-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
∞毬栗姫様∞
-
1:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『そぅ。そらよろしかった☆あら、もうこんな時間。ほな、あたしもそろそろ出勤準備しなあかんしまた連絡させてもらいます☆はい、はーい☆』
ポチッッ2005-11-26 18:06:00 -
152:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
パカッッ
●不在●カミ●
●不在●カリナ●2005-12-03 12:42:00 -
153:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
カミは…。。。放置☆
カリナはなんやろ(゚Θ゚・)?
リアはカリナから昼前に着信が有った事が気になった。
普段は絶対こんな時間にかけて来ないのに。2005-12-03 12:45:00 -
154:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
リアはクシャクシャと絡まった長い髪を手ぐしでとかしつけながら、
片手でカコカコと携帯をいじって発信ボタンに触れる。
*+*+*プルルルプルルルルルルプルルル
『まだ不在から2時間位やねんヶドなぁ。寝てんか?』2005-12-03 12:50:00 -
155:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
*+*+*プルルルルルルプルルルプルルル
『んー。出んなぁ』
リアは携帯を耳から離し、電源ボタンを押そうとした、時。
『リアさん!!??』2005-12-03 12:52:00 -
156:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
◇---通話中---◇
画面はカウントを始める。
『あ、カリナちゃんー?どーした…』
『アノ!!!あのあの!!!』
『はいはい?どーした?落ち着いて、ん?(。・v・。)ノ』2005-12-03 12:55:00 -
157:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『あッッあたし!!!』
『うん?』リアは煙草の箱をカサカサと指を突っ込み、1本取り出しくわえる。
『見たんですッッ!(*゚Д゚)!』
『何を?』キーンシュッポッ
『ててて店長と!!!』2005-12-03 12:59:00 -
158:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『店長?(゚Θ゚・)』
くわえた煙草から白い煙が舞い上がる。
『びっくりしましたょ!!店長とタモツが昼前店から出て来て。電話入れたでしょ!!?あの時間ですゥゥ。買い物行って店の前通ったら昼前にですよ?二人で出て来て!!!』
鼻息の荒いカリナの声は電話からも凄い気迫なのが伝わる。2005-12-03 13:03:00 -
159:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
煙草から舞い上がる煙を無心に見つめ、放心状態のリアを尻目にカリナは続ける。
『前からタモツ、店長狙ってるって言ってたんですょ。でも店長に彼女居るか聞いたら『居るから狙わないでょー』とか言ってて!!!まさか彼女がタモツやったなんてッッ!!!』
いや、それは私ですが(*゚Д゚)
言えない。言葉が出ない。意味がわからない。……ハァ!!??2005-12-03 13:07:00 -
160:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
ポヒッ…。
電話を切ったリアは電話をにぎりしめたまま放心状態。
まるで幽体離脱。
もう一度携帯を開いて不在着信を見る。
●11:37●不在●カミ●2005-12-03 13:11:00 -
161:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
ポスッッ!!!
バタバタバタバタ!!!2005-12-03 13:12:00 -
163:
名無しさん
あげぇ?
2005-12-03 14:41:00 -
164:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
?名無しサマあげありがとうございます???書きます??
2005-12-03 21:13:00 -
165:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
洗面所に立ち鏡を見る。
『なんやコレはッッ!!(*゚Д゚)』
鏡に映るのは疲れ果てて疲労感の漂う女。
イライラすると手ぐしでガシガシととかしつけ、毎日大量のvO5を振り掛ける為、所々はねている髪。
酒の飲み過ぎと不規則にしか食べないので肌はくすんでいる。化粧が上手いからって手を抜き過ぎた結果があられもなく鏡に鮮明に映し出されていた2005-12-03 21:21:00 -
166:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『こりゃ(*゚Д゚)いかん!!』
そうだ!!!
ドレス買いに行って美容院行って服買いに行って基礎化粧品も買いに行って。美味しいご飯食べに行こ!!!
よし!!!2005-12-03 21:23:00 -
167:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
バタバタバタバタ!!!
『ユウ!!起きろゴルァ!!!ユウ!!ユーウー(`Д´*)!!』
リアはユウをゲシゲシと惜し気もなく蹴る。殴る。
現実的な猟奇的な彼女ってやつである。2005-12-03 21:25:00 -
168:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
ユウがびっくりして起きる。
あまりにおかしな顔だったのでちょっと笑ってまた蹴る。
寝起きで『男』な状態のユウを風呂に追い込み
リアは化粧を始める。
パタパタパタパタと、お粉を顔にしっかり叩き込む。2005-12-03 21:28:00 -
169:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
風呂場から下手くそな昭和歌謡が聞こえる。
バタバタバタバタ!!!
『悠長に歌歌ってんと早く洗えばかたり!!!』
あくせくと風呂から上がったユウが化粧を始める。
リアはホットカーラーでサザエさんみたいになった頭で煙草を吸いながらボーっと化粧をするユウをみていた。2005-12-03 21:31:00 -
170:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
用意万端で家を出る。
ドレスのショップに入る。
カチャカチャと出しては戻し、戻しては次を出す。
『リアみてみてぇ☆』
すっかり『女』に化け、でかいサングラスをかけて、長い足を包んだクラッシュのデニムをスッと着こなしたユウが、真っ赤なドレープのきいたドレスを体にあててこっちを向いた。2005-12-03 21:36:00 -
171:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『あ、似合う(・v・。)』
『本当に?ィシシ』
『あたしはなぁ、んー、あ゛ッッこれ綺麗。』
リアの手にはオフホワイトのベアのドレス。
真っ白でもなくベージュでもなく、軟らかく発色するその色はまさしくリアに欠けた『余裕』と『やわらかさ』を兼ね備えた一着だった。2005-12-03 21:42:00 -
172:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
ベアトップだけどいやらしくなく、チューリップのようなスマートで末広がり。
胸から背中にくるりとまかれたぼってりとしたりぼんは、腰下まで垂れていてゆるやかな波を打つ。
『子供には着れない一着ね』
ユウがささやく。
『これに決まり』2005-12-03 21:46:00 -
173:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
次は美容院。
『ばっさり切って。』
いつもの美容院のいつもの担当が後ろに立っている。
『まじで☆リアちゃんが切るなんて珍しいやんッッ。どのくらいばっさり?』2005-12-03 21:49:00 -
174:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
腰近く垂れたエクステを、
丁寧な慣れた手付きでサッサカサッサカ外したら
リアの地毛は胸上におさまっていた。
『明るくして緩いパーマあてて襟足かなり少なくして。んー、あのね』『こんな感じ?』『違う。前髪はこうで』『あー、じゃあ前髪はセンターにしたら?重いめで』『パーマはかなり緩くね?襟足はこう』2005-12-03 21:53:00 -
175:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
リアはいつもこう。
とことん自分のしたい形を担当に伝える。
今の担当ヨギちゃんはかなりリアのイメージを的確に再現してくれる。
雑誌は見ない。
あくまで自分のしたい形を追求する。2005-12-03 21:56:00 -
176:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
ジャキンジャキンッッと、落ちていく髪の毛をぼんやり眺める。
仕上がりは満足☆
ユウに『あら(。゚∀゚。)めちゃくちゃ綺麗よ☆短くなって大人っぽくなったわね(。´v`。)ノ』
と褒められた。
『えへへ(。´∀`。)』2005-12-03 21:58:00 -
179:
さく
読みアゲッ?
2005-12-04 08:58:00 -
180:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『なぁユウー!!ユウゥゥ!!』ユウが振り返る。心斎橋は年末X'masの勢いで凄い人の波。『あら!!リアどこ(*゚Д゚)!!』152?のリアはプライベートではヒールをはかないのでかなり小さい。リアは手をひょこひょこと出して所在地を必死にアピール。
2005-12-04 12:41:00 -
181:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
165?のユウが人波を掻き分け掻き分け、ちっこいリアを見つける。
『あんたがイキってヒールないブーツなんか買うからでしょ』
『うるさい(`Д´*)なぁ腹減ったー。』
『はいはい。ホラいくよ。』
ユウはリアの手を握って歩き出した。2005-12-04 12:44:00 -
182:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『ヘブッ(pД`)』
『あら!!リア大丈夫ッッ?』
隣のサラリーマンの背中に顔をぶつけて痛い。
『ユウのアホ(`Д´*)ちゃんと周りみとかなな!!』
『はいはいごめんねー。』2005-12-04 12:46:00 -
183:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
━━掴まれた手はやっぱり女の子の手じゃなくて、ほんとはちょっとだけドキっとした。
寝起きのユウは嫌い。
いくら綺麗な顔立ちでもやっぱり男の子だから。
こんな風に手を繋ぐのも嫌い。
どっかで変な意識してしまうから。2005-12-04 12:50:00 -
184:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『何食べたいのー』
ハッ(*゚Д゚)!!!『カレー!!』
『なんでびっくりしてんのょ。カレーね?カレーカレー』
『そこに有るよ』
『あ、ほんと。入ろっか』2005-12-04 14:39:00 -
185:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
可愛い女の子従業員に誘導されて奥の席に座ってメニューを見て腹が鳴った。グゥ。
注文を取りに来た女の子を見てユウが固まっていた。
タイプなんかな(。゚∀゚。)ユウが女の子に見とれるなんてかなり珍しい。
でもなんか変な感じ。
『ユウ?どーした』2005-12-04 14:42:00 -
186:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『別に』
なんて愛想ない返事が帰ってきた。
『ふぅん』
女の子を目で捜す。
発見(。゚∀゚。)どれどれ。どんな子かね。気になるゼィ2005-12-04 14:44:00 -
187:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
おとなしくて可愛い感じ。
差し出がましいあたしとは正反対やね。
ちょっとポチャっとして白い。あたしもたいがい白いヶド、尚更白い。
裏原系と言うやつでしょうか。若槻千夏みたいな身なりで、化粧は薄くてとにかく落ち着いた感じ。2005-12-04 14:49:00 -
189:
さく
読みアゲッです?
2005-12-04 15:21:00 -
190:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
?さくチョありがとう(。´v`。)ノ書きます?
2005-12-04 17:52:00 -
191:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
カレーはあんまり美味しくなかった。
ユウが、なぜか上の空で、つまらなかったし余計美味しくなかった(`Д´*)
『なぁなぁユウどーしたん』
『なんもないってば☆』
こんなんばっかり。ブゥ2005-12-04 17:55:00 -
192:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
♪♪ロンリン♪♪♪ロンリン♪♪♪
(*゚Д゚)電話や!!
ガサガサとバックを漁る。
パカッッ
●着信●カミ●2005-12-04 17:56:00 -
193:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
さすがに無視しすぎやし、タモツの事も気になる。
ガタッッ
『(*゚Д゚)??』一瞬、我に返ったユウが見上げる。
『電話してくる』
店の外に出る。2005-12-04 17:58:00 -
194:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
♪♪ロンリン♪ロンリ♪。。ピッッッ
『…はい。』
『リア?』
『どーしたん?前着信あったとき寝てた。』2005-12-04 18:00:00 -
195:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『あそ。あんね、』
『うん』
『昨日リア、タモツとカリナ連れて飯行ったでしょ』
『うん。それが?』
『リア、タモツになんかゆった?』2005-12-04 18:02:00 -
196:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
(*゚Д゚)は?
『いや、別に。』
むしろいろいろ言われましたけども。
『まぁ、リアがそんな事ゆう訳ないよねぇ』
『そんな事?』2005-12-04 18:04:00 -
197:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『タモツが、リアに『目障りやし辞めて』とかなんとか色々言われたって言っててね』
『ハァ(`Д´*)!!』
『あ、そりゃ信じてないから大丈夫よ』
『あんたが信じてるとか聞いてへんわ!!!てかなんで昼間タモツと店からでてきたん?』
ついにキレタ。核心に迫るょ!!!2005-12-04 18:06:00 -
198:
さく
ドキドキ?
2005-12-04 19:20:00 -
199:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『え?何で知ってんの?ケホ』
『知ってたっていーやんか。あかんの!!?』
『いや、ン゙ンッ』
『なぁ!!何でなんですか!』
『あのねぇ。』2005-12-04 22:21:00 -
200:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『タモツがいいって事か!!お前も若い方がいいんか!!そーなんかコラ(`Д´*)』
『だから、』
『だいたいタモツタモツってなあの子はあたしにッッ!!』
『リア!!!』
ビクッッとして久しぶりに呼吸をしたらちょっと苦しかった。2005-12-04 22:24:00