小説掲示板偽りの人生のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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偽りの人生

• 1:

  あいみ

  私の人生は嘘で塗り固められてる。今も、昔も。

  2006-04-06 11:29:00
• 2:

  あいみ

  私はうそつき。もの心ついたころからうそばかりの人生を送っている。ひとつ嘘をつけば、その嘘をかばうためにどんどん嘘をつかなければいけない。でも今更誰にも本当のことを話すことはできない。愛する人にさえ…

  2006-04-06 11:32:00
• 3:

  あいみ

  私は小学生のときからすでに天才的なうそつきだった。忘れ物をすればほかのコの机からこっそり教科書を抜き取り、あたかも自分のもののように使い、宿題の日記にもうそばかり書いていた。

  2006-04-06 11:38:00
• 4:

  あいみ

  5年生になったある日親の転勤のため転校することになった。その地域には私と同じ名前の人が住んでいるとても大きなお城のような家があった。私は新しいクラスメイトにすぐそこに住んでいると嘘をついた。遊びに行きたいと言われれば必死にごまかした。友達と帰るときは入って行くふりをした。

  2006-04-06 11:42:00
• 5:

  あいみ

  その家からはいつもすばらしいピアノの音色が聞こえた。それが聞こえると私は「あれはお母さんが弾いてるの。ピアノの先生なんだ」と自慢げに嘘をついた。友達たちは「じゃああいみちゃんもピアノ上手なの??」と聞いてきた。わたしは「もちろん！」と答えた。

  2006-04-06 11:46:00
• 6:

  あいみ

  私はピアノなんか引けない。もちろん家にあるはずもない。だけどある日、音楽会の伴奏者を決めることになった。クラス全員一致で私に決まった。私は焦りまくった。どうしよう。ひけない。でも言うことなんてできない。その場は「がんばるね！」言ったものの、家に帰ってもそのことばかり考えていた。

  2006-04-06 11:50:00
• 7:

  あいみ

  結局私は手に包帯をまいて行くことにした。

  2006-04-06 11:54:00
• 8:

  あいみ

  みんなは疑いもしなかった。何日かしたころ学校に行くとみんなが私のまわりに集まってきた。その中のリーダー的な子が私に「うそつき！」と叫んだ。私はとっさに「ばれた！」と思った。「私たち昨日あいみちゃんの家に遊びに行ったんだよね〜そしたら娘なんかいないっていわれたんだよね。最低。うそつき女！」

  2006-04-06 12:06:00
• 9:

  あいみ

  それから私はいじめられた。しばらくして私は学校に行かなくなった。親も先生もなんにも言わなかった。行かないまま中学生になった。私は他中の子とつるむようになり、荒れていった。

  2006-04-06 12:09:00
• 10:

  あいみ

  中学なは一度も行かなかった。そして15歳になったときに家をすてた。理由なんてもう覚えてない。私は15歳までありとあらゆる犯罪をした。万引き、窃盗、タバコ、シﾝﾅー、リﾝﾁ。親が仕事でかまってくれないからか、反抗ばかりしていた。

  2006-04-06 12:12:00
• 11:

  名無しさん

  頑張れ〜

  2006-04-06 12:29:00
• 12:

  あいみ

  ｱﾔの家に行ってから、昼は寝て、夜はﾐﾅﾐに繰り出してナンパ待ち、ナンパされたら遊ぶ、のくりかえしの日々が続いた。

  2006-04-06 16:17:00
• 13:

  あいみ

  パソコンから更新します。
  いつものようにミナミを歩いてると1人の男に声をかけられた。私はいつも18と嘘をついたので、歳を聞かれた時に18と言った。年齢を言ったとたんそいつはくいついてきた。「キャバとか興味ない！？きみやったら月１００も夢じゃないで」たぶん、みんなに言ってるんだと思うけど私とｱﾔは目を輝かした。最近は食べるお金もなくかつあげばかりしてた。そんな毎日の繰り返しはもういやだ。家に帰ってしばらくｱﾔと相談したあとそいつに電話した。

  2006-04-06 18:05:00
• 14:

  あいみ

  「働きます！」「じゃー保健証持ってきてくれる？」「はい」ガチャ…「あいみ！保健証いるねんて！どうする？」「姉ちゃんの使おっか！」「そやな！」幸い私たちには同じ18歳のお姉ちゃんがいた。その日私は夜中に家にしのびこんで免許証をとってｱﾔと店へ行った。「いつから働ける？」「いつからでも！」「じゃあ今日体験する？」「はい！」

  2006-04-06 18:07:00
• 15:

  あいみ

  そんな流れで私のキャバ嬢生活がはじまった。始めは客の名前を覚えたり、いろいろと大変だった。でも慣れていくうちにお酒もおいしくなりすごく楽しくなった。「ｱﾔ！キャバ嬢ってうちらの天職やな！一生キャバ嬢でいいわ〜」「あはは！ｱﾔも！！」

  2006-04-06 18:09:00
• 16:

  あいみ

  キャバ嬢をはじめたある日、1人のお客がきた。「あいみさーんﾍﾙﾌﾟお願いしまーす」「はーい」席についた瞬間私はびっくりした。お父さんだった。「お…とうさん…」「帰るぞ」お父さんはこれだけ言って、私の手をつかんで店からひっぱりだした。ﾎﾞｰｲや店長が追いかけてきたが車へのせられ道を走り出した。信号でとまったとき私は車から出ようとした。その瞬間…パチン！お父さんが私を殴った。「なにすんねんよ！あんた今までほったらかしやったくせにこんなときだけ怒らんといてよ！」私は叫んだ。するとお父さんは泣きだした。子供に一度も涙を見せたことのないお父さんが。「なにゆうてんねん！！家族がどれだけ心配したかわかってんのか！！！たのむからかえってきてくれ！いい子にしろとはゆわん。だから頼むから家に帰ってきてくれ！」お父さんの涙を見た私はしかたなく家に帰ることにした。

  2006-04-06 18:13:00
• 17:

  あいみ

  家に帰るとお母さんは「おかえり」と一言だけ言った。私は何も言わずに部屋にはいった。部屋はキレイにされていた。私がいない間も掃除してくれてたのかと考えると申し訳ないような気もちになり涙がでてきた。私はリビングに呼ばれた。「なんであんな仕事してたんや？お父さん部下に言われてびっくりしたわ」私はお得意の嘘で乗り切ろうと思い「ｱﾔの彼氏にお金かりてて…今すぐ返せゆわれてほんまにいややったけど返さなしばくってゆわれたからしかたなく働いた」と言った。お父さんもお母さんも疑わなかった。でもそのときの私は嘘についての罪悪感なんて感じなかった。

  2006-04-06 18:18:00
• 18:

  名無しさん

  ??

  2006-04-06 22:33:00
• 19:

  名無しさん

  続き書いて

  2006-04-07 17:19:00