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1:
永遠
小説書くの初めてで、文章も下手で読みにくいかもしれませんが、頑張って完結させたいです^o^フィクションなので更新に時間がかかりますがお願いします。
2006-04-13 00:44:00 -
2:
永遠
《最悪…》 「あぁっいぃねぇ、可愛いよっ」 太くオタクの様な表情をした30代後半の男性が口元を緩め、ニタニタしている。2005年11月13日 ここは大阪のあるセクキャバ店である。普通と少しかわった店で、40分に一度イベントがあった。
2006-04-13 00:47:00 -
3:
永遠
イベントとは、簡単に言えば“逆セク”である。嬢が客に目隠しをしてハンドサービスや乳首を舐めてあげる等のサービスだった。雪はこの店で働いていた。特に可愛いというわけでも、口が上手いというわけでもなかった。彼女は普段持ち前の明るさと演技の色っぽさを使い分け、ギャップの大きさを武器としていた。18才になりすぐ水商売、しかもセクキャバに足をいれた彼女だが、お金に執着心も興味もない彼女はまわりから見ると不思議な存在だった。だが、それには誰も気付く事のない理由があった。
2006-04-13 00:53:00 -
4:
永遠
水商売を始めるきっかけとなったのは携帯サイトの一通のメールだった。その日は雨で外出中だった雪にはメールの送り主のスカウトはしつこく、愛想悪く、働く気になれなかった。それでも話だけきいてくれと訴えるスカウト…。仕方なく番号を送り電話をした。この1本の何気ない電話が運命を変えるともしらずに…
2006-04-13 00:57:00 -
5:
永遠
1日と決め手いたはずの雪は気付けば年中無休のセクキャバ店で休みなしで出勤していた。お金なんて気にしてなかったし、初めての仕事、環境に抵抗はあった。ただ気にしていたのは雪をスカウトしたボーイ…達也だった。達也は毎日店がおわってからの送り、スカウト等を担当していて、昼はブティックの経営をしていた。雪は達也にひかれ、達也に会うためだけに休みなしで働いていたのだった。家が遠い為雪は毎日達也と車の中で誰よりも長く話をできる事に幸せを感じていた。
2006-04-13 01:03:00 -
6:
永遠
仕事帰り途中コンビニに寄れば達也と二人車に残って僅かな二人だけの会話を楽しんでいた雪。気付いたら手遅れだった。雪は達也を意識して仕事に集中できなくなっていた…。どんどん指名数もへっていき、達也も心配している。ついに気持ちが爆発してしまった
2006-04-13 01:08:00 -
7:
永遠
集中できない日々を送り続けていた雪は同伴出勤の日事故にあってしまい正式退店をせざるを得ない状況になった。雪は怪我の痛みより達也に会えない辛さに胸を痛めていた。この日事故のおかげで雪はある決心をしていた
2006-04-13 01:16:00 -
8:
永遠
数日後―。大阪のセクキャバ店に雪の姿はあった。勿論達也のいる店ではなかった。今までとやり方、環境、全てが違う店なのに初日の彼女には緊張してる様子もなく明るかった。雪はいつか達也に会えた時喜んでもらう為、また達也と働きたいと気持ちをひそめセクキャバを続ける決心をしていたのだった。初日からペースもよく雪は客を選ばず明るかった。そして事件はおきた
2006-04-13 01:21:00 -
9:
永遠
新店へきて一ヵ月がたとうとしていた11月13日。雪はガタイのいい30代男性の接客をしていた。客選びをしない雪が初めて心から交替を願っていた。泥だらけの作業着、口からはニンニク、ズボンをずらすと汗と何かがまじった様な悪臭…我慢し接客する雪のハンドサービス2分で客は果てた。同時に交替アナウンスが…雪は飛び出す様に小走りで次のボックスへ向かいカーテンをあけた。その瞬間だった。
2006-04-13 01:27:00 -
10:
永遠
若い客の名前は祐樹。今日が23才の誕生日でセクキャバ初だった。1週間後からキャバのボーイをするらしい。『良かったら女の子紹介してよ』と軽く話てきた。雪は客に番号を教えた事がなかった。何故か祐樹にはすんなりと教えてしまった。それは祐樹に他の客と違うオーラがあったからだった。《一般人ちがうやろなぁ》そう予想していた。
2006-04-13 01:36:00