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ホンカノ…

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  • 1:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    これは実話です。
    よかったら読んで下さい?

    2006-04-16 23:57:00
  • 2:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    「こんな簡単に稼げるん?」体験でも時給3000円だった。場所は梅田。家からも近い。
    私はすっかり夜の世界に入りこんでしまった

    2006-04-17 00:03:00
  • 3:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    【STORY】というこの店。そこそこの大箱だが、女の子は比較的仲がよく、目立った派閥もなく居心地がよかった

    2006-04-17 00:05:00
  • 4:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    綺麗なドレスを着て、綺麗に髪を巻く…誰もがお姫様気分を味わえる。
    だんだん指名もとれるようになり楽しくて仕方なかった

    2006-04-17 00:06:00
  • 5:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    もちろん、嫌な事もあったけど―客と喧嘩したり、ストーカーされたり…
    それでも、欲しい物が買えるしおごって貰う事も増えた。

    2006-04-17 00:08:00
  • 6:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    お金に余裕のある人生てすばらしい…
    金銭感覚も少し狂ってしまっていたと思う。
    仕事が終わるとしょっ中愛理と居酒屋に行っていた。

    2006-04-17 00:10:00
  • 7:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    居酒屋に行く道のりまでに、たくさんのホストに声をかけられる。
    「どこ行くん?」お決まりの言葉。私も愛理もいつも無視…その瞬間

    2006-04-17 00:12:00
  • 8:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    「ひぃ!」
    そのホストが私の腕を掴んだ。「無視しんとってよう〜」…臭い。完全酔っ払いや。

    2006-04-17 00:13:00
  • 9:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    「やめーや。はよ行こ!」気の強い愛理が、そのホストを振り払ってくれた。
    「ありがとう…」かなり怖かった。

    2006-04-17 00:15:00
  • 10:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    「ほんまホストてかっこいい人おらんなー。」
    居酒屋に入ると愛理が言った。確かに…「行ってみたいとも思えへんな。金もったいない」愛理が続けて言う

    2006-04-17 00:16:00
  • 11:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    びびりの私には、ホストなんて怖くて行けなかった。それに、確かにかっこいい人なんてほとんどいない…「売れてる人は店内にいるんやろしなぁ…」

    2006-04-17 00:18:00
  • 12:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    「そういえば、うちらもー大分彼氏おらんくない?」愛理に言われ、はっとする…そー言えば。「でも、夜の仕事許す彼氏なんておる?」

    2006-04-17 00:23:00
  • 13:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    「…おらんよな。」この仕事が楽しくて、彼氏を作る事も忘れてた。
    「愛理、今この仕事やめるとか無理〜」「私も。」

    2006-04-17 00:25:00
  • 14:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    確かに彼氏は欲しいけど、仕事はやめたくない。
    お金はあるけど…最近食べてばっかり笑。
    恋もしたいなぁ。

    2006-04-17 00:27:00
  • 15:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    「おはようございます」次の日、出勤して更衣室のドアを開けると、同い年の瑠美ちゃんがいた。
    「瑠美ちゃんなんか今日気合い入ってない?」

    2006-04-17 00:29:00
  • 16:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    いつもよりゴージャスなハーフアップに濃いめのアイメイク。
    「今日彼氏の誕生日でな、終わったら店行くんよ〜」うれしそうな瑠美ちゃん。

    2006-04-17 00:31:00
  • 17:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    「彼氏の店って?」着替えながら話した。「私の彼氏、ミナミのホストやねん。仕事やしお店行くしかなくて…」私は、率直に聞いた。

    2006-04-17 00:33:00
  • 18:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    「ホストて、彼女がキャバとかしてるん許すん?」瑠美ちゃんは笑顔で言った。「人によると思うけど、私の彼氏は夜同士のが話合うって言ってるよ〜」

    2006-04-17 00:34:00
  • 19:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    「よかったら紗矢ちゃん今日一緒に行く?」…え。
    「彼氏の誕生日イベントは明日やから、今日は暇らしいし☆」せっかくの誕生日に私が着いていっていいの?

    2006-04-17 00:40:00
  • 20:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    瑠美ちゃんのおかげで、初回は安いという事を知った。ほんまに何もしらない私…ほんまにイケメンおるんかな。3000でももったいないような気分やった

    2006-04-17 00:43:00
  • 21:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    まぁ、いっか♪瑠美ちゃんと3時にあがって一緒に行く約束をした。
    愛理も誘おうとしたけど、休みやった。

    2006-04-17 00:47:00
  • 22:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    いい出会いないかな〜なんて淡い期待もしていた。
    そして3時になり、二人してあげてもらった…

    2006-04-17 00:49:00
  • 23:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    瑠美ちゃんと二人でタクシーに乗り、ミナミに向かった。
    「紗矢ちゃんホスト初やねんな!3000以上使ったらあかんよ〜」

    2006-04-17 00:55:00
  • 24:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    「わかったよ〜」3000以上使う訳ないやん。と思ってた。
    「そこ、左曲がってください。もう着くよ〜」ちょっとドキドキしてきた。

    2006-04-17 00:57:00
  • 25:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    「いらっしゃいませ〜」扉を開けたとたん、大きな声が響き渡った。―広いし綺麗…
    「紗矢ちゃん緊張してるやろ〜」私はばればれな程緊張していた。

    2006-04-17 15:32:00
  • 26:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    「これ見て気に入った子呼んだらいいよ。」メニューみたいな物を渡された。
    中には男の子がずらり…まぶしい!

    2006-04-17 15:33:00
  • 27:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    「私の彼氏はちび猿やけど、男前多いらしいよ!どう?」私はメニューをじっくり見た。
    確かに…「男前多いな!」私は興奮気味に言った。

    2006-04-17 15:35:00
  • 28:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    ちょっとホストを見直した…「瑠美ちゃんの彼氏どれなん?」「…これ。はずいわ」
    指された写真をみる。「夏樹」

    2006-04-17 21:34:00
  • 29:

    紗矢 ◆3xTqBAje06

    ―確かに猿や…瑠美ちゃんこれでいいん?
    「おまたせ〜」パネルと同じ顔。瑠美ちゃんの彼氏がやってきて、思わずふしだした。ちっちゃい…

    2006-04-17 21:35:00
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