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∞毬栗姫様∞
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1:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『そぅ。そらよろしかった☆あら、もうこんな時間。ほな、あたしもそろそろ出勤準備しなあかんしまた連絡させてもらいます☆はい、はーい☆』
ポチッッ2005-11-26 18:06:00 -
51:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
新地の小洒落た割烹に入る。
まだ10過ぎ。
『こんな奴と飯来るなら仕事しときゃよかった……ウワン』
『え?どーした?』
『うるさい。で、何?』2005-11-28 15:55:00 -
52:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
次々と小鉢が並べられる卓を見下ろしリアはおしぼりを掴んで広げた。
『リア仕事は?』
『関係ない』
『彼氏はいんの?』
『関係ない』2005-11-28 15:57:00 -
53:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『やり直さん?』
『(゚Д゚・)。はぁ!?!』
『俺なぁ、リアと別れて初めて気付いてん。リアの大切さ、とか色々。やし、俺もまた梅田で仕事始め…』
『いらん。バッカバカしい。間に合ってんのよ男は。じゃ』
リアは立ち上がると財布から札を取り出し卓に置いた2005-11-28 16:01:00 -
54:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
*+*+*+シロは有名なホストだ。出会った時は顔が好みだったので連絡を取り出した。キャラに似合わずジャニーズ系が好みなホステス当時20歳リア。
その頃はそこそこ売れっ子だった。仕事に必死で久しぶりに恋愛をしたのでシロに真剣に恋をした。
しかし女癖も金癖も悪いシロに散々悩まされ、店には行かなかったものの、最終的にはコツコツ貯めた貯金の詰まった通帳を盗みシロは消えた。
━━━━で、今、のうのうと目の前にいる。2005-11-28 16:08:00 -
55:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『待ってや!!!』
『何?』
もうあの頃みたいに幼くもないし馬鹿じゃない。金も名誉も地位も何もかも自分で叩上げた。こんな馬鹿におめおめ引っ掛かる女じゃない。2005-11-28 16:11:00 -
56:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
憎悪も欲も、醜いものも見て歩いてきた。
『寝て客とってる』『客の愛人やってる』『整形』これだけじゃない。
散々叩かれたし、嫌がらせは酷いものも沢山有った。打ちのめされそうにもなった。
ホストが毎夜連夜、『客にしたらオイシイ』から営業に来た事もあった。2005-11-28 16:16:00 -
57:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
もう純粋な女の子の殻は破って捨てた。
信じないし期待しない。
信じる物は自分とお金とユウ。彼氏のカミだって正直あんまり信じれない。
『売れっ子』『憧れ』『不動の?1』を得た代償は
『ひねくれた女』だった2005-11-28 16:20:00 -
58:
枝豆
同時進行ガンガレ(´ー`)
メタォモロィー♪2005-11-28 17:01:00 -
59:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
?とりあえず中断します?
>>45-57まで?
枝豆サン☆なんて素敵なネーミングですか???いやはや脱帽です?ありがとうございます?また感想スレにヵキコ頂けると嬉しいです??ありがとう?2005-11-28 17:53:00 -
60:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『俺なぁちょっと金困ってんねんかぁ。』
『で?あたしに関係ない』
『貸してくれへん?』
『はッッ?』
リアは一瞬めまいがしてフラついた。この後に及んで目の前の馬鹿は何をイッテルノ(゚Θ゚・)?2005-11-28 19:27:00 -
61:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『お前さぁ、結構売れてんねんてなぁ』
と言ってリアの載った雑誌のグラビアページをポケットから取り出しチラチラ。
『はッッ。あたしが働いてる事知ってたって事?』
『ちなみにホラホラ』
リア絶句∵∵∵∵2005-11-28 19:30:00 -
62:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
シロの持ってる携帯の画面に写るのは1年程前の、付き合っていた頃のリアの寝顔。
ちなみにスッポンポンだが、布団で大事な所は隠れてる。
が(o∵o)!!!この画像を見るとあきらかに
『チョメチョメの後』である2005-11-28 19:34:00 -
63:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『こんなの夜遊びでも2チャンでも流れたら痛いでー。
なぁ?』
と言って不適な笑みを浮かべる元カレ。
『で?』
『たから、金貸してちょーだいって言ってんの☆』2005-11-28 19:36:00 -
65:
らッちン
待ッてマス??+゚
2005-11-28 23:27:00 -
66:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
らっちん?ありがとう?あなたの一言で更新決定???
2005-11-28 23:55:00 -
67:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『脅すっちゅー事け』
口調のかわるリア
『あー怖い怖い☆まぁ包んでくれたら、な?』
シロは指で¥マーク。
『チッ。っといのぉ。何ボや』2005-11-28 23:57:00 -
68:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『ま、こんなもん☆』
シロはブイサイン
『20け』
『そんなもんやな』
『考えるわ』2005-11-28 23:58:00 -
69:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
リアは知っていた。
この男は一回では納得しない事を。
カツカツカツカツ
『くっそッッ』
リアはただでさえ痛い頭がより一層痛むのを感じた2005-11-29 00:01:00 -
70:
?花?
ぉまめ?初めましてぇ??初めてぉまめ?の小説読ませてもらってますぅ??すごぃぉもしろぃネェッ??
今同時進行してるゃっと∞はれのち∞も読んでるょぅ??頑張ってネェッ????2005-11-29 00:23:00 -
71:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
もうひとつと合わせたいので
?今日はここまで?
>>45-69が更新した分です??
?花??ありがとう??無駄に沢山?ぉはなし?書いてるから暇つぶしにでも読んで?サィ??ちなみに別に感想スレが有るのでそっちに?ヵキコ?してくれたら嬉しャスです?ありがとう??2005-11-29 00:37:00 -
72:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『リアちゃんお疲れ様ぁ☆今日は早いわねぇ』
家に帰っても悶々としそうだったので福々に来ていた。
『マスター、焼酎湯割で梅入りで。』
『麦でいいのねぇ☆』
カツカツカツカツとヒールを響かせリアは奥の和室に入っていった。2005-11-29 14:48:00 -
73:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━?(ΘμΘ)ハッ!!!
それから何時間かマスター捕まえて飲んで。
ユウが来て。
あ、泣いたんだったっけ。
んー?ここは家?2005-11-29 14:52:00 -
74:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『ん゛(゚Θ゚・)』
ベットから起き上がろうとしたら何かを踏み付けた。
『ギャ(゚Д゚・)起きたの!?』
シーツにくるまったユウが眠そうな目をこすりながら
『ユウおはよ。』2005-11-29 14:55:00 -
75:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『眠ゥゥ(pз≡)ゴシゴシ。リア頭痛いの大丈夫?』
『おぅ。大丈夫。寝すぎって位寝たし』
そりゃそうだ。リアがぶったおれたのが朝方の4時。
只今13時*+*+*
『ユウなんでここで寝てんの』2005-11-29 18:42:00 -
76:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『リアが泣いたから♪』
『っさい。ったくもー。』
リアは頭をポリポリしながら居間に向かって歩いていった。
『携帯どこやっけ。あ、有った有った』2005-11-29 18:44:00 -
78:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
メールも着信も、なし。
『あれ?シロの奴メールしてくんじゃなかったけ(゚Д゚・)』
不思議に思いセンターに問い合わせてみるが
◆◆新着メール0件◆◆2005-11-29 18:46:00 -
80:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『なんやあいつ』
とりあえず仕事の準備を欝陶しそうに始める。
リアは風呂のスイッチを押し、自分の部屋をちらっと見る。
ユウがまだゴロゴロと転がっていた。
『あんた仕事の準備は?』2005-11-29 18:50:00 -
81:
?ぱるタンありがとう(。・∀・。)ノ今全部ょんでくれたの貝☆ありがとう(o^◇^o)また感想スレに感想ヵキコ待ってます☆???
2005-11-29 18:53:00 -
82:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
無視してゴロゴロしているユウを見て
『仮病とは余裕です事☆』
捨てぜりふを置いたらリアは風呂に入る。
チャポ────────ン♪2005-11-30 00:24:00 -
83:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
風呂から上がって相変わらず長い髪を乾かして
いつも通り家を出る。
『ユウ本当に休むんかな。元気そうやったヶド。。。。(゚Θ゚・)』2005-11-30 00:26:00 -
84:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
昨夜泣いたもんだから、ちょっと腫れぼったい目。
店に着いたら早速ヒエピタを目に張ってソファにもたれる。
何分かキモチイ気持ちに浸っていると、肩をトントン。
『リア、起きて』
ヒエピタをめくるとカミが立っていた。『店長。チッ。何?』2005-11-30 00:30:00 -
85:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『舌打ちはやめなさい。昨日大丈夫だった?電話したヶド圏外やったよ』
まだ誰も居ない更衣室にカミの低い綺麗な声が響く。
(*゚Д゚){いっつも電話なんてしてこないくせに一体どうゆう風の吹き回しかしらッッ。元カレに金せびられて大変だって言ったらあんた助けてくれんの?だいたいいっつもニヘラニヘラしちゃってモテるからって調子乗ってんじゃないわよ!!!2005-11-30 00:35:00 -
86:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
と(。´・_・。)ノ
言いたいヶド言えない。
…好きなのですもの。嫌われたり面倒な女って思われたくないもの。まだチョメチョメどころか接吻すらしてないんですもの。
接吻…………甘い響きだわ。2005-11-30 00:38:00 -
88:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
とか言って書き足らないので続行?
読んでナィ?ィヤン?2005-11-30 00:58:00 -
89:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『大丈夫。ご心配には及びません』
ツンツン尖った言い方。
(。´・д・。){ 違うの心配もっとしてくれていいのよダーリン。可愛くないのは素直になれない乙女心なのよ!!だっていっつも素っ気ないでしょ!!?何で何で!!?2005-11-30 01:03:00 -
90:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
もちろん言えない。
素直じゃなぃなぁ、と、一人で勝手に落胆しながらリアは再びヒエピタをまぶたにピタリと張り付ける。
『目はどーしたー?』
カミのひんやりした手がリアのホッペに触れた。2005-11-30 01:06:00 -
91:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
ポッ(゙Д゙*)ポッポッポッ
リア発火。
いきなりカミが触るから、リアは恥ずかしいやら嬉しいやらで一気に赤面。
『ってオイ(゚Σ゚・)!!!リア?顔赤いって大丈夫?』2005-11-30 01:09:00 -
92:
名無しさん
烏龍茶ってどこにあんの?どこで聞いていぃんかわからんくて…ごめんな。
2005-11-30 01:12:00 -
93:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『だッッ大丈夫よッッ!!!触んないでッッ(゚Д゚・)』
!パチンッッ!!!
(゚Θ゚・)ヤッチャッタ。。。。。。。
リアは恥ずかしさの余りカミの手をおもいっきり叩いた。
『あ゛ッッ!!!あああのアノッッ!!!』2005-11-30 01:13:00 -
94:
名無しさん
おっ??返事ありがと?スレタイ検索てどこにあんの??小説の邪魔して、ごめん?
2005-11-30 01:19:00 -
95:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『もー、ええわ』
いつになく冷たいカミの顔。
リア焦る
『だって!!普段っ全然触らんやんっ!!一緒におっても、な何もせーへんくせに店やったら心配するとか何なん!!!嬢としての扱いなんやったらッッ心配なんかいらんしッッ!!!だいたい!!何でいっ…』2005-11-30 01:21:00 -
96:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
?夜遊びの掲示板の上にありますょ?
2005-11-30 01:22:00 -
97:
名無しさん
ありがと?これからも頑張ってや?
2005-11-30 01:23:00 -
98:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
リアは突っ立ったまま泣きそうになりながらも怒鳴る。
『別にッッ好きちゃうんやったら別れてもいいしッッ!!何考えてんの一体!!訳わからッッ。。。』
ガンッ!!!
『ん゛ッッ!んッぐッ!!ん゛!?』
カミはリアの腕を引っつかみソファの前のでかい鏡に押し付ける。2005-11-30 01:27:00 -
99:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『ん゛ッッん゛ゥゥゥ!!!』
カミは片手でリアの髪を掴み片手でリアを押し付ける。
リアはカミがいきなりあまりに激しくチゥをするのでびっくりして抵抗する。
唇が離れると同時にカミは
『今度しゃしゃった事ゆーたら犯すょ』と言ってネクタイをピッと直して更衣室から出ていった。2005-11-30 01:33:00 -
100:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
腰が抜けた。
『へぇ(゚Θ゚・)』
リアはヘタヘタと床に崩れ落ちるとそれから何分も放心状態のまま固まっていた2005-11-30 01:36:00