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---story---
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1:
☆主☆
私の名前は春海(ハルミ)
更新は遅くなりますが
完結させてみせます(☆゜ω゜)
スタ--ト☆です。2006-04-06 11:17:00 -
47:
削除削除されますた
あぼ~ん -
48:
☆主☆
私は何も言えなかった。ちょっと時間があいて理解できたのか、泣きわめいた。純にすがった。
「嘘やろ?だって赤ちゃん大きくなってるもん。何か私に悪い所あった?お金の事?そやったら私働くから。生まれてからも働くから。嘘やろ?なぁ―…」
純はごめんしか言わない。2006-04-07 00:29:00 -
49:
☆主☆
それからは時間がたつのが早かった。私のおじいちゃんやおばさん達も心配して顔を出してくれたけど、みんな言う言葉は「まだ早かった」 「残念やけど次産んであげな」 やった。
私は抜け殻状態。何を言われても何もわからん。泣く事もない。ただボーっと話を聞いてた。2006-04-07 00:34:00 -
50:
☆主☆
何か実感がわけへん。見た事もない我が子を見る事もなく居なくなるなんて。まだ夢を見てるみたい…―
私は赤ちゃんが大きくなりすぎてた為入院し陣痛を起こす薬で陣痛をおこし分娩する事になった。2006-04-07 00:40:00 -
51:
☆主☆
入院は予定で5日間。
子宮を開かせ、薬を入れる。定期的に行われた。
3日目の夜、個室に移された。陣痛がきた。おなかが痛い。看護婦さんが私の足を台に乗せて固定する。この時やっと実感した。遅いけど…私は何て最低な人間なんやろって。痛さが増す。涙が流れる。やめてって叫んだ。私の叫びなんか、赤ちゃんの叫びなんか―…私は気を失った。2006-04-07 00:48:00 -
52:
☆主☆
気がつくと部屋は真っ暗で私は点滴を打たれてた。隣には看護婦さん。オムツみたいなんはかされてた。
「終わったょ」看護婦さんは私に一言いって、何かあったらナースコール押してと出ていった。本間にもぉ赤ちゃんはおらんのかな…嘘やったりして。何か考えてみた。
何で一人でもいぃから産んであげへんかったん―…!もぉ遅いって分かってるのに後悔しか出来ひん。2006-04-07 01:00:00 -
53:
☆主☆
もぉ私には涙はなくなったやろなって位泣いた。寝てしまったんか、私は夢を見た。
昔みた夢と一緒。
家族で笑ってる。私は赤ちゃんをダッコしてた。幸せなあったかい…―夢。2006-04-07 01:03:00 -
54:
名無しさん
http://kuni.tv/?RF=1&frdref=30605
2006-04-07 01:04:00 -
55:
☆主☆
目が覚めるとやっぱり一人やった。
看護婦さんが死亡届けを持ってきた。まさか自分の子供の死亡届けを書くとは…まだ会ってもないのに。母親の欄な名前を書く時、手がふるえた。2006-04-07 01:06:00 -
56:
☆主☆
看護婦さんに聞いた。
「赤ちゃんに会えないですか」
看護婦さんはショック受けないでねって別室に案内してくれた。小さな木箱。私の赤ちゃんの棺桶。そっとフタを開けてみる。指をくわえて背中を丸めてる。目も口も鼻も耳も指も全部出来てる。男の子やった。2006-04-07 01:10:00