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  • 1:

    あたしの名前は矢竹紗莉。

    お前のために、

    今日も明日もこれからも。

    2006-03-03 08:54:00
  • 171:

    真っ赤だった雅也の頬は次第に青ざめて行く。
    《うわ…俺ダッサ…最悪・・》
    心の中では恥ずかしい余り、のたうちまわる雅也。
    『*゚Д゚)・・・・・・・』
    サリはしばらく立ちぼうけ、

    2006-03-03 11:56:00
  • 172:

    『・・・・・・ぶッッ』
    ついに口が動いた。
    『ぶッッ!!!(`ε`*)……ダッヒャッヒャッヒャッヒャーー!!』
    そして笑い出す。
    『?3?やっけ?カズキって。ァヒャヒャ!顔が!!顔が赤い!!アハハ!』

    2006-03-03 11:57:00
  • 173:

    『…うま!!!』
    『やろー(。゚∀゚)ここ、あたしの1番のお気に入りやねん☆』
    ----スカスカの店内で、サリは指揮者のように自慢げに箸を振り回す。
    『アハハ。サリ、お箸から米が飛んでくるよ(。´v`。)うん。でもほんと旨い。』
    『友達にも内緒やねんで☆ここのご主人堅物やし、流行ったら嫌やしカズキも内緒なッッ』

    2006-03-03 11:58:00
  • 174:

    『ハハっ。でも客連れてはこれそにないね。』
    ----古ぼけたパイプ椅子はガタガタと不安定。
    壁はガランと萎びたコンクリート。
    見渡して俯き加減に雅也は笑った。
    『ダッヒャッヒャ!!確かに☆じゃあ、二人の秘密基地ね。』

    2006-03-03 11:59:00
  • 175:

    …《秘密基地》
    なんだかその言葉が嬉しくて、雅也は照れる気持ちを隠そうと煮っころがしをほうばった。
    でもなぜか、時折見せるサリの淋しげな笑顔に雅也は目には見えない不安を抱いていた。

    2006-03-03 12:00:00
  • 176:

    それから何度も雅也とサリは会っていた。
    電話番号は交換していたが、
    サリは気まぐれで。
    《秘密基地》でご飯を食べては他愛もないお話をする。
    雅也は、心がホワリと温かくなる日々に、すごく幸せを感じていた。

    2006-03-03 12:02:00
  • 177:

    ──そんなある日。

    『…って事が有ってー本当びっくり…、…サリ?』
    その日のサリは何かがおかしくて、雅也は口を紡いだ。
    『あ!?ごめんごめん。なんか寝不足で。ァハ(。゚∀゚。)で、なんですって?』

    2006-03-03 12:03:00
  • 178:

    『…顔色悪ない?』
    『そー?大丈夫やで(。´v`。)カズキは気にしすぎやいッッ。ホレホレ早く食べなされっ!!』
    そう言って笑うと、サリは雅也の皿に唐揚げや煮物をドカドカ乗せる。

    2006-03-03 12:04:00
  • 179:

    『さて、腹ごしらえもしたし、どっか行く?』
    雅也は小銭をチャリチャリと手のひらで踊らせながら言う。
    『眠いから帰る(。゚∀゚。)』
    サリは雅也を見つめ返す事もなくそう言った。

    2006-03-03 12:05:00
  • 180:

    『そ。じゃタクシー拾おーか』
    チャラつく小銭を乱雑にポケットに仕舞い込み雅也はサリを追い越し歩き出した。
    朝の南はタクシーも諦め気味に走る。
    手を上げるとすぐに止まり、サリは乗り込む。
    『ありがと。』少しはにかんでそう呟くとドアがしまった。

    2006-03-03 12:07:00
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