005-08-30 22:29:00
  • 9:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    そして,一行が帰ろうとした時に正樹の携帯に卓哉からの着信がなった。
    正樹「おぉ。お前ら紅蓮ちゃんとまいといたんか?」
     「はぁ〜い♪俺や。お前ら外道般若の大好きな紅蓮の鎌田や。今から港行くからのぉ!お前ら京平と同じにしたるわ!」

    2005-08-30 22:33:00
  • 10:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    正樹「ちょお待てや!?鎌田お前…卓哉どないしたんや?!おぉ?!」
    ープーップーッー
    電話はすでに切れていた。萌子「正樹?卓哉がどうしたん?」一同も正樹を見つめる。
    正樹「みんなよう聞け!今から紅蓮と祭じゃ!!卓哉が…特攻が紅蓮に狩られとる!」
    一同がざわつく…

    2005-08-30 22:37:00
  • 11:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    萌子「また紅蓮かぁ?!正樹…」
    正樹「京平さん,外道般若は俺が守る…」
    そのとき後から夥しいバイクのふかす音が聞こえた。先頭には鎌田がいた。すかさず特攻隊が紅蓮に襲い掛かったが,正樹が止めた。

    2005-08-31 20:01:00
  • 12:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    正樹「鎌田ぁ!われ,よう追悼会にのこのこ乗り込んで上等きってくれんのぉ?!」
    鎌田「田口久しぶりやのぉ〜。京平の誕生日に弟の命日かぁ…フンッ」鎌田が笑った。
    正樹「上等じゃぁ!俺がお前殺したらぁ!!!三代目の仇じゃあ!」正樹が鎌田の胸倉を掴んで殴った。

    2005-08-31 20:08:00
  • 13:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    そのころ萌子は親衛と共に紅蓮の親衛と張り合っていた。紅蓮の親衛隊長も鎌田の女(吉田 亮子)である。亮子「われぇ〜今日こそ外道般若の旗取ったるでぇ!」
    萌子「悪いけどなぁお前ら紅蓮なんかに取られて腐るような外道ちゃうねや。亮子お前殺したる…」
    萌子の言葉を合図に紅蓮,外道般若の女同士の戦いが始まった…

    2005-08-31 20:18:00
  • 14:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    力では萌子の方が亮子より勝っていた。亮子を馬乗りにし殴り続ける。とうとう亮子が気を失ったその時,
    ドンッッッ━━━━

    2005-08-31 20:20:00
  • 15:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    萌子の失われた八年は幕を開けた━━━━━━━━━
    萌子の目がそっと開く。しばらくボーッとしている。「あれっ…布団…って,あたしなんでベットに?しかも誰もいてないやん。」

    きゃぁぁぁぁー!!!!!
    萌子「なんやねんッッ?!」 看護婦「あっ,あっ…起きてる…先生!!織田萌子の意識が戻りましたぁ!!」

    2005-08-31 20:40:00
  • 16:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    萌子はわけがわからずただベットの上で唖然としていた。しばらくすると,病院の院長らしき人が息を切らせやってきた。
    院長「織田さん。意識はハッキリしてますか?」
    萌子「はっ,はァ…それより,私なんでそんなにビックリされてるんですか?」
    萌子は半笑いで言った。

    院長「君は今わけがわからないやろうけど…君は…八年間ずっと眠っていた…いや,意識がなかったんや……」
    ━━━━━えっ?

    2005-08-31 20:46:00
  • 17:

    ぅみ

    しぉリ

    2005-08-31 20:52:00
  • 18:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    (八年間意識がなかった?!えっ?!どうゆうこと?!?!)
    萌子「ハハハ…先生,8時間の間違いちゃいますのん?!笑 何何??これドッキリ?!笑」
    院長「いいか?よく聞きなさい。君が八年前に救急で港からここに運ばれて来て,命はなんとか助かったものの,それから君はここで寝たきりやったんや…」

    2005-08-31 20:53:00
  • 19:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    ぅみさん?しぉりありがとうございます??読んでくれてる人いてるんやぁ〜??

    2005-08-31 23:16:00
  • 20:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    寝たきりやった…?なんで?!そういえば追悼会の途中紅蓮と…亮子とどつき合いなって,それから…正樹はっ!?外道のみんなは?!なんであたし病院におるんっ?!なぁ!誰か最初から説明してやぁぁぁぁあ!!!
    萌子「あっ…!頭痛い!!」院長「無理もないやろ。八年間ずっと寝たきりやったんや…しばらくゆっくりしてなさい。とりあえず看護婦さんが今日ずっと付いてるからね。」
    萌子「…。」

    2005-08-31 23:22:00
  • 21:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    看護婦「萌ちゃん,今日はゆっくり考えような。いきなりでびっくりしたやろうけど…」
    萌子「そうや…鏡!!看護婦さん!鏡持ってきてぇや!!!」
    看護婦「萌ちゃん…今は気持ちの整理する方が先やで!今日はゆっくり食事でもしよ!!」
    萌子「ええから先に鏡持って来いゆうてんや!!持ってこんねやったらわれで行ったる!」萌子はベットから立ち上がろうとしたが,体に力が入らない。無理もない。八年間寝たきりだったのだから…

    2005-08-31 23:28:00
  • 22:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    萌子「なっ…なんなん?!」看護婦「萌ちゃん,無理したあかんて!鏡持ってきたるから,横なっときて!なっ?」
    萌子「…。」
    何故か涙が出て来た。目覚めるとしらない間に八年間の月日が流れていたのだ…

    2005-08-31 23:32:00
  • 23:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    しばらくすると看護婦が戻って来た。萌子は鏡を手にし,ゆっくりと自分の顔を見た。
    萌子「いっ……いやぁぁぁあ!!!」
    萌子は鏡を投げ付け,ベットに泣き倒れた。
    萌子の中では19歳だった頃の自分で止まっているのだ。今鏡で見た自分は27歳の自分…当時金髪ロングだった髪も,今では真っ黒のショートになっている。細くしていた眉も,太くなっていた。綺麗だと自慢だった肌も荒れていた。

    2005-08-31 23:39:00
  • 24:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    もうあの頃の自分の面影は一欠けらもなかった。
    看護婦「萌ちゃん…八年間お母さんがずっと看病してくれはったんよ。髪の毛切ったり体をふいたり…毎日,萌ちゃんはよ元気なってお母ちゃんと暮らそうな,ゆうて声かけてたんよ…」萌子「おかんが…?」
    萌子は中学を卒業してすぐ家を飛び出し,母にはそれから一度も逢ってなかった。

    2005-08-31 23:44:00
  • 25:

    ぅみ

    ハィ読んでマス?めちゃ続き気になる??がんばッてくださぃ??

    2005-09-01 00:32:00
  • 26:

    名無しさん

    頑張ってください?

    2005-09-01 01:49:00
  • 27:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    ぅみさん?ホンマにありがとうございます??続き更新していくの自分でも楽しみです?笑
    名無しさん?初めまして??これから更新しますんで暇があれば覗いてくださいねッッ?

    2005-09-01 01:58:00
  • 28:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    ━萌子15歳━
    萌子の家は,母,兄,妹の四人家族。父は萌子がまだ生まれる前に暴力と浮気が原因で離婚していた。そんな事情があっても萌子は母が大好きであり,真面目だった。
    中学卒業を目前にしていたある日萌子がいつもの様に家に帰ると,見知らぬ男がリビングにいた。

    2005-09-01 02:13:00
  • 29:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    萌子「あっ…こんばんは。」男「あ〜アンタが萌ちゃんかいな。よしこ(母)に全然似とらんなぁ!ハハハ」
    萌子は男の馴れ馴れしい態度に少し腹がたった。
    萌子「おかん,この人友達〜?」
    母「友達ゆうかな,紹介遅なってもうたけどもうすぐアンタらのお父さんなる人やで♪」
    萌子「えっ…?」
    男「よろしくなぁ!萌子チャン」

    2005-09-01 02:17:00
  • 30:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    萌子「ちょっと!オカンどうゆうことなん?!お父さんなる人やって…あたしそんなん全然聞いてないし…結婚するん?!」
    母「そうやぁ♪杵島さんゆうてな,私の事ようしてくれてなぁ♪それになぁ…お母さんお腹に赤ちゃんいてるんや♪弟か妹できるんやで!」
    萌子「妊娠て…あたしは反対やで?!いきなりどこの誰かわけわからん男連れて来て…」  バキッッ━━━━母「あんた!杵島さんに失礼やろ!謝りぃ!」

    2005-09-01 02:23:00
  • 31:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    萌子「いっ…たぁ…ちょっとお母さん目ぇ覚ましぃやぁ?!あたしは再婚なんか反対や!」萌子は泣いていた。ずっと家族のために一生懸命働いて来て,家族を何より大切にしてきた母がいきなり男を連れて来た…しかも妊娠。萌子は母が杵島に騙されていると思った。いや…杵島に母を取られるような気がしたのだろう。

    2005-09-01 02:26:00
  • 32:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    母「まぁ〜萌子もいきなりでびっくりしてるだけやろ?そのうち慣れるって♪杵島さんもこれから家来てもらうことなってるし♪お母さん"妊婦さん"やからなぁ〜♪大変大変♪」
    萌子は思った。もぅ母に何を言っても無駄だ…

    「女」というものは「母」という立場であっても永遠に「女」なのだ。恋もするし,ときめくこともある。時に我が子の存在さえ忘れてしまうぐらい恋をする…
    母は「母」から「一人の女」になってしまった。

    2005-09-01 02:32:00
  • 33:

    名無しさん

    見てます!!
    書いてほしLlです。

    2005-09-03 10:12:00
  • 34:

    名無しさん

    おもろい

    2005-09-03 17:39:00
  • 35:

    名無しさん

    続き?ィ????

    2005-09-05 17:20:00
  • 36:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    ずっと更新してなくてすいません??ゴタがありまして??
    今から続き更新します?

    2005-09-11 01:58:00
  • 37:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    何かが音を立てて物凄い勢いで崩れていく…
    ずっと女で一つ家庭を守る母を見て来た。その母が…
    卒業を前にした15歳の萌子にはおもすぎた。そして萌子は家を飛び出した。

    2005-09-11 02:04:00
  • 38:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    母「萌子ォ!!どこ行くのん?!」

    うるさい……うるさい!!もう声なんか聞きたくない…おかんじゃない…

    2005-09-11 02:06:00
  • 39:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    もうあんな家帰りたくない…あたしはおかんに裏切られたんや…もう全部ぐちゃぐちゃになってしまったらいい……!!!

    萌子は友達の彩に電話をした。

    2005-09-11 02:15:00
  • 40:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    萌子「彩?今からそっち行っていい?」
    彩「おー♪ええで!待ってるわ」
    萌子は今日彩の家に泊まることにした。
    彩「萌子イキナリ来るゆうからビックリしたやん♪」
    萌子「ちょっと家でいろいろあってな…帰りたないねん。」
    彩「そっかぁ…何があったん?」

    2005-09-11 02:17:00
  • 41:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    萌子は事の始終を彩に話した。
    彩「萌子が帰る気なるまでここおっていいから♪彩は萌子の味方やからなぁ!」 と言って,泣いている萌子を抱きしめた。

    2005-09-11 02:20:00
  • 42:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    彩は萌子と同じ学校だが,学校にはめったに来ない。髪は金髪で煙草も吸う。そんな彩と萌子は正反対だったが,三年になった時に彩と同じクラスになり仲良くなった。
    彩「なぁ〜今日彩の彼氏の集会あるねんけど,萌子行かん?」
    萌子「集会?!宗教かなんかの??」

    2005-09-11 02:27:00
  • 43:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    彩「集会ゆうたら族の集会に決まってるやんかぁ〜!」彩は笑いながら答えた。萌子「族ぅぅ?!恐い恐い!あたしだいたいそっち系ちゃうし…」
    彩「ええやん♪行ったらきっと萌子興奮するでぇ!」萌子は親友の誘いとゆうこともあり,その夜初めて族の集会とやらに行った。

    2005-09-11 02:30:00
  • 44:

    まぁ???

    ゃッとゃァ?・?・)ノ
    早く続き読みたぃィ???

    2005-09-11 18:57:00
  • 45:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    まぁさん?ありがとうございますっ??続きかなりおくれて申し訳ないですm(__)m

    2005-09-11 19:56:00
  • 46:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    萌子「うっわぁ〜…すごいガラ悪い人ばっかりやん…」
    ウ"ォンウ"ォン
    数台のバイクの爆音 改造したマフラーの音━━
    萌子はバイクの台数と人の多さに圧倒された。
    しばらくすると,代表(いわゆる総長)らしき人が現れた。

    2005-09-11 20:01:00
  • 47:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    男「大和さんお疲れ様ッス!!」特攻服をまとった男達が一斉に礼をした。
    彩「あの人が外道般若の総長の大和勝也さんやで♪男前やろ♪」
    萌子「そうなんやぁ〜。イカツイ名前やなぁ!笑」
    大和「おぅ!出発すんぞぉ!気合い入れていけよ!」男「オスッッ!!!」

    2005-09-11 20:08:00
  • 48:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    彩「今から出発やてー!キャァ♪楽しみぃ♪」
    萌子「出発ってどこいくん?」
    初めて暴走族の集会に出た萌子は全くわけがわからなかった。
    彩「出発ゆうたら流しに行く事やで」
    萌子(流すっ?!何を?!?!)
    彩「あっ!翔ちゃん〜!こっちこっち♪」

    2005-09-11 20:11:00
  • 49:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    萌子の彼氏である黒のロング特攻服を着た翔がやってきた。
    彩「紹介するなぁ♪彩の親友の萌子♪」
    翔「あぁ〜初めまして!夜露死苦!」
    萌子「あっ…あぁ,どうも♪汗」
    最後の「よろしく」が萌子の頭の中で勝手に「夜露死苦」と変換された。

    2005-09-11 20:15:00
  • 50:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    翔「もう俺らそろそろ出るから,彩も早くケツ乗って!」彩「あいよっ!」
    彩はひょいと翔が乗っている単車の後ろ座席にまたがった。
    萌子「ちょ,彩ぁ!あたしはどうしたらいいんっ?!」彩「翔ちゃんの友達呼んでるからその人に乗せてもらい〜♪」
    萌子(え"ーーーーー!!)

    2005-09-11 20:18:00
  • 51:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    翔「大丈夫!俺の後輩で彩と同い年の奴やから♪変なことされたら俺にゆっといで!笑」
    と言ったが,萌子は単車に乗るのが初めてで恐かった。でもちょっと興味があったのでしぶしぶその後輩を待つ事にした。

    2005-09-11 20:21:00
  • 52:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    後輩を待ってる間,彩と翔は楽しそうにキャッキャ言ってイチャついていた。
    萌子(暴走族の人でも彼女おってこんな優しい顔して笑う人いてんねんな〜…彩も翔君も幸せそうでいいなぁ…)
    萌子はふと杵島と母の事を思いだして,今日あったことを思い出していた。

    2005-09-11 20:25:00
  • 53:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    萌子(あんな家…杵島とおかんがおる家なんか帰りたないわ!)
    翔「ごめんなぁ!後輩来るん遅いよなぁ?ッンマ,あいつ…」翔がおどおどした。
    萌子「えっ?!あぁ〜違いますよ♪ちょっと考え事してただけなんで!汗」
    萌子(あー!あたしすぐ考えてること顔に出るからあかんわぁ…泣)

    2005-09-11 20:28:00
  • 54:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    翔「萌子ちゃんごっつー恐い顔してたで!笑」
    彩「たまにやらしいこと考えてニヤニヤしとるときあるもんなぁ〜♪」
    萌子「そっ…そんなんないわぁ!!恥」 バシッ!!
    彩「いったぁ!萌子キツすぎ…」
    彩は苦笑いした。そんなこんなで30分ぐらいたったころ一台のバイクが物凄い音でふかしながら来た。

    2005-09-12 00:30:00
  • 55:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    そのバイクに乗っていた男はそそくさとバイクを止めて翔達のもとへ小走りでやってきた。
    翔「正樹ぃ!お前遅かったやんけぇ!こんな可愛い女のこ待たせて!」
    田口「すっ,すんません!途中でポリに追っ掛けられて…あっ,遅れてごめんなぁ!俺田口正樹♪」
    正樹は萌子を見てニコッと笑った。
    萌子「はっ…初めまして!萌子ですッッッ!」
    萌子は今からこの人の後に乗ると思うと緊張して声が上擦った。

    2005-09-12 00:36:00
  • 56:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    ━出会い━


    翔「おっしゃ!正樹来たところで,俺らもそろそろ追い付こかぁ〜!」
    正樹・彩「あいっ♪」
    萌子は一息遅れて,
    萌子「はっ,はいぃッッ!」
    明らかに緊張していた。みんなが笑った。
    正樹「萌ちゃんオモロイなぁ!俺のS心が疼くわぁ♪笑」

    2005-09-12 00:45:00
  • 57:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    読んでくださってる方,ホンマに申し訳ないんですが,今日初めて最初から読み直したところ,【京平が生きていたら19歳の誕生日…】ってありましたが,正樹の年とごっちゃになってて,【20歳】の間違いでしたm(__)m

    2005-09-12 00:55:00
  • 58:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    正樹「はいっ!萌ちゃんも早くケツ乗りぃな♪」
    萌子「うん…よいしょっ!」萌子がぎこちなく後にまたがった。
    ウ"ォンウ"ォンウ"ォン
    正樹はエンジンをかけた。
    正樹「萌ちゃんバイク乗るん初めてやねんなぁ?」
    萌子「そっ,そんな事ないで♪汗」
    単車初めて乗るなんて言ったら[ダサイと思われる]と思った萌子は嘘をついた。

    2005-09-12 01:00:00
  • 59:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    正樹はそんな見え見えの嘘にすぐ気付いたが
    正樹「ふ〜ん…♪まぁ,出発すんで♪」
    萌子「おうっ!!汗」 ブォーン!!!出発したと思ったらイキナリ猛スピードで走り出した。
    萌子「ひいぃぃぃぃい!!正樹君アカンてぇ!!きぃえええ〜!!」
    萌子はエンジン音に負けないくらいの声で叫んだ。
    正樹「初めて乗る単車そんなに恐いかぁ?」
    萌子「恐い〜!あかんあかん!初めてやのにそんなスピード出されたらビビるってぇ」  (あっ…言ってもうた…)

    2005-09-12 01:06:00
  • 60:

    ぅみ

       ?しおリ?

    2005-09-12 12:51:00
  • 61:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    正樹「けど気持ちええやろ〜♪目ぇしっかりあけて前見てみ〜」
    萌子「えっ??………うっわぁ…」萌子は目の前の光景に息を飲んだ。
    キラキラ輝く単車のライト。華やかな特攻服。チームの旗。爆音コール…そして夜空には三日月。
    彼らを邪魔する者は一切いない。

    2005-09-13 01:39:00
  • 62:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    萌子「初めて見る光景やわぁ…こんなにバイクが集まって走ってるの。派手やけど綺麗!あたしワクワクしてきたぁ♪」
    正樹「よかったぁ♪萌子ちゃんやっと笑ってくれたわぁ。」
    萌子「えっ?何でで解るん?」
    正樹「何となく♪」

    2005-09-13 01:43:00
  • 63:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    正樹の兄の【田口京平】だった。
    京平「おぃ!お前ら何女連れてケツ乗せとんじゃ!危ないやろが!帰れ!!」
    正樹「京平さん…すんません!」
    翔「まっ,正樹,帰ろう!汗」彩と萌子はやかられたと思ってビクビクしていた。四人は慌ててその場を離れ,近くの公園で休憩をした。

    2005-09-13 01:53:00
  • 64:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    萌子「さっきの人なんなん?!せっかく楽しんでたのにぃ…」
    翔「あぁ…あの人はなぁ外道の副総長の田口京平さんや。」
    翔は正樹の兄だということはあえて言わなかった。
    彩「正樹君と同じ名字やなぁ。」
    正樹「やろっ?チームに同じ名前二人おったらややこしくてなぁ♪」
    翔は悲しそうな目をした。翔(実の兄弟なのに何で嘘つかなあかんねん…)

    2005-09-13 01:57:00
  • 65:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    萌子「でも…さっきの人正樹君と何となく似てたよなぁ?実は兄弟やったりして♪」
    正樹「っんなわけないやろがぁ!!」正樹が真顔で萌子に向かって大声で怒鳴った。
    萌子「ごっ…ごめ…ん…」
    萌子はびっくりして泣きそうになっていた。
    彩「ちょっと正樹君そんな言い方ないんちゃう?!」 正樹「あっ,あぁ…萌ちゃんごめん!俺冗談で言ったつもりやねん…とりあえずジュース買いに行こっ♪なっ?」萌子「うん…。」

    2005-09-13 02:06:00
  • 66:

    名無しさん

    つづき書いて?

    2005-09-13 18:40:00
  • 67:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    名無しさん?ありがとうございます??今から続き書きますねぇ??〃

    2005-09-13 21:37:00
  • 68:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    正樹は今にも泣きそうな萌子を近くのコンビニにさそった。
    正樹「さっきはごめんなぁ…」
    萌子「もう大丈夫やで!あたしも男の人に怒鳴られたことなかったからびっくりしてん。」
    正樹「そっか!萌子ちゃんとこのおとんは優しいんやなぁ♪」
    萌子「ちゃうねん。お父さんはいてない…」
    萌子は今までの家庭状況を正樹に全部話した。そして今日の事も…

    2005-09-13 21:42:00
  • 69:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    正樹「萌ちゃんとこもイロイロ大変やねんなぁ…まぁ,気持ち落ち着くまで彩ん家おるんやろ?また気軽に俺も誘ってや♪いつでも話聞くし!」
    今まで親しい男友達がいなかった萌子に正樹の言葉は大きかった。

    萌子「うん…ありがとう…」

    2005-09-13 21:47:00
  • 70:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    それからまた翔と彩の元へ戻り,朝日が昇る頃に帰った。
    萌子「なぁ〜…正樹君て良い人やな…」
    萌子が照れながら言った。彩「そうやった?あたしは萌子に怒鳴った時何やコイツって思ったけど!笑」
    萌子「でも良い人やで!?」彩は笑った。
    彩「はいはい♪良い人な♪笑」
    彩は直感で萌子は正樹に恋をするだろうと感じた。
    でも,彩は知っていた…

    2005-09-13 21:53:00
  • 71:

    名無しさん

    何を知ってたん?

    2005-09-13 23:19:00
  • 72:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    【正樹が翔の弟】だということを…。

    2005-09-14 00:27:00
  • 73:

    名無しさん

    京平の弟やない?

    2005-09-14 00:36:00
  • 74:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    ━兄弟━
    その頃前正樹は中3になったばかりだった。学校にはあまりいかず,地元の友達と何をするわけでもなく遊んでいた。ストレスがたまれば容赦なく誰にでも喧嘩を売った。いわゆる【不良】。家族構成は兄,両親は共に大学病院の有名外科医。そして兄はというと【暴走族の副総長】。

    2005-09-14 00:39:00
  • 75:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    両親は,腕がいい有名外科医ということで忙しかった。手術があれば病院で寝泊まりし,家に帰るのは週一回ぐらいだった。

    そんなある日…

    2005-09-14 00:43:00
  • 76:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    あ〃ー?大事なところやのに間違えてしまいましたぁ?本当に申し訳ないです?みなさんお気づきの通り正しくは
    【正樹が京平の弟】
    です…。?

    2005-09-14 00:48:00
  • 77:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    正樹「なぁ〜兄ちゃん。俺も3年なったんやし,そろそろ兄ちゃんのチーム入れてほしいねんけ…」
    ボコッッ!
    京平のストレートが飛んできた。
    京平「あほぉ!お前みたいなクソガキが族なんかできるわけないやろ!」
    正樹「俺はクソガキちゃう!もう煙草も吸えるし,女の体も知ってんねんからぁ!」 正樹が真顔で京平に訴える。
    京平は笑った。

    2005-09-14 00:52:00
  • 78:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    京平「女知ってるだけじゃ暴走族はつとまりましぇ〜ん♪」
    正樹「でもぉ…俺兄ちゃんみたいに変わりたいねん!勉強ばっかやってたころは暗くて友達もおらんかったし…兄ちゃん族入ってから変わったやん♪俺も今の生活つまらんくてさぁ…」
    急に正樹がしょげた。

    2005-09-14 00:57:00
  • 79:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    正樹(どうしよどうしよ♪集会とか兄ちゃん初めて許してくれたし♪髪形はやっぱり気合い入れてオールバックかなぁ〜♪あっ!服はどないしよ?!…)
    正樹は京平からの集会の誘いにワクワクしていた。
    正樹「俺一人で行くん恐いしなぁ…あっ!翔さん誘って行こっ♪」
    この頃から翔は京平の後輩ということで正樹も翔にお世話になっていた。

    2005-09-14 01:07:00
  • 80:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    そして夜…
    正樹「翔さぁ〜ん♪ココですよ!」
    翔が単車に乗って正樹を迎えに来た。
    翔「ってか,京平さんホンマに集会来い言ったんけ?!」 正樹「ハイッ!弟の俺が言うんですから間違いないっす!」
    翔「珍しいこともあんねやなぁ〜…」
    二人は外道般若の集会所へ向かった。

    2005-09-14 01:10:00
  • 81:

    ぅみ

    がんばってくださぃ??
       ?しおリ?

    2005-09-14 01:17:00
  • 82:

    名無しさん

    しおり?

    2005-09-14 12:09:00
  • 83:

    名無しさん

    書いて?????

    2005-09-14 12:53:00
  • 84:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    うみさん?いつもありがとうございます??
    仕事の関係で更新するのまばらになりますが、更新できるときにいっぱい書いていきたいと思いますので?

    2005-09-14 21:08:00
  • 85:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    翔「着いたぞ〜!あの倉庫の中や。」
    二人は集会所の港の倉庫に着いた。
    正樹「俺一人やと恐いんですよ〜!翔さん一緒に行ってくださいね♪」
    翔は苦笑いをし,正樹を倉庫へ案内をした。そしてシャッターを開け,
    翔「おすっっ!」

    2005-09-14 21:14:00
  • 86:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    男「おぉ!お前遅かったやないけ〜。ん?そのガキ誰やねん?」
    一人の男が近づいて来た。翔「おぅ♪卓哉もう来てたんや!こいつ京平さんの弟で正樹や。京平の招待やて。」
    卓哉「京平さんの?!なんとなしに似てんなぁ!おぅ!よろしくな♪」

    2005-09-14 21:21:00
  • 87:

    名無しさん

    頑張ッτ栗ィ??

    2005-09-15 19:51:00
  • 88:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    正樹「失礼しますっ!」
    正樹も続けて挨拶をした。京平「あ〜もう来てたんけ。もう総長には話通してんねん。今日から外道般若の看板背負ってもええぞ。後…コイツと話せなあかんから翔、悪いけど席外してくれるか?」
    翔「はいっ!失礼します。」正樹「えっ…?」
    正樹は突然の事に喜びというより驚いていた。

    2005-09-15 20:47:00
  • 89:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    京平「今からする話よう聞いとけよ。あんな…」
    京平の…副総長の話はこうだった。
    【外道般若は硬派なチームであるため、アンパン(シンナー)は鉄の掟として禁止。他のチームと一切連合は組まない。喧嘩の時、一切器具は使わない。】だった。

    京平「後なぁ、もう今日から兄弟の縁は切る。」

    2005-09-15 20:53:00
  • 90:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    正樹「そっ…そんなん!!」京平「ええかぁ?!族に入ったからには血の通ったもんどうしのゴタは禁物や。ややこしなる前に今日から縁は切る。」
    正樹「そんなぁ…」
    正樹は泣きそうになっていた。そんな正樹を見て
    京平「そんな不細工な顔すんなや!今のはちょっと大袈裟な言い方やったけど、兄弟の縁を切るのは、特服着てるときだけじゃ♪」
    正樹に笑いながら言った。

    2005-09-15 20:58:00
  • 91:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    正樹は嬉しくてたまらなかった。帰りもウキウキして信じられないぐらいだった。
    コンビニに溜まっていたヤンキーにも目もくれないほどだった。
    正樹(ふんッ♪俺は硬派な外道般若の一員や!自分から喧嘩売るようなことはせんねん♪)

    2005-09-15 21:00:00
  • 92:

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    すると,そのヤンキーの一人が正樹の方にやってきた。
    男「われ,さっきから何ニヤニヤしとんじゃ?パン中ちゃうんかこいつ〜♪」すると他の男達もケラケラと笑いだした。
    正樹「パン中はお前ちゃうんか?前歯溶けてんぞ?笑」 男「なんじゃこらぁ!どつい…」━━━ゴキィ!!!
    男はその場に倒れた。正樹の一発KOだった。
    正樹「外道般若の田口正樹じゃ。まだ文句ある奴はいつでも来い。」
    男達は一瞬顔が青ざめたかのように見えた。
    正樹(フッ…♪決まった!)

    2005-09-15 23:33:00
  • 93:

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    そして正樹の【外道般若】としての生活が始まった。

    2005-09-15 23:35:00
  • 94:

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    ━兄(京平)の真実━
    もう正樹が外道般若の看板を背負うようになって半年が経とうとしていた。兄とは集会の時以外は順調に仲がよかった。

    そして,正樹は地獄を見る。
    ある日の集会の時だった。

    2005-09-15 23:44:00
  • 95:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    正樹は兄のおさがりである単車にまたがり,いつもの様に集会に向かっていた。正樹「やっばぁ〜遅刻やぁ!汗」
    アクセルを握る手に一段と力が入る。

    2005-09-15 23:47:00
  • 96:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    正樹「おす!遅れて申し訳ないです!」
    卓哉「お前何してたんじゃぁ!?電話しても繋がらんし!これで何回目やねん!」卓哉は正樹の頭をポンっと叩いた。
    正樹「すっ,すいません!いやぁ〜でも卓哉さん今日もキマッてますねぇ♪さすが!」卓哉「ホンマこいつだけは…苦笑」
    正樹はすでに,周りから憎めない弟のような存在として可愛がられる立場になっていた。

    2005-09-15 23:52:00
  • 97:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    正樹「あれ?京平さんまだっすか?」
    卓哉「うっ…うん。まだらしいなぁ。」
    正樹「そうなんすかぁ。ちょっと俺タバコ切らしたんで買いに行ってきます!」
    正樹は倉庫を出て,単車にまたがろうとした。その時,倉庫の裏の方から複数の笑い声がした。

    2005-09-15 23:54:00
  • 98:

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    正樹(誰かおんのかなぁ?)正樹は声のする方へ走った。
    プーン…
    鼻を突き刺すような臭い。正樹の頭には母がよく使っていた除光液の臭いを思い出した。そして【シンナー】とすぐにわかった。

    2005-09-15 23:58:00
  • 99:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    男「しっかしお前よう今までバレんかったなぁ〜今日もこんなに大量に持ってきて。」
    男「いやぁ〜周りも多分気付いてるで!みんな俺らが恐くて言われへんねやろ♪」
    正樹は背筋がゾクっとした。
    正樹(見たらあかんもんみてもうた…!早くこの場から逃げな…)

    2005-09-16 00:02:00
  • 100:

    ミッシェル ◆GxL2yKkN1M

    正樹は後を振り返り走ろうとした。その時,何かにぶつかりこけそうになった。正樹「いったぁ…えっ?京平さん?」
    京平「…お前見たんか?見たんかぁ?!」
    正樹「へっ…?」
    京平「ちょっとこっちこい。」
    京平は正樹をひっぱり倉庫から離れた場所に連れてきた。

    2005-09-16 00:08:00
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