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★手帳★
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1:
みか
「今日はどうするん?」
「仕事ゃわぁ…。ごめんなぁ。また掛けるゎぁ!」
少し悪怯れて電話を切る。2005-12-01 13:10:00 -
201:
みか
貴志の家に着き、前回より緊張がほぐれた由香は貴志に部屋着を借りた。
「今日の事日記書かなきゃッッ」由香はペンと手帳を出し、すらすらと書いていく。2006-01-19 09:26:00 -
202:
みか
書き終えた頃、由香は気がゆるんだのか、ソファで寝かけていた。
「由香?風邪引くで。」由香の顔を覗きながら優しく髪を撫でた。
「あーごめんなぁ…。」よいしょと上半身をあげた。2006-01-19 09:38:00 -
203:
みか
「由香ちゃん、番号教えてや★」ホストに行けば必ずする番号交換。ためらいもなく雅人と赤外線通信で番号交換をした。
携帯をついでにチェックをしてみたけど、直人からの連絡はなかった。2006-01-19 09:49:00 -
204:
みか
悲しいような悲しくないような何とも言えない感情―
本当は構って欲しい。どうでもいいなんて思ってるのは強がりなのに…。
「由香チャン、明日も仕事?」「うん、頑張らなきゃ。」虚しく笑いながらグラスに入ったお酒を口に運ぶ。2006-01-19 10:01:00 -
205:
みか
「そっかぁ、今日このあと飯いかん?」由香がグラスを置いた頃、雅人が由香に言った。
「えっ今日?」酔っているからと言えども少し驚いた。「うん、嫌じゃなかったら行こう?」ふと、直人の顔が浮かんだ。2006-01-19 10:07:00 -
206:
みか
「嫌じゃなくて嬉しい★」「んじゃぁ、決まりなッ!」
貴志、今日はあなたの影少しだけ見させてね…。2006-01-19 10:34:00 -
207:
みか
「りなちゃん!今日由香チャン借りるからよろしく!」「由香ぁ、やりてやなぁ!りなも今日、涼借りたいぃ★」りなは酔っているのかろれつが回っていなかった。
りなも本当は淋しいんだよね…。本当は好きな人の一番になりたいんだよね…。2006-01-19 10:39:00 -
208:
みか
結局、りなも涼君とアフターになった。
二人で雅人達を待つ為に漫画喫茶に入った。酒の匂いがモンモンとする由香達は店員に嫌な顔をされたがお構いなし。
2006-01-19 10:54:00 -
209:
みか
「めぇぇっちゃ酔うてるわぁ!」「りなぁ、静かにしな怒られるでぇ!キャハハ」
二人して、何がおもしろいでなくひたすら笑った。
お互い男の事を触れる事無く…。2006-01-19 10:57:00 -
210:
みか
この酔いがいつまで続くんだろう?酔いが冷めてしまったら間違いなく、雅人とアフターは行かない。きっとりなも同じだろう。
♪♪♪
「あっマナーにするの忘れてたぁ。雅人やわぁ♪」
由香は電話に出ると、由香一人だけ先に出て来て欲しいと言われた。涼君はもう少し掛かるとかで。2006-01-19 11:03:00 -
211:
みか
りなに伝えると、りなは少し淋しそうな顔をして、いってらっしゃいと由香に言った。
漫画喫茶から出ると黒のコートを羽織った雅人がいた。
「あははは…」「何笑ってるねん!」出会ったトキの貴志に似てたから由香はわらけてしまった。2006-01-19 11:07:00 -
212:
みか
「ってかめちゃ昼間やなぁ!久々昼間のミナミ見たぁ★」「何か俺らと違ってみんなシャンとしてるよなぁ…。」確かにそうかもしれない。
昔はなんとも思っていなかったのに、今となっては何処か新鮮だった。2006-01-19 11:11:00 -
213:
みか
「何か、俺ら酔うてるし飯って感じでもないなぁ。笑」雅人もだいぶ酔ってるみたいで顔がまだ赤くなっていた。
「私はなんでもいいよん♪」由香は陽気な答えだった。2006-01-19 11:16:00 -
214:
みか
案の定、ラブホ街へと二人は歩いて行った。
部屋に入った瞬間、雅人はベットに倒れこんだ。
「まじ、疲れたぁ…。」そんな雅人を見ながら、由香はソファに腰を掛け、煙草に火を付けた。2006-01-19 11:23:00 -
215:
みか
ゆっくりとメンソールを体内に入れ、吐き出す。ほてった体は煙草を受け付けようとはしなかった。
真剣、酔ってるなぁ私。
煙草を消した。
「雅人、大丈夫?」「うん。だいぶ酔い冷めてるねんけど、気が緩んだからどっと疲れたわぁ。」雅人はそう言い、寝返りをうった。2006-01-19 11:30:00 -
216:
みか
「気になっててんけど、俺が似てる人って元彼とか?」「何で?」少しドキっとした。
「なんとなくやけどな。あんまり触れてくれたくない系ちゃうん?」「そんな事ないで。確かに元彼かも。」付き合う形はなかったけど、確かに思い合っていた。だよね?貴志…。2006-01-19 11:36:00 -
217:
みか
「俺も忘れられへんかった女おったぁ。」
雅人はゆっくりと由香に話した。ホストをしだした頃に出会った人だという事、真剣だったがゆえにお互い傷つけ合い、別れたと…。
「今はいい思い出になったわぁ。」雅人はそう言うと起き上がった。2006-01-19 11:46:00 -
218:
みか
「あー何か飲む?」雅人は冷蔵庫に向かった。
「ありがとう。じゃぁ、お茶。」雅人からお茶を受け取り、一口飲んだ。横に雅人が座った。
「由香チャンは?」「んー私は今彼氏おるし、思い出になってるよ。」もう一口お茶を飲んだ。2006-01-19 11:53:00 -
220:
みか
「彼氏おるんやん!笑」「けど、向こうはまだ元カノを忘れてないねん。だから私もその人に本気にはなりたくないねん。」
由香は今まで押し黙っていた事を雅人に話した。2006-01-19 12:00:00 -
221:
みか
「正直、私も元彼忘れたようで忘れたくないねん。その人のお陰で今の私があるから。何でこんな話してるんやろな…笑」
由香は苦笑いをした。今日知り合ったばかりのホストに全部を話してしまいそうな自分にストップをした。2006-01-19 12:06:00 -
222:
みか
「まぁ、今日は寝よぉか。ちなみに俺、何もせぇへんから安心してな!」にっこり笑い右手を出した。
由香も笑いながら右手を差し出した。
「ホストとしてじゃなくて、一人の男として由香チャンを見てるからな!気にせんと俺に話してや?」そう言うと由香の手を握り握手をした。2006-01-19 12:10:00 -
223:
みか
「営業上手いなっ!笑 そらホストやもんな!笑」「あほか!笑」
由香は少し雅人に心を開いていた。恋愛感情ではない何かだった。
二人は同じベットで並んで眠りに付いた。
2006-01-19 12:13:00 -
225:
みか
さゃさん、いつもぁりがとうございます??
2006-01-23 06:46:00 -
226:
みか
「直人ぉ、起きてよぉ。」「んー……。」
ベットでは歩美と直人がいた。歩美は先に目が覚めかなり退屈をしていた。2006-01-23 06:51:00 -
227:
みか
「もうっ。」
仕方なしに寝返りを打つ直人に抱きつき再び眠りにつこうとした。
「…今何時ぃ?」「十二時過ぎやでぇ。今日仕事休みやろ?」「休みやでぇ…。もうちょい寝るわぁ…」
そう言い歩美を抱き締めてまた寝息をたてた。2006-01-23 06:57:00 -
228:
みか
「暇だよぉ…。直人ぉ。」身動き出来なくなった歩美は甘えたような声を出し、直人の体を指で突く。
しかし起きる気配がない。♪♪♪
歩美の携帯が鳴った。
直人の腕を振りほどき、鞄から携帯を開いた。2006-01-28 14:31:00 -
229:
みか
複雑な顔をしながらボタンを押し続け、パタンと無機質な音を鳴らして携帯を閉じた。
「どうしようかなぁ…。」ポツリとため息と一緒のように独り言を言った。
2006-01-28 14:36:00 -
230:
みか
すやすや眠っている雅人を横目に由香はバスタオルで髪を拭きながら携帯を開く。
着信とメールを見てみるが、どれも客で紛れてりなからもあった。
確認だけをするとまた濡れた髪を拭きだした。2006-01-28 14:45:00 -
233:
みか
234さん、235さん、ありがとうございます??
2006-01-29 12:08:00 -
234:
みか
直人の馬鹿…。付き合っているというのに連絡一つないって何?
一層、髪を拭く手が早くなった。
まぁけどホストに行った私も私かぁ…。
虚しい気持ちが微かに由香を襲う。2006-01-29 12:14:00 -
235:
みか
手を止め携帯を取り、直人にメールを送る。
今日会える?とだけ打ち、送信した。
私から連絡した私の負け…。直人とは勝ち負けがある気がする。連絡したモン負け、みたいな感じ。普通の恋人達はそんなのあるのかな?2006-01-29 12:20:00 -
236:
みか
気になったら負け?気にならなかったら勝ち?
おかしい…?おかしいやん…。
煙草に火を付けて一服をした。考えたってどうしようもできない。2006-01-29 12:24:00 -
237:
みか
「…由香チャン?起きてたん?」
雅人に目をやるとまだ眠たそうな顔でこっちを見ていた。
「さっき起きてお風呂入ってた。ってかもう夕方やで。」「まじでぇ…由香チャン今日仕事?」「いや、休みやで。」直人の休みに合わせて取っている休み。言った後、笑いそうになった。2006-01-29 12:33:00 -
238:
みか
「そぉかぁ…俺も風呂行ってくる。飯いこう!」雅人はそう言うと、風呂場に向かった。
由香は雅人がお風呂に入っている間化粧をし、髪の毛をドライヤーにあてた。2006-01-29 12:36:00 -
239:
みか
「用意完璧やん!ちょい待っててな!」「いいよ、ゆっくりして。」
慌てている雅人の顔を見ていると横顔が貴志に似ている事がわかった。
だけど、昨日のように胸騒ぎはしなかった。どこか懐かしい感じだけだった。2006-01-29 12:40:00 -
240:
みか
ホテルを出て、ミナミの街で夕食を済ませると由香は家に帰った。
携帯を見ても直人から連絡はなかった。
由香は手帳を開けた。2006-01-29 14:28:00 -
241:
みか
そして封印してあったもう一つの手帳を引き出しから出した。
微かに貴志の香水の匂いをさせてまたあのときの記憶が蘇った。2006-01-29 14:30:00 -
242:
みか
いつしか貴志と由香は形はなくても“恋人”となっていた。もちろん体の関係もあるようになった。
由香は嬉しくて仕方がない毎日だった。仕事も楽しい。言う事がないくらい幸せと呼べる日々だった。2006-01-29 14:40:00 -
243:
みか
そんな中で事件が起こった。貴志が女と車に乗っている姿を由香は見てしまった。
「今日何してたん?」貴志の家で待っていた由香は、貴志が帰って来てすぐに聞いた。2006-01-29 14:52:00 -
244:
みか
「仕事やで!なんで?」「今日帰ってくるん遅くない?」「あー今日店の奴と飯行っててん。ごめんなぁ。」貴志はそう言うと由香を通り過ぎ、冷蔵庫にあるカフェオレを飲みだした。
2006-01-29 14:54:00 -
245:
みか
女ものの香水の匂いが貴志から匂った。
いや…離れていかないで…。お願い…。
「女やんな?店の子?」「いや、ちゃうで!ボーイやで?」嘘付かないで…。2006-01-29 14:58:00 -
246:
みか
「…貴志、嘘付いてない?」ゆっくりと静かに貴志を詰めようとした。
「付いてないで?疑ってるん?」いつものように優しい笑顔を見せる。
「私…見てんで?車に誰乗せてたん?」彼から笑顔が消えた。2006-01-29 15:02:00 -
247:
みか
「ごめん…。けどな、あの子店の子で相談あるって…。」「本間に店の子やったら何で最初に嘘つくん!?」頬に熱い何かが触れた。また一つまた一つと由香の目からこぼれていった。
2006-01-29 15:05:00 -
248:
名無しさん
?
2006-02-03 17:09:00 -
249:
みか
251さん、あげて頂いてありがとぅございます??
2006-02-07 01:30:00 -
250:
みか
愛する人だから、私以外誰も見てほしくない。愛する人だから嘘なんか言わないで…愛する人だから…。
「ごめん、泣くなってぇ…。」貴志は由香を抱き締め頭を撫でた。
本当はずっと不安だった。貴志が店の子が何かあるんじゃないかって。2006-02-07 01:34:00