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∞桃尻伯爵∞

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  • 1:

    ぉまめ ◆X/l2UzVPhE

    『だからねー、ユウも忙しいからね?わかるでしょ?アハハ☆わかってるわかってる(。・∀・。)ノうん、ありがと☆じゃ仕事だし切るね、ウンはいはーい☆』

    ポチッッ

    2005-11-26 17:36:00
  • 201:

    名無しさん

    消えてへんしッ?
    http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/yomimono/1132996006/206-210

    2005-12-06 02:19:00
  • 202:

    名無しさん

    ありがとう(^^ゞ

    2005-12-06 02:29:00
  • 203:

    ?さくちゃん☆名無しさん☆皆様ありがとう?書きます?

    2005-12-06 13:39:00
  • 204:

    ボーっとしていると
    ♪♪ロンリン♪♪♪ロンリン♪♪♪♪
    ハッ?(゚Д゚*)
    リアが立ち上がって
    『電話してくる』と言って店を出た。

    2005-12-06 13:41:00
  • 205:

    エイは笑ったりびっくりしながら仕事をしている。
    あの頃より少し太ったかな。
    かわいい笑顔を眺めながらお冷やを口に持っていく。
    時間がしっかり流れている事を身に染みてまた淋しくなった。

    2005-12-06 13:44:00
  • 206:

    たそがれていると、
    電話を終えたのか、リアがドスッと前に座った。
    なんともけわしいやら鬼みたいな顔で、またなんかあったのかと思ったヶド口にはしないで、長かったね、とだけ呟いた。
    店を後にすると、寒い心斎橋を意味もなく歩き、早めに出勤することに。

    2005-12-06 13:48:00
  • 207:

    『おはよ』
    店に入るとカミが居た。
    リアが不貞腐れたままさっさと更衣室へ入る。
    『リア怒らした?』
    『んー。いや?』

    2005-12-06 13:49:00
  • 208:

    『いやぁ、ありゃかなりご立腹よ(。゚∀゚。)』
    『いや?俺なんかしたかな』
    『したからあんな顔してんじゃないの?』
    『んー。ケホッッ。それよりユウなんか有った?』
    ━━━━━━びっくりした。顔に出てる訳もなく、いつも通りに笑顔でも、やっぱりカミには見透かされてる。カミのモテる理由はこうゆう所も多いにあるんだと思う。

    2005-12-06 13:53:00
  • 209:

    『なんもないわよ』
    『あそ。コホッ。そっか。』
    『カミ風邪?』
    『ん。昨日おれ店泊。死んでしまうかと思った(。´v`。)』
    『店泊ねぇ。一人で?』

    2005-12-06 13:56:00
  • 210:

    『タモツが看病してくれた』
    『は(*゚Д゚)?』
    『リア電話でんかったから店で寝てたらなぜかタモツが来て、ン゙ッ。看病してくれた』
    『だからリアキレてんじゃないの!!!』
    『リアはそんな事でキレんでしょ。コホッ』

    2005-12-06 13:59:00
  • 211:

    あき??

    リア-ル???
    おまめちン
    ファイト????

    2005-12-06 13:59:00
  • 212:

    『いやいや、あんたの女やねんからそんな事知ったらキレるでしょ。』
    『やろかな。まぁ彼女、よくわからんからねぇ』

    多分、心配かけたくなかったんだろう。でもそれは間違い。女はきっと、それを『淋しい』って感じるのよ。それが積もるとサヨナラになるの。あの時、エイもそうだったんだろう。

    2005-12-06 14:02:00
  • 213:

    アキ?リアルありがとう??さげて書いてるから解りにくいヶド読んでね?ちなみに???よかったらsageってメールの所にヵキコしてくれたら嬉しぃです?

    2005-12-06 14:05:00
  • 214:

    『ま、カミたん、あんま姫様怒らしなや☆』
    『ユウこそ、相談あったらいつでも聞いたるよ☆』
    『だから(*゚Д゚)なんもないってば!!』
    ちょっと元気になって、笑えて更衣室に入る。
    *+*+*カチャ

    2005-12-06 14:20:00
  • 215:

    ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ

    リアがもたげていた。
    前に座る。
    何分か立った頃、タモツとカリナが入ってきた。
    タモツが異常に元気で、さっきの話と照らし合わすと、微妙な三角関係が目に浮かぶ。
    リアとタモツの間には、見えはしないが稲妻がピリピリと行き交っていた。(。´_`。)ピリピリ

    2005-12-06 14:25:00
  • 216:

    ━仕事が始まる━
    時は師走。
    忘年会もシーズンピーク。女の子はかきいれ時。
    指名も売り上げもここぞとばかりに鰻登り。
    ?1リア?2ユウは凄い勢いで客が入る。

    2005-12-06 14:28:00
  • 217:

    リアには、いつものやる気なしの姿は微塵もなく、
    何かに張り合うかの様に客を入れ売り上げを跳ね上げる。

    『リアさん6組御来店です』
    オープンしてすぐに更衣室にはボーイの声が響く。

    2005-12-06 14:31:00
  • 218:

    ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ

    まだオープンして、2時間程しかたっていない店内はリアとユウの客がひしめく。
    リアがドレスチェンジに更衣室にいる。ユウも同じくドレスチェンジに更衣室。
    『リアやる気満々ね』
    『うん。これ着るためにね』
    リアは先程買ったドレスを取り出す。

    2005-12-06 14:33:00
  • 219:

    『あ、さっきの(。゚∀゚。)』
    『髪もあげよっと』

    『ユウさん3組御来店です』
    『はいはーい。ヘルプでつないでー』

    2005-12-06 14:35:00
  • 220:

    『ユウこそやる気やね』
    ドレスの背中のジップをあげながらリアが言う。
    『まくし立てるわよ』
    リピート買いのテスティモの紅を唇に這わせながら鏡ごしにリアを見る。
    『負ける訳がないわ。あ、ちょっと背中あげて』

    2005-12-06 14:38:00
  • 221:

    リアのドレス姿はハッとするほどに華やかだった。
    確かにシンプルなデザインのドレスだが、華やかな雰囲気を元来持ち合わせたリアは見事なまでに着こなしている。
    緩くアップにした髪型も、胸元は強調されてはいるヶド、がらんと胸元が露骨に下品な露出ではなく、豊かな胸とピンクパールのネックレスがキラキラ輝く。
    『リア、お見事よ』
    『当たり前』

    2005-12-06 14:43:00
  • 222:

    ?休憩です??
    >>205-223が更新分です?

    2005-12-06 14:45:00
  • 223:

    さく

    読みアゲッ?

    2005-12-06 17:18:00
  • 224:

    名無しさん

    2005-12-06 23:54:00
  • 225:

    名無しさん

    2005-12-06 23:56:00
  • 226:

    ◆p.N.KpK04s

    見つけにくいのでage( ゜∀ ゜)

    2005-12-07 10:05:00
  • 227:

    荒らされたら困るのでさげます

    2005-12-07 10:38:00
  • 228:

    名無しさん

    ぁげ

    2005-12-07 12:00:00
  • 229:

    ?さくチァンぉはょ(。´v`。)ノ出来ればsageてヵキコして欲しいです(。゚∀゚。)ぉ願いしますね☆今日も営業頑張って☆

    ◆p.Nサマ(。・v・。)ノ☆ヵキコありがとうございます☆ラブ☆見つけ憎いですょね…(*゚Д゚)でも嵐対策なのでよかったらsageで保存なんかしていただきたいでございます☆読んでくれてありがとうございます☆また名前入りでのヵキコ待ってます☆

    ?名無しサマ?嵐対策ご協力ありがとうございます??また感想スレもsageヵキコ待ってます???

    2005-12-07 12:02:00
  • 230:

    ぉ?名無しサマ??リアルでヵキコありがとうございます?嵐対策なのでよかったらブックマークにしてもらぇたら嬉しぃです?またヵキコ待ってますね??

    2005-12-07 12:04:00
  • 231:

    カツカツカツとリアが出て行った。
    『ユウさんまだですかー』
    『はいはーい』
    ユウは紅をセリーヌのポシェットに世話しなく突っ込む。
    カツカツカツカツカツカツガチャバタン。。。。。

    2005-12-07 18:57:00
  • 232:

    『カミ、』
    『あ、用意出来た?』
    『何組何名?』
    『君が?それとも?1が?』
    小憎らしい顔でユウを下から見上げるモテる男、店長、カミ。

    2005-12-07 18:59:00
  • 233:

    『当たり前な事聞くのね』
    見下ろす。
    『ハハ。ユウさん店内6組13名様、リアさん店内7組9名様です。』
    また小憎らしい顔が見上げている。
    『売りは?』

    2005-12-07 19:02:00
  • 234:

    かがみ腰だったカミはよっこらしょっと背中を伸ばす。
    『んー、?1と?2差額4万6千と端数。やるねユウ』
    『負けてりゃ意味ないのよ』
    『ま、今日がだいたい忘年会ピークだしね。ケホ』
    『リアこの後予定は?』

    2005-12-07 19:06:00
  • 235:

    『なんか要田さんのところでストップかけてるみたい』
    『要田さん?あれ(゚Θ゚・)あそこタモツはヘルプ?』
    ユウはヨッと背中を伸ばしてちら見する。
    『リア姫様が場内入れてとおっしゃりましてね』
    『ふぅん。ブルッッッ(*゚Д゚)うわ寒気した!!!何かたくらんどるぞ!!あの姫様!!!』

    2005-12-07 19:09:00
  • 236:

    『姫は気性が粗ろぅございますから』
    『あんたよく他人事ね。タモツはあんたの事好きやってのに。嫌な奴』
    『あ、そーなの』
    『そーですよ』
    『俺は姫に一途なんでね。』

    2005-12-07 19:19:00
  • 237:

    『ハハッッ』
    ユウはカツカツカツとヒールを鳴らし指名のテーブルへ向かう。
    『イヤン☆ごんちゃんッッ☆お待たせ☆』
    席に付いてリアのテーブルをチェック(。・v・。)ノ
    『今日はユウのためにじゃんじゃん使ったるからなぁ☆』

    2005-12-07 19:22:00
  • 238:

    ?休憩?します?
    >>233-239まで書きました?

    2005-12-07 19:25:00
  • 239:

    名無しさん

    2005-12-07 21:50:00
  • 240:

    ユウは、出せる限りの力を尽くす。
    出された酒はなるべく飲み、強いユウすら酔いしれる程、シャンパンやらバーボンやらウイスキーやら、行く席各々で降りるわ降りるわ。
    フラフラしながらも仕事をこなす。
    『おい、大丈夫なのお前』
    カミの声も、もはやどんちゃん騒ぎの無礼講イベントの勢いに掻き消される。

    2005-12-07 23:49:00
  • 241:

    *+*宴は中盤に差し掛かる。
    『リアさんのテーブル、ロマネおりたらしいよ』
    世話しなく動き廻るヘルプの女の子の囁く声は足音と共に耳に響く。
    『さすが。』
    ユウは下を向き、はにかんだ様に笑った。リアは、いくらプライベートで嫌な事が有ろうと、体が苦しかろうと、絶対に仕事には影響させない。プロ意識は誰にも劣らない。そこが好き。わがままで、ひねくれ者でも、やっぱり好きなのはリアがそんな『カッコイイ』女だからだと思う。今日も。タモツを自分の席に座らせたのも、ある種、自分に対するプロ意識だろう。

    2005-12-07 23:59:00
  • 242:

    体がぐらつく。
    席を立つ。
    『飲み過ぎたかな』
    トイレで鏡に向かって呟く。
    トイレをでるとカミが立っていた。

    2005-12-08 00:00:00
  • 243:

    『君ねぇ』
    『イヤン(。´v`。)カミたん、お説教は嫌よッッ、っと』
    またも体が重心を見失い、ぐらつく。
    『って、ホラ大丈夫?』
    カミの細くごつい手が体を支える。

    2005-12-08 00:03:00
  • 244:

    ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ

    ?中断します??
    >>233-245が今日の更新です?

    2005-12-08 00:04:00
  • 245:

    カミがユウの体を抱き起こし、深いため息をつく。
    『ユウお前なぁ、も…』
    『負けたくないの』
    『ん?』
    『負けたくないのよ』

    2005-12-08 14:22:00
  • 246:

    『…お前らしくないね。』
    うるさい店内から隔離されたトイレの前でカミは背中を壁にもたれかける。
    『そう?きっとリアも同じよ。あたしたちの仕事は、次々と新しく綺麗な色とりどりの華が咲いては散り行くの。旬は一瞬。輝いていられるのはほんの僅かな時間なの。だから、だから負けたくないの。』
    『んー。…リアに?』
    『リアにもよ。』

    2005-12-08 14:27:00
  • 247:

    『にも?』
    『えぇ。リアだけに勝ちたいんじゃないの。』
    『?』
    『欲しいのは称号と自信よ』
    ユウは席に戻る。

    2005-12-08 14:29:00
  • 248:

    *+*+*宴はついに終盤。
    『いや、ユウさん勢いやばくない?』
    『リアさんもヤバイって』
    『どっちが1勝ち取るんやろぉ(。゚∀゚。)気になる』
    『いや、今ほぼ同立首位やろ』

    2005-12-08 14:32:00
  • 249:

    そんなヒソヒソ話しに花を咲かせるも、女の子達は、もはやユウとリアのヘルプ回りに忙しい。
    『ナナちゃん3番ユウヘルプ、シィちゃん11番リアヘルプ回して』
    カミはボーイに的確に指示を回す。

    2005-12-08 14:57:00
  • 250:

    ユウは酔っ払っていた。
    ----ヤバァ…。目が廻るゥゥ
    『ユウさんお願いします』
    ボーイが呼ぶ。
    『ごめんね、よんちゃん。ちょっと行ってきまぁす☆』

    2005-12-08 15:02:00
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