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★手帳★
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1:
みか
「今日はどうするん?」
「仕事ゃわぁ…。ごめんなぁ。また掛けるゎぁ!」
少し悪怯れて電話を切る。2005-12-01 13:10:00 -
81:
みか
まだかなぁ…。
ミルクティーも冷えてきた。そんな頃、彼達は由香のリクエストの曲を歌いだした。
―何もかもが輝いて がむしゃらに夢を追い掛けた―切ないなぁ、と思いながら、携帯を見ると十時半を過ぎていた。もぅこなぃのかな?不安になりだし、諦めモードになった。2005-12-07 14:54:00 -
82:
みか
「本間ぇぇ歌やな。」
聞き覚えのある声。由香は一瞬にしてドキドキした。
「遅刻してもたわ笑 ごめんなぁ。」「いや、いいよ!」パァっと笑顔になった。
「あっ、ハイ、お釣り返すね!」かばんからお釣りを入れた封筒を貴志に渡した。2005-12-07 15:03:00 -
83:
みか
「ははは!本間律儀な奴やなぁ!これぐらぃもらっときぃや!」「いや、だって…。」「まぁ、寒いしビクドンでも行くか?」
嬉しかった。まだ一緒にいられる事が何よりも。2005-12-07 15:08:00 -
84:
みか
ビクドンに着くと、由香と貴志は定番のいちごみるくを頼んだ。
「ってか貴志クンって何してる人なん?」「俺?キャバクラゃってる?」「えっやってるって経営!?」
由香は若い貴志が経営者なんて思わなかった。
2005-12-08 14:57:00 -
85:
みか
それから色んな話を聞いた。貴志が24才という事、16からずっとボーイをして、自分の店を持った事。由香には未知の世界だった。
「すごいなぁ…。」由香は思った事そのまま言った。2005-12-08 17:44:00 -
86:
みか
由香は何故貴志があの日、キャバクラ見学をさせてくれたのかわかった。
「私もキャバで働きたいなぁ…。雇ってょ!」「うーん、それは自分で店見つけた方がぃぃで?」意外な返答に由香はびっくりした。2005-12-08 17:50:00 -
87:
みか
「そうやんなぁ…」
「ってか、毎度やけど、終電なくなったんちゃう?笑」貴志の質問に由香慌てて携帯を見た。
「あっ…」目が合い、二人して笑った。
その日から二人は何度かこうして会うようになった。2005-12-08 17:55:00 -
88:
みか
この日から二週間が過ぎた。相変わらず、由香と貴志はミナミにいた。
今日は貴志は車を出していた。夜景を見に行く約束をしていたから。
貴志は由香をどう見てくれてるのか気になりだした。彼女の話題なんてなかった。けど、いないとは決まってる訳じゃない。2005-12-08 18:37:00 -
89:
みか
関係を壊したくない由香はひたすら自分の気持ちを押し殺していた。
運転してる貴志がかっこよく見えた。
「貴志の彼女って幸せやろうなぁ…。」精一杯の由香の探りの言葉。
すると貴志は笑いながら由香の頭をポンポンっと叩いた。2005-12-09 15:14:00 -
90:
みか
何も言わない貴志。由香もそれ以上何も言わなくなった。
ただひたすらに、車は山道を走っていた。
「由香は俺といたら幸せ?」「…ぅん。」「何落ちてんねん!笑 愛想かょ!笑」貴志が笑うと由香まで笑ってしまった。2005-12-09 15:21:00